脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『嫌日流』

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/729093.html
遅れをとった。カープさえ勝っていれば

 ネタを準備して用意万端待ち構えている時に限って連敗するのが世の定め。愚痴らず焦らず更新しましょうか。

嫌日流

嫌日流

幻想とじゃれあって 時に傷つくのを

 世界に広がる韓流ムーブメント。それを認めない認めたくない輩の跳梁により、『嫌韓流』なる稀代の愚書がブームを起こしてしまった。これは日本という国が未だ幼稚な未開の国であることの証明であろう。同じ日本人として、まことに汗顔の至りである。本来であればこのような愚か者は、嘲笑され無視されるのがオチであろうが、寛大なる東方礼儀の国は、階段を下り、目線を下げ、噛んで含めて聞かすかの様な叱咤の書を上梓された。我々は兄たる韓国の厚情に感謝し、その指摘を謙虚に受けとめ、跋扈する復古主義者どもを駆逐すべきである。日本のとるべき道は韓日友好以外にありえない。そうウリは思うニダ。


 ウェーハッハ。いやーやはり天然は違いますね。どのページどのコマどの台詞にも突っ込める隙のない完成度は、狙って書かれた養殖ものとは格が違います。今まで養殖ものを旨いと食べていた自身の味覚の幼稚さが本当に恥ずかしく思えます。 
 これだけの釣果を独り占めするのはもったいないので、皆さんに紹介したいと思います。とはいえ竹島問題などの「真面目な」ネタは各所で論破されつくしているので、今回は無視します。


私たちもチョッパリというのはやめるから、お前らも「朝鮮人」というのをやめろ 
 「朝鮮」というのは最高級の罵倒表現だそうです。いいことを教わりました。まあ、この要求のでも、彼らは今度は「ウェノム(倭奴)」と私達を呼ぶだけでしょうけど。


日本の深夜放送では信じられないほど破廉恥な番組が放映されている
 紹介されている内容が完全に企画ものAVです。参考文献はSOFT ON DEMANDあたりでしょうか。エロに国境はありません。


(褌姿の日本の祭りを見て)ここはアフリカか?
 シャベツニダ。と喚くその口でこの台詞。悪口言う時は気をつけましょう。隠しがたい本性がどうしても露になります。



日本には母子相姦もののAVが沢山ある
 儒教が骨の髄まで染み込んでる韓国人にとっては、天地がひっくり返っても犯してはならない大罪のようです。他にも、親父のギャグに突っ込むのに息子が軽くはたいたというのが、日本の道徳的退廃の事例として紹介されている辺り、異文化理解の困難さを実感させます。
 あと、どうでもいい上に、出所も怪しいネタですが、諸外国では近親相姦の事例は男親の娘への強姦が一位を占めるのに対し、唯一日本では兄弟間での和姦(特に兄→妹)がトップになるという話を聞いたことがあります。これなんか、日本の近親相姦(特に同世代間)に対する禁忌の薄さのいい証拠ではないでしょうか。儒教一色の韓国と未だ原始宗教たる神道の影響力の強く残る日本。相互理解のその日は遠そうです。


日本は近く沈没する。ソースはエドガー=ケイシー。
個人的に今回最大のヒット。何年前の話だ。とかエスパーの予言と学者を一緒に並べるな。とか色々言いたいことはありますが、ホント韓国人は、「日本沈没」ネタが大好きですね。今度の映画化に当たって韓国資本からの大量の援助があったという噂もあながち嘘じゃないかもしれません。

遥かなる想いを吼える

 絵が変だとか、事実関係間違いの指摘とか、時代錯誤の日本認識とか抜きにしてもこれだけネタがあるんだから相当なものです。表紙オビ推薦文にまで仕込まれた数々のネタはどれもクオリティが高く、有学書林の編集者のセンスの良さを感じさせます。事実関係の指摘と耳タコなネタに終始して、良質な韓国ネタを面白くもない啓蒙の書に堕落させてしまった山野車輪氏には猛省を促したいです。『嫌韓流』がスポイルしてしまった韓国の魅力が目一杯詰まった名著です。
 
 しかし、悪口は自身の鏡というのは本当のことで、この一冊を読むだけで、韓国人の持つコンプレックス・願望がすべて透けて見えてきます。更に、自分だったらこうやる、だからやつらもきっとこうやってるに違いないと、悪事の手口を全部暴露してくれています。反面教師とはこういうことをいうのでしょう。
 私たちも気をつけようじゃありませんか。あなたが「糞チョン」と罵る相手の瞳には、出っ歯で貧相な曖昧な薄ら笑いを浮かべた倭人が映っているのですから。

今日の一行知識

剣道と柔道と茶道と武士道としゃぶしゃぶと沢庵とソメイヨシノ八咫烏とアトムと生け花とイギリス人の起源は韓国
ゴルフが中国起源なのだけはガチ*1。呉竜府は偉大です。

Mugen

Mugen

YouTube

*1:「武術から生まれたスポーツ」『スポーツ起源異聞』民明書房