脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『実録女の性犯罪』

【悲報】台湾有事、ガチで来そう:暇つぶしニュース
春節終わって落ち着いたら真面目にきな臭いんだよなあ。桑原桑原。


 春一番吹いて一気に春の気配。寒いのも嫌いではないですが、やっぱり暖かくなってくると心浮きたちますね。

誰が私に罪だと言うの

 淫行・乳児遺棄・ストーカー・痴情のもつれ・詐欺師・サイコパス・ネオン街のトラブルetc性犯罪は男の専売特許にあらず。女が主役の性犯罪列伝ここに開帳。


 最近ちょっと重めの本を読むことが多かったので、開き直ってぶっちぎって完全無欠の娯楽本に手を出してみました。何しおう『週刊実話』の連載から女性が主人公の事件を抽出してまとめた清く正しい読み捨て本。徹頭徹尾下品で下劣な内容を綺麗にパッケージングして最低限の品位を保っているように思わせる文章力はまさに匠の業。職人芸として後世に伝承すべきではないでしょうかと割と本気で思いました。で内容自体の感想は、出てくる男どもが洩れなく、救いがたいクズか、下心で判断能力喪失した底抜けのアホかの二択なんで、基本的に全く誰にも同情できません。なので、上から目線でプゲラするのが正しい読み方なんでしょうが、正直引っかからずに済むと断言できるほど志操堅固でもないので、さあどうしたもんやらと。まあそんな七面倒くさいこと言わず読み捨てるのが一番なんでしょうけどね。

恋が罪ならこの世は無情

 ラーメン屋や場末の居酒屋で油煙に塗れて転がってるのが実によく似合ういわゆる俗悪本ですが、たまに読むと中々いいもんですね。知的好奇心を満たしたり、思索のとば口にしたりするのだけが読書の楽しみ方ではないのだと再確認させてくれます。一人飯や一人呑みのお供が携帯になってしまって久しいですが、久しぶりにこういった読み捨て本を片手に飲み食いするのもいいかもしれませんね。