脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

サクラチヨノオー

中小企業が日本の経済を支えてる!とかいう大嘘、ゾンビ企業を無理やり生かす意味って何?:哲学ニュースnwk
大手がコンプラと費用対効果で手を出さない非定型の汚れ仕事を回してるのは中小企業です。と弱小経営者が吠えてみる。


 40超えてから日跨ぎの夜更かしはマジで翌々日まで祟って泣きそうになる。ああ、若いっていいなあ。

自分らしく進もうほらノートに書いとこう

ウマ娘

サクラチヨノオー
 素直で良い子で普通なウマ娘マルゼンスキー*1に憧れており、彼女に挑戦できる自分になるため、ひたむきに努力を重ねている。日課は、日々の気づきを格言にして記録すること。気づきがしたためられた通称・チヨノートには、絶妙に伝わらない例えが書き連ねられている。
cv.野口瑠璃子*2


 誰が呼んだか大型犬系ウマ娘。その人懐っこさといい意味でのお馬鹿さに撃墜される男は多いのではないでしょうか。そのほんわかとした雰囲気とは裏腹に育成シナリオはかなりのシリアスモード。憧れからライバルへと階梯を登りマルゼンスキーを再び「現役」復帰させるその姿は、まさにマルゼンスキーのアナザーエンド。とそれだけでも濃厚なシナリオですが、そこから今まで避けられてきたピークアウトしてしまったウマ娘の悲哀と葛藤という禁断のテーマにも踏み込むんだからもうお腹一杯。あなたも是非GETしてそのギャップにやられちゃってください。

原作

サクラチヨノオー
 昭和六十(1985)~平成二十四(2012)年。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:鹿毛。父マルゼンスキー*3、母サクラセダン*4、母の父セダン*5。生国:日本(北海道静内町)、生産者:谷岡牧場。馬主:株式会社さくらコマース、調教師:境勝太郎*6美浦)。
 日本の競走馬、種牡馬東京優駿日本ダービー)(1988)(GI)優勝馬。他に弥生賞('88)(GII)、朝日杯3歳ステークス('87)(GI)を制した。 (wikipediaより修整引用)


 ダービー燃え尽き組の一員と言ってしまうと怒られるでしょうか。朝日杯3歳S弥生賞を制し3強の一角を形成するも伏兵ヤエノムテキの強襲に敗れ惜敗。続くダービーでは3番人気から雪辱を晴らし、父マルゼンスキーの「忘れ物」を無事回収するという見事なダービー馬への物語。ただそこで力を使い果たしたか故障し、翌年復帰するも全く振るわずそのまま引退。重賞勝ち馬は何頭か輩出するも種牡馬になれる子はおらずと淋しい出来。ついでに同期がサッカーボーイとか平成三強とかの華と実力を兼備する化物揃いだった所為で人気と知名度も微妙とちょっと可哀想なことに。ウマ娘で再度スポットライト当てられて良かったねと思えるお馬さんなんじゃないかと思います。

馬名の由来

株式会社さくらコマース
 東京都府中市に本社を置く企業。「さくらグループ」として、焼肉のたれなどを製造する食品メーカー「モランボン」などの関連企業がある。会社名義で競馬の競走馬を保有し、「サクラ」の冠名をつけて走らせていることで知られている。
 会社の生みの親である、全演植*7・鎭植*8兄弟は朝鮮全羅南道出身*9。1941日本に渡り、太平洋戦争後に闇市での麦芽飴の製造販売を皮切りに、北多摩郡府中町*10を拠点に各種事業を展開した。'51.3弟・鎭植は父と兄・演植の3人で「さくら遊技場」というパチンコ店を開店した。'58.3スーパーマーケット「さくらコマース*111号店がオープン。'93.12兄・演植が死去。その息子の尚烈*12が'84から会社を引き継いでいる。2005焼肉店などの外食産業部門をグループ会社のモランボンへ移管し、さくらコマースとしては飲食店経営から撤退した。(wikipediaより修整引用)

千代の富士
 元大相撲力士、第58代横綱。逝去時は年寄九重、日本相撲協会理事であった。本名は秋元貢、愛称は「ウルフ」。
 1970.9初土俵。昭和50年九月場所新入幕。昭和56年七月場所横綱昇進。速攻、豪快な投げで見せる圧倒的な強さと、183cm126kgの小柄でワイルドなマスクから国民的熱狂を呼んだ(ウルフフィーバー)。1984成績がやや低迷し、一時限界説も流れたが、'85.1全勝優勝でスタート。30歳を迎えてから本当の黄金期がおとずれる。'86.5~'87.1 5連覇を達成。'88.5-11 53連勝を達成。'88.11千秋楽に大乃国*13に敗れ連勝がストップした取り組みが昭和最後の一番となった。これは2010白鵬*14に破られるまで20年以上戦後最高の記録であった。平成元年9月場所には通算勝ち星の新記録を達成し、相撲界初となる国民栄誉賞を贈られた。同時に一代年寄が承認されたが辞退*15。同年3回の優勝を果たすが、ここから緩やかに力が衰えていき'90.11の優勝が最後の優勝となる。'91.1 4日目から休場、'91.3全休。'91.5進退をかけて臨むが初日18歳の新鋭貴花田*16(後の横綱貴乃花)に敗れ、4日目に同部屋の貴闘力*17に敗れた一番を最後に現役を引退。引退会見の「体力の限界! 気力も無くなり…引退することとなりました」という台詞は有名。引退直後には廻しを締めて後輩達に稽古をつけていたが、その稽古内容のあまりの充実ぶりに師匠(北の富士*18)は「現役以上じゃないか、引退させるのは早かったな」と語ったという。幕内優勝31回は史上2位、53連勝は史上5位、通算1045勝は史上2位、横綱在位59場所。双葉山*19大鵬*20北の湖*21などと並ぶ昭和の大横綱の一人に数えられる。
 引退後は当初は陣幕を襲名し部屋付き親方に、1年後に師匠と名跡交換して九重親方となり大関千代大海*22などを育てた。次女・秋元梢*23は現在、モデルとして活躍している。2016.7.31膵臓がんの為東京都内の病院で死去。享年61歳。九重の名跡は弟子の千代大海が襲名した。(ニコニコ大百科より修整引用)


①㋐君主の称号。おおきみ。(帝より一等下)
 ㋑道徳を以て天下を率いる者。
天皇
③皇族の一種。親王宣下のない皇族男子。旧皇室典範では五世(1947制定の新法では三世)以下の皇族の男子
④首位にあるもの第一人者。
⑤将棋の駒の、王将。
(『広辞苑 第五版』より引用)


 サクラの冠名とオーの敬称に挟まれたその名は稀代の名横綱千代の富士に因んだもの。名付けられた1986年はちょうどウルフフィーバーも一段落して五場所連続優勝の全盛期の真っただ中。キン肉マンにもパロディのウルフマンなんてのいましたし、千代の富士の当時の人気ぶりが偲ばれます。

夢来たりなば春遠からじだから

 ボディビルのパンプアップされた筋肉や細マッチョもいいですが、個人的には格闘家として理想の体型は筋肉の上に脂肪をまとったデカさこそが至高の姿だと信じて疑いません。その意味では千代の富士こそが最高の格闘家の姿です。千代の富士異種格闘技戦で無双する姿見てみたかったなあ。


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*1:スーパーカーや怪物の異名を持つウマ娘。その圧倒的な実力から孤立気味でありライバルに餓えている。

*2:アーツビジョン所属。代表作:七色マルチ(『BEYBLADE X』)、サリー(『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』)、中村希(『球詠』)他。

*3:生涯成績:8戦8勝、獲得賞金:7660万1000円。父Nijinsky、母シル、母の父Buckpasser。主な勝鞍:朝日杯3歳S('76)・日本短波賞('77)。主な産駒:レオダーバンホリスキースズカコバン

*4:生涯成績:26戦6勝。父セダン、母スワンズウッドグローヴ、母の父Grey Sovereign。主な勝鞍:中山牝馬S('76)。主な産駒:サクラホクトオーサクラトウコウ・サクラタカオー

*5:生涯成績:20戦13勝。父Prince Bio、母Staffa、母の父Orsenigo。主な勝鞍:デルビーイタリアーノ(1958)・ ミラノ大賞典('58)・ジョッキークラブ大賞('59)。主な産駒:コーネルランサー・アイフルスリージャイアンツ

*6:騎手通算勝利:3070戦540勝、調教師通算勝利:5202戦656勝。主な勝鞍:天皇賞(1953秋)・桜花賞('50)・ 農商務省賞典('44)。主な管理馬:サクラローレルサクラバクシンオーサクラチトセオー

*7:在日本朝鮮人総聯合会副議長。朝鮮民主主義人民共和国愛国賞。府中近郊を中心にパチンコ・スーパーマーケットを展開するさくらコマースを創業し、朝鮮総連の大物として経済界に重きをなした。

*8:さくらコマース第2代社長。兄全演植との二人三脚でさくらグループを創立し、在日の大物として経済界に存在感を示した。

*9:演植は「慶尚南道生まれ」であるとする文献も存在する

*10:現:府中市

*11:開業当時の店名は「さくら食品デパート」

*12:さくらコマース代表取締役。父全演植。父から受け継いださくらグループを安定経営に導いた。

*13:芝田山親方。最高位:横綱(第62代)。通算幕内戦歴:426勝228敗105休。旧四股名:大ノ国。主な成績:幕内最高優勝(1987.5・'88.3)、殊勲賞('83.11・'84.11・'84.3、'84.7、'85.5)、敢闘賞('84.3、'85.7)。

*14:宮城野親方。最高位:横綱(第69代)。通算幕内成績:1093勝199敗253休。主な成績:幕内最高優勝(2006.5・'07.3・'07.5・'07.9・'07.11・'08.1・'08.7・'08.9・'08.11・'09.3・'09.7・'09.11・'10.3・'10.5・'10.7・'10.9・'10.11・'11.1・'11.5・'11.9・'11.11・'12.3・'12.11・'13.3・'13.5・'13.7・'13.9・'14.1・'14.5・'14.7・'14.9・'14.11・'15.1・'15.3・'15.7・'16.3・'16.5・'17.5・'17.7・'17.11・'18.9・'19.3・'19.11・'20.3・'21.7)、殊勲賞('04.11・'06.1・'06.3)・敢闘賞('04.5)・技能賞('05.1・'06.3)。

*15:もともと師匠と九重を継承する話がついていたため

*16:貴乃花光司貴乃花道場理事。貴乃花事務所所属。最高位:横綱(第65代)。通算幕内成績:701勝217敗201休。旧四股名貴ノ花。主な成績:幕内最高優勝(1992.1・'92.9・'93.5・'94.1・'94.5・'94.9・'94.11・'95.1・'95.5・'95.7・'95.9・'96.3・'96.5・'96.7・'96.9・'97.3・'97.7・'97.9・'98.7・'98.9・2001.1・'01.5)、 殊勲賞(1991.5・'91.7・'92.1・'92.9)・敢闘賞('91.3・'92.1)・技能賞('91.3・'91.7・'92.1)。

*17:忠茂。焼肉ドラゴオーナー。伝元所属。最高位:東関脇。幕内通算成績:505勝500敗。主な成績:幕内最高優勝(2000.3)、殊勲賞(1991.3・'97.7・2000.3)・敢闘賞(1990.9・'91.5・'91.7・'94.3・'94.5・'94.7・'96.1・'96.7・'96.9・2000.3)・技能賞(1993.5)。

*18:勝昭。最高位:横綱(第52代)。幕内通算成績:592勝294敗62休。主な成績:幕内最高優勝(1967.3・'69.11・'70.1・'70.5・'70.7・'71.5・'71.9・'71.11・'72.9・'73.3)、殊勲賞('66.1・'66.3)・敢闘賞('64.1)・技能賞('64.5・'64.11・'66.5)。代表作:『大相撲中継』 (解説)。

*19:龝吉定次。第35代横綱従四位。幕内生涯成績:76勝68敗1分33休。主な成績:幕内最高優勝(1936.5・'37.1・'37.5・'38.1・'38.5・'39.5・'40.1・'41.1・'42.1・'42.5・'43.1・'43.5)。

*20:納谷幸喜。第48代横綱。幕内生涯成績:746勝144敗136休。旧名:イヴァーン・マルキャノヴィチ・ボリシコ。主な成績:幕内最高優勝(1960.11・'61.7・'61.9・'61.11・'62.1・'62.7・'62.9・'62.11・'63.1・'63.3・'63.5・'64.1・'64.3・'64.9・'64.11・'65.3・'65.7・'65.11・'66.3・'66.5・'66.7・'66.9・'66.11・'67.1・'67.5・'67.9・'68.9・'68.11・'69.1・'69.5・'70.3・'71.1)、敢闘賞('60.1・'60.5)・技能賞('60.9)。

*21:小畑敏満。相撲協会第9・12代理事長。第55代横綱従四位。主な成績:幕内最高優勝(1974.1・'74.5・'75.1・'75.5・'76.1・'76.5・'76.11・'77.3・'77.9・'78.1・'78.3・'78.5・'78.7・'78.9・'79.1・'79.3・'79.9・'80.3・'80.5・'80.7・'81.3・'81.5月・'82.1・'84.5)、殊勲賞('73.11・'74.1)・敢闘賞('73.3)。

*22:九重親方。最高位:東大関。通算幕内戦歴:597勝402敗115休。主な成績:幕内最高優勝(1999.1・2002.7・'03.3)、殊勲賞(1999.1)・敢闘賞('99.1)、技能賞('98.3・'98.7・'98.9)。

*23:レプロエンタテインメント所属。代表作:『PRETTY STYLE』(専属モデル)他。