【YOASOBIアイドル】日本レコード大賞とかいうゴミみたいな賞←受賞する方が汚点だと話題に:ハムスター速報
レコード大賞も落ちたもんだって書こうとしましたが、過去の受賞作見ても前世紀から大概酷いですね、これ。
本年最後の更新。今年も一年ありがとうございました。来年も倍旧のご愛顧賜れると幸いです。
勇気をたばねて前を向いていくだけ
寺の息子蒼月潮はある日倉庫の地下室で「獣の槍」を抜いてしまい封印されていた妖怪「とら」を解き放ってしまう。運命に導かれ大妖「白面の者」との戦いに導かれる一人と一匹の物語の結末はいかに。
実家に残してきた過去の名作を読み直そうのコーナー。今回は「いつかお前を食ってやる」のツンデレ系バディもののパイオニアにして到達点なうしおととらを再読。鬼太郎的な日本古来の妖怪退治と見せかけておいてその本質は『鬼滅の刃』的な圧倒的戦力のラスボスを倒すための布石収集の物語。今の目で見ると雑さと紙一重の狂気のテンポ感にかなり違和感を覚えますが、その伏線が一気に収束していく最終決戦の感動たるや！と能書き垂れてても仕方ないので、お気に入りの章を紹介
- 「とら街へゆく」：餓眠様編。とにかく真由子が可愛くてとらがかっこいい。個人的にうしとらのヒロインは真由子の方です。
- 「ヤツは空にいる」「時限鉄道」：衾編と山魚編。トラベルディザスターものの傑作。続けて読むと作者の漫画力が爆上がりしてるの見て取れて面白かったり
- 「おまえは其処で乾いてゆけ」：なまはげ編。個人的うしとら最高の名台詞「おまえはそこでかわいてゆけ」の出典。正直そこ以外は見どころないのは内緒だ
- 「檄召～獣の槍破壊のこと」：キリオ編。地味に貴重な日輪や流の活躍を堪能できるお話。とりあえず錬金術は男の子のあこがれだよねと。斗和子も実に魅力的な敵キャラだったんで生き延びて敵幹部化してほしかったなあ。あと獣の槍復活シーンの「来い！」は問答無用のカッコよさです。
- 「外堂の印」：お外堂さん編。敵も話もしょぼいし本筋にも一切からまないんですが、ゲストヒロインの設楽水乃緒がとにかく
エロい魅力的。その節は大層お世話になりました。 - 「獣群復活」：紅煉登場編。最終決戦前に紅煉に黒炎と敵幹部および強めの雑魚キャラ追加回。紅煉のデザインと設定はうしとら最高傑作だと思う
- 「鳴動門開門す」・「太陽に命とどくまで」・「うしおととら」：最終決戦！今まで縁を結んできたゲストキャラや元敵役が大集合でラスボスを追い詰める少年漫画の金字塔。これに感動できない奴とは絶対に友達になれない。
という訳で、中盤ド派手にだれるわ、最終章に入ってからの鬱展開が救いがなさすぎる上に長いわと途中なかなかしんどいですが、それを乗り越えた先の感動は唯一無二。是非一度ご一読を。
俺の夢じゃまするヤツらでいっぱい
最終決戦の完成度と熱さは最近ようやく『鬼滅の刃』が並んだかなって位の大傑作。ただその幻影を追い求めすぎて最終決戦だれまくる長期連載作品が多すぎるように感じます。誰とは言いませんが『銀魂』とか。そう考えると名作ってのはある種の呪いなのかもしれませんね。
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