脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『トンデモ本女の世界』

【クルド人の国】埼玉県川口市の警察 外国人犯罪者に舐められまくってて草:ハムスター速報
何度か警察屋さんとやり取りさせてもらったことあるんですが、あの組織って形式主義の権化で複雑怪奇で意味不明な手続き多すぎて、外国人相手だと起訴まで持ってくのほぼムリゲーなんで及び腰になるの分かるんですよねえ。そろそろ「桜の代紋背負った正義のヤクザ」としての誇りと権能を取り戻して欲しいんですが。


 深夜の国道走る度に思うんですが、トラックの同一速度での2車線並走はマジやめて欲しい。

嗚呼… 朱い空を征く白い旅鳥よお前は【辿り着くべき場所】をしっているのかい?

 『女が「いい女」であるために』・『10キロならすぐやせられる』・『処女懐胎の秘密』・『猫と英会話』・『慶応幼稚舎合格バイブル』・『悪の恋愛術』etc「女」たるものトンデモ本に萌えずしてどうする。


 と学会黄金期に出された女性向けというか女性が好きそうなテーマを集めた軽めの一冊。本流が山本会長の知識と正義感で正直気軽に読めるものではなくなりつつあった時期に、敢えて軽佻浮薄なテーマで挑むというのは中々の慧眼だったのではないでしょうか。執筆陣も脂の乗り切った唐沢俊一を筆頭に肩肘張らない筆致が素敵な植木不等式に新進気鋭の稗田おんまゆらとかなり豪華。ただ、執筆陣が前述の稗田おんまゆら女史を除いては全員男性、フェミニズムに関しては「フェミニズム系の本などにニューサイエンスの流れをくむ、そのテのものが多く迷いこんでいる。ただ、これらの本の批評はヒジョーに難しい。ある特定のフェミニズム論の中のトンデモを指摘してそこにツッコミを入れるだけで、フェミニズム運動全体への批判と受け取られ、女性の敵と見做される危険性を常にはらんでいるのである」と及び腰でほぼスルーと全体的に片手落ちな感も否めません。とは言え、四半世紀の時を超えた今でも普通に面白く読めるので是非ご一読を。今じゃあこんなテーマの本危な過ぎて出せないでしょうしね。

嗚呼… 連れて行っておくれ置いていかないで

 女って生き物はよくわからんと中高を男子校で過ごし、大人になってからも一切持てなかった、四十絡みのチョンガーはつくづく思うのでした。


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