痛いニュース(ノ∀`) : ポケモンカード、鑑定不能の偽造カードが出回り大手が相次いで買取停止に・・・価格暴落中 - ライブドアブログ
思ってたより早くにバブルはじけそうですね。っつーか、若い業界だからか仁義もプライドも一切感じさせない損切りを大手が率先してやってて流石にえげつないなあと。
アイドリング状態だったプロジェクトがもう一個稼働開始。嬉しいことに資料調査担当となりましたので、これから大手を振って国会図書館に籠ろうと思います。さあ、まず何から読もうかなあ。
ごらんみどりの地平線そうだぼくらの故郷は地球
宣弘社
1950年代から1970年代にかけて日本のテレビ映画の制作を手がけていた制作プロダクションで、現在はその著作権管理(ライツ)を事業とする企業である。もともと、広告代理店として創業したが、平成十四(2002)年にこの部門は別会社「サン宣弘社(現:電通アドギア)」に譲渡している。現在、源流を汲む電通アドギアは東京都中央区銀座に本社を構える。戦後、ネオンサインなどの屋外広告事業を中心として発展。その後、ラジオやテレビの番組製作に携わり、街頭テレビの設置なども推め、日本の放送事業の発展に寄与した。
長年国産初のテレビ映画と称されていた『月光仮面』を企画制作したことでも知られる。厳密には、子会社である宣弘社プロダクションが制作母体であるが、企画部門は宣弘社にあった。『遊星王子』等の「製作」にクレジットされていた「小林利雄」*1は当時同社の代表取締役社長であり、脚本の「伊上勝」は当時の企画課長井上正喜*2のペンネームでのちに脚本家として独立した。のちの作詞家阿久悠*3は新卒から7年間、この企画課に所属した。
2002サントリー(現・サントリーホールディングス)とサン・アドが宣弘社の広告代理店事業を買収し、新設した「サン宣弘社」へ承継。宣弘社が著作権を有する旧作作品については宣弘企画へ社名変更のうえ引き続き権利管理を継続する形となった。サン宣弘社は'03.4.11電通が資本参画し、'05.4.1「アドギア」*4へ改称。中堅広告代理店として製作委員会への出資などを継続していたが、2010年までに電通がサントリーから持分を買取し*5電通グループとなる。'11.4屋外広告の製作とセールスプロモーション(販売促進活動)に特化した広告会社として再出発することになり「電通アドギア」へ改称。現在に至る。
一方、上記経緯により「宣弘」の名を冠した同根企業がなくなったことで混同の恐れもなくなったことと、旧宣弘社のテレビ映画製作50周年を節目として宣弘企画は'08.7.8社名を変更、「宣弘社」の名前が復活した。現在はテレビ番組の制作は行わず、過去に制作した番組の著作権管理や、DVDソフト・キャラクターグッズの企画が主な業務となっている。(wikipediaより修整引用)
斯界の旗手岩佐陽一氏による宣弘社ヒーローの列伝。例によって例のごとく膨大な資料と取材とで同作群を語るには必読!な一冊なのですが、如何せん自分のこれらへの知識が『怪獣VOW』とまりなのでなんとも。あと、表紙やタイトルにもなってる通り、シルバー仮面・アイアンキング・レッドバロンが看板なのですが、インタビューを読んだりする限りでは、社長さんの思い入れや歴史的意義的には月光仮面とか快傑ハリマオとか隠密同心とかの非特撮系の方が明らかに強そうなのがなんとも苦笑。特撮ブームのおかげでそうやって埋もれるしかなかった作品を日陰とは言え、多少なりとも陽の当たる場所に引っ張り上げれたと思うのが、この本の価値なのではないでしょうか。そんな能書き抜きにしてファンと研究者にとっては言うまでもなく必読な一冊ではありますが。
淋しいときには呼んでみる
ジャリ番と呼ばれて蔑まれたアニメや特撮が今となっては同時代の作品の中で一番の知名度と集客力を誇るってのは何とも皮肉な限り。広く浅く多くの人に親しまれ一瞬で消費され切るのと、狭くて深くて濃いファンにリーチして長く語り継がれるのとどっちが作品にとって幸せなんでしょうね。
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