脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『仮面ライダーV3大全』

銀魂の実写映画化に対する空知英秋先生のコメントwwwwwwwwwwwwwww:ハムスター速報
自身の作品とファンに対する信頼と愛情のこもった名コメント。アニメに匹敵する怪作になれるか。


 祝『スーパーロボット大戦OG ムーンデュエラーズ』発売。しばらく付き合い悪くなると思いますが友人各位は乞御容赦。


SRWOGMD進捗

  • 第7話「光るグランティード」アル=ヴァンと交戦中。トップエース:ラミア=ラヴレス@ヴァイサーガ。

仮面ライダーV3大全

仮面ライダーV3大全

風のうなりに血が叫び力の限りぶち当たる

 仮面ライダー1号・本郷猛と同2号・一文字隼人の活躍により、世界征服を目論んだ悪の秘密結社ゲルショッカーの野望は潰えた。しかし、新たな悪の組織デストロンの台頭により再び世界は英雄を必要とするように。立て仮面ライダーV3・風見志郎。日本の平和は君の双肩にかかっている。


 今に続く仮面ライダーシリーズの最高峰との呼び声も高い『仮面ライダーV3』の解説研究本。豊富な資料を駆使した愛情に満ちた解説で、史料としてもファンブックとしても超一級品。ドクトルG時代サソリのモチーフを全面に押し出してたしデザインもどう見ても蠍なのになぜカニレーザー?とか、ツバサ一族なのになぜ植物モチーフのバショウガン?とか誰もが思いつく突っ込みをオフィシャルに怖じずにぶっこんでるあたり編者の岩佐陽一の剛腕を感じさせます。前半の飛ぶ鳥を落とす勢いだったドクトルG率いる機械と生物の合成怪人路線の大成功を投げ捨てて、明らかな大迷走のキバ一族・ツバサ一族編に突入したのかの分析がしっかりされてるのも◎。イケイケドンドンの有頂天の時の会議って怖いですね。
 以上オフィシャルに媚びずファンダムに堕さないノンフィクションと呼べる域に達した解説本の紹介でした。未見の方も病膏肓に入った筋金入りの方も是非ご一読を。

正義と愛が世界を守る

 ああ何故こうも昭和特撮は魅力的なのでしょうか。最近のドラマツルギーもしっかり構築された隙のない特撮もそれはそれで楽しいのですが、やっぱりあのチープさは謎の中毒性があります。実際の作品見なくても怪獣図鑑や怪人図鑑眺めてるだけで恍惚のトリップできるもんなあ。もし自分に男の子が生まれたらきっと一緒にDVD見てる自信があります。

仮面ライダー主題歌大全集

仮面ライダー主題歌大全集

帰って来た今日の一行知識

風見志郎の「仮面ライダーブイスリャー」の名乗りもドクトルGの「仮面ラーイダV3」の訛りも俳優のアドリブ
やっぱりいい作品は俳優さんがノリノリでやってるのが見て分かるんでいいですね。