脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

Alive A lifeとおおきく振りかぶってと麻木久仁子について

【画像あり】何気に窪塚洋介が好青年っぽくイメチェンしてた件【I can fly】 | 2ちゃんねる映画ブログ
こんなの僕らの愛したキングぢゃないやい。


 こないだ所要で大阪行った時気付いたんですが、何で大阪の地下鉄の車内広告は殆どが債務整理とか過払い金返済専門の弁護士事務所の広告なんでしょうか?深く考えんどこ。

ずっとドラマティックな奇跡を探して

Alive A life+龍騎+OP

Alive A life - 脱積読宣言

Alive A life
唄:松本梨香*1、作詞:海老根祐子*2、作曲:和田耕平*3、編曲:和田耕平・本田嘉津也。
テレビ朝日系連続ドラマ『仮面ライダー龍騎』オープニング主題歌・テレビ朝日系特別ドラマ『仮面ライダー龍騎スペシャル 13 RIDERS』オープニング主題歌。
収録音源:『Alive A life』、『仮面ライダー龍騎 ソングコレクション』、『Last Message 仮面ライダー龍騎 コンプリートCD-BOX』、『仮面ライダー 主題歌大全集』、『SINGLE HITS COLLECTION 〜BEST OF avex anime〜 GOLD』、『スーパーヒーロークロニクルシリーズ 仮面ライダー 主題歌・挿入歌大全集 Ⅲ』、『CDツイン 仮面ライダーシリーズ』、『仮面ライダー オープニングテーマソング集』、『永久保存版 仮面ライダー 全主題歌集』、『平成仮面ライダー Song BEST』
歌詞はこちら

仮面ライダー龍騎
原作:石ノ森章太郎*4、制作:テレビ朝日東映ASATSU-DK
プロデューサー:圓井一夫・中曽根千治・白倉伸一郎・武部直美、特撮監督:佛田洋*5、キャラクターデザイン:早瀬マサト*6PLEX、クリーチャーデザイン:篠原保*7、音楽:丸山和範*8渡部チェル*9
メインキャスト
城戸真司:須賀貴匡*10、秋山蓮:松田悟志*11、神崎優衣:杉山彩乃*12、浅倉威:萩野崇*13、神崎士郎:菊地謙三郎*14

 平成ライダー初期の傑作仮面ライダー龍騎の主題歌。松本姐さんのドスの利いた歌声と実にavexavexしたひたすら軽い曲調がベストマッチした名曲。avexの割には歌詞もしっかり本編に準じてて二重丸。
 主人公名を連呼する古き良き特ソンを主題歌とするクウガ・アギトの前時代性を断ち切り、スタイリッシュな新たなライダー像へと飛翔した龍騎を象徴するエポックメイキングな主題歌です。avexに主題歌を売り渡す際に丸投げせず、松本梨香という「こちら側」の人間を起用させたことが、以後のavexの暴走を防ぎ、「Justiφ's」「ROUND ZERO」「ELEMENTS」「CLIMAX JUMP」と続く、平成ライダー名曲の系譜を生み出したと言っても過言ではないでしょう。力強く爽やかないい意味で特ソン臭くない名曲なのでノンケの人も是非ご一聴を。

おおきく振りかぶって

箸休め - 脱積読宣言

おおきく振りかぶって
 月刊アフタヌーンにて2003年11月号より連載中のひぐちアサ*15作の野球漫画。2006年第10回手塚治虫文化賞「新生賞」受賞。2007年第31回講談社漫画賞一般部門受賞。文化庁メディア芸術祭10周年記念企画「日本のメディア芸術100選」マンガ部門に選出。
 公立高校の新設硬式野球部を舞台に、甲子園優勝を目指す主人公たちの成長を描く。新入生ばかり10人の無名の野球部が甲子園を目指すという王道を受け継ぐ筋書きながら、 斬新な表現方法により「全く新しいタイプの野球漫画」「描き尽くされたと思われていた野球漫画に新風を吹き込んだ」と評価される。
 主人公である投手*16の弱気で卑屈といったこれまでの野球漫画の主人公においてまず考えられない性格や、メンタルトレーニングなどのスポーツ心理学に焦点をあてていること、ライバル含む各選手の感情の起伏などといったメンタル面に比重を置き表情豊かで繊細な心理描写が見られること、父母会・家庭・応援団の描写や高校のクラブ活動としての日常描写にも試合同様に多くのページが割かれることなどが大きな特徴。
 試合描写は論理的と評されることが多く、一球ごとの細かな読み合いによる心理戦が展開される。主要な試合では途中のイニングを飛ばして描写されることもなく、ほぼすべての打席の結果が分かるのも特徴。配球も詳しく描かれている。
 舞台となっている埼玉県立西浦高校は、作者の母校である埼玉県立浦和西高等学校がモデルで、作中に登場する校舎や駅や球場はほぼ現実のものに基づいている。軟式野球部から硬式野球部に変わったことや、グラウンドの風景なども実物にかなり忠実に再現されている。作者自身も頻繁に母校の野球部を訪れ、練習などを長期取材している。(wikipediaより引用)

 ひぐちアサの描く爽やか野球マンガ。女性作家らしい繊細な筆致で描かれる野蛮な高校野球の世界は何とも言えない味があります。技術とか才能ではなく感情が勝負を決する重要なファクターとなるというのは、野球マンガに限らずとも、スポーツやバトルマンガにおけるかなりのパラダイムシフトではないでしょうか。根性とか愛や友情とかの精神論ではなく、やる気とか緊張とかをいかに制御し味方につけるのかという感情コントロールをマンガで表現できているのは素直に凄いと思います。
 詳細に描かれた部活としての高校野球は、非常に微笑ましく、根っからの文系人間の私には眩しく羨ましく映ります。ごく一部の主要キャラ以外は上手くキャラ立ちしてないとか、乗り越えるべきライバル校・強豪校の強さが正直実感しづらいとか、自分の中で物語が肥大しすぎて、読者に上手くそれが伝わらない、女性の描く同人臭い読みづらさはありますが、それを差し引いても、名作と言えるでしょう。少なくとも最近のドカベンやメジャーなんかと比べるのも悲しいくらいの出来です。丁寧に書きすぎて、話が全く進まないのはどうかと思いますが。
 魔球とか世界を震撼させる超高校級の怪物とか魂を削るような死闘とかの「男の子」した展開は皆無ですが、繊細な心情描写は今までの野球マンガにはなかったもの。女性の目で見た野球の醍醐味を堪能しましょう。いつまでも野球を男の占有物にしておくのはナンセンスです。
 

おおきく振りかぶって (1)

おおきく振りかぶって (1)

麻木久仁子華族

破れさびれし 廃墟の上に たちあがれ - 脱積読宣言

麻木久仁子
 昭和三十九(1964)年〜。司会者、女優。東京都出身。本名:田中久仁子。学習院大学法学部中退。
 大学を中退し、アルバイト先の紹介でモデルとして事務所に所属。サントリー・バイオミンCのテレビCMでデビュー。その後、NHK武田信玄』などテレビドラマにも出演し、映画『卒業プルーフ』に主演。1985.4フジ『オールナイトフジ』のメインキャスターに抜擢される。'93フジ『THE WEEK』で報道キャスターに挑戦。以後バラエティーから報道番組まで多くのレギュラー番組を持つ。'94松本晃彦*17と結婚、2006離婚。(『テレビ・タレント人名事典 第6版』より引用)

華族
 明治維新後の1869設置、1947日本国憲法施行で消滅した近代天皇制国家の特権層。宮廷公卿と諸藩主が一体となり、天皇に仕える新たな身分と地位を得た。国民の模範となることを目指し開化に努め、華族会館を設立し、日本鉄道会社設立、国立第十五銀行開業、学習院開校などを進めた。1884華族令制定で公侯伯子男の五爵制をとり、政治家・軍人・官僚など国家に「勲功」あるものを華族に列し、「皇室の藩屏」として大日本帝国憲法下の貴族院の基礎を構成。資産を保護する華族世襲財産法も公布された。後に小作争議、関東大震災、金融恐慌などで経済危機に陥った華族も少なくなかった。(『岩波日本史辞典』より引用)

 知性派女優として確固たる地盤を築く麻木久仁子。その上品で洗練された委員長然とした物腰から、さぞかしいいとこのお嬢様かと思いきや、意外とそうではなさそうです。名族御用達の学習院大学出身ですが、田中家が旧華族の家柄とかそうゆうのはなさそうです。在学中に両親が離婚し経済的に苦しくなり、バイト三昧の生活を送り、そのままフェイドアウト気味の中退してるあたり、極普通の一般家庭の出身のようです。そもそも学習院入学の動機が、「オシャレで合コンの時もてそう」というのだから何をかをいわんや。華族専用の超名門校も今となっては、何処にでもある偏差値60前後の中堅私立。皇族getを狙う無謀な狩人以外には無理に狙う価値のある大学ではなさそうです。規制緩和門戸開放ってのも良し悪しですね。

「仕切り上手」の法則 (小学館文庫)

「仕切り上手」の法則 (小学館文庫)

つなぐ想いを夢の先まで

 私は男女同権糞食らえの超保守派ですが、同時に女性の社会進出には大賛成です。威張り散らすだけの古いタイプの男権主義者や、華族の深窓の令嬢を気取るかのような生活能力皆無のお嬢様は軽蔑の対象ですし、逆に卑屈に権利ばかりを声高に要求する人権ゴロや、頑固に男性社会に対抗するウーマンリブの闘士も、唾棄すべきものと信じて疑いません。龍騎のOP「Alive A life」を歌う松本梨香や『おおきく振りかぶって』のモモカンや、知性派麻木久仁子のように、女性らしさを失わず、気高くもしなやかに男性と伍することのできる女性こそが私の理想です。願わくば、いつの日か、「性別」がいかなるエクスキュースにもならない社会が実現しますように。

 結論:未来の奥様へ、やしなってください。

帰ってきた今日の一行知識

日本の華族には財政難から華族の地位を返上した家がある
清水徳川家や北小路家がその例。特権階級やるのも案外大変なんですね。

*1:旧名:松本利香。サンミュージックプロダクション所属。JAM Projectメンバー(休止中)。代表作:「めざせポケモンマスター」(歌手)、サトシ(『ポケットモンスター』)・日向仁(『絶対無敵ライジンオー』)(声優)他。

*2:代表作:「Over the FANTASY」、「MUSIC IS MY THING」、「Keep on Going」(作曲)他。

*3:代表作:「道の先」、「素顔のコイビト」、「MISS UNIVERSE(S)」(作曲)他。

*4:旧名:石森章太郎。代表作:『仮面ライダー』、『サイボーグ009』、『マンガ日本経済入門』(漫画)他

*5:特撮研究所代表。代表作:『地球戦隊バイオマン』、『男たちの大和/YAMATO』、『北京原人 Who are you?』(特監)他。

*6:石森プロ所属。代表作:『仮面ライダーアギト』(キャラデザ)、『ボイスラッガー』(デザイン設定)、『HERO SAGA』(小説)他。

*7:代表作:『超人機メタルダー』・『高速戦隊ターボレンジャー』(キャラデザ)、『リーンの翼』(メカデザ)他。

*8:国立音楽大学准教授。代表作:『ちゅらさん』、『雨と夢のあとに』、『ママはぽよぽよザウルスがお好き』(音楽)他。

*9:旧名:チェルノブイリ渡部。代表作:「ヤマザキ一番!」(歌手)、「恋をしちゃいました!」・「漢花」(作曲)

*10:バーニングプロダクション所属。代表作:ユウキ(『ウォーターズ』)、蓮(『夜王〜YAOH〜』)、神山高志(『魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE』)他。

*11:サンミュージックプロダクション所属。代表作:、蘇芳(『ヴァンパイアホスト』)、遠阪(『アキハバラ@DEEP』)、中野健一(『虹のかなた』)他。

*12:現あやの。代表作:松本花音(『花音』)・真弓(『十三夜〜霊界への招待状』)(女優)、ジャンヌ(『イースⅠ・Ⅱ エターナルストーリー』)(声優)他。

*13:長良プロダクション所属。代表作:涼村暁(『超光戦士シャンゼリオン』)・矢野修二(『HERO? 天使に逢えば…』)(俳優)、別府勇午(『勇午』)(声優)他。

*14:代表作:岸田嘉彦(『エコエコアザラク〜眼〜』)、ケサム(『ウルトラマンマックス』)、井口浩二(『仮面ライダーカブト』)他。

*15:代表作:『ヤサシイワタシ』、『家族のそれから』、「ゆくところ」他。

*16:三橋廉。西浦高校1年9組。野球部所属。祖父が理事長を勤める三星中学野球部でエースの座に君臨する。しかし、その地位を贔屓によるものと受け止められ、激しいイジメに遭い、生来の卑屈で弱気な性格を悪化させるも、高校で阿部を筆頭とする理解者達に恵まれ立ち直る。類稀なる制球術とその性格に似合わぬマウンド度胸とを武器に真のエースとして西浦高校の快進撃に貢献中。

*17:代表作:「踊る大捜査線」、「蘇える金狼」、「ブラック・ジャック」(音楽)他。