脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『寄席芸人伝』

自民党支持率 岸田内閣発足以降で過去最低に落ち込む…独自調査で自民42議席減で単独過半数割れ:ハムスター速報
何やってもそれ以上に立憲共産が大自爆してくれるんで自民は安泰の構図が、維新と国民が比較的まともなおかげで通用しなかったんでしょうね。やっぱりまともな野党の存在は重要です。


 自分にしては珍しく仕事や旧友の絡まない趣味仲間での飲み会。陰キャボッチ属性全開で今まで忌避してきましたが、そろそろいい歳なんだしこういう関係性の人も増やしてかないと老後つむだろうなあ。なお、飲み会は死ぬほど楽しかったです、まる。

ちょいとお時間いただきますご清聴ください

 江戸の街並みも文化も今は昔。されど、どれだけ時代が移ろおうとも人情と粋だけは変らない。矜り高き噺家たちの物語。


 『ダメおやじ』で有名な古谷三敏の、噺家を主人公にしたオムニバス群像劇。氏の作品は『BARレモンハート』などを含めて正直臭すぎて苦手だったんですが、この作品は落語っていう粋のフィルターを通してしるからか実にすっきりした読み口の作品が多くかなり安心して読める出来栄えになっております。序盤はリアルとファンタジーのバランスが甘く、終盤は明らかに手癖のてねりで書かれていてなんだかなあの話も多いですが、そのバランスが取れてて脂も乗ってる中盤はまごうことなき傑作群です。現在猖獗を極める関西芸人のノリについていけない人は、これで江戸の粋に生きる見栄坊な芸人たちの生き様をご堪能ください。

おあとがよろしいようで

 唐沢俊一くるねこ大和大泉洋と話が上手いなあと感心する人は落語好きな方が多い感じがしています。やはり話芸を磨くには先達の功績を尊重し学ぶことが大事になってくるのかもしれませんね。


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