脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『ロードス島戦記~火竜山の魔竜』

ロシアに侵略されるウクライナの現実についてウクライナ人がfacebookで説明「日本の自称専門家が堂々とロシアのプロパガンダを広めている事に怒りさえも覚えます」:ハムスター速報
ウクライナの次は台湾、台湾の次はおそらく日本が享受しなければならない運命です。ドミノの最初の一個を倒してはなりません。


 祝ウマ娘1周年。キタサンブラック実装にサトノクラウンシュヴァルグラン(多分)追加は2016年から競馬を始めた自分にとっては感涙の一語。「サトノ家のクラちゃん」って聞こえてきたときは誇張抜きに声が洩れました。この調子で最近の競走馬もどんどんウマ娘化してって欲しいものです。
 

今夜貴方は私を優しく包んでくれた

 呪われた島ロードスを襲う今度の危難は「支配の王錫」。古竜が守るという古代王国の秘宝を求めて策動を始めたマーモの新たなる英雄の野望をパーン一行とカシュー王は食い止められるのか。


 ロードス島戦記第3巻。今回のエピソードは絶大な力を持つ古代のアーティファクト「支配の王錫」を巡る、パーンの属するフレイムというかカシュー一行、アシュラム率いるマーモ軍、そして一方的に喧嘩を売られた哀れなエンシェントドラゴン組の3つ巴。各勢力の思惑が絡み合って壮大な物語が展開され・・・るのを期待したんですがねえ。実際には、リプレイを小説に起こした時の欠点がもろに出て、話の展開はご都合主義に過ぎるわ、神に近しき存在のはずの古竜たちがちょっと強めのボス級モンスターになりさがってるわと正直激萎え。同じ手法をとってるはずの前巻前々巻はそこまで欠点感じなかったんだけどなあ。媒体の違いを超えたコンバートの難しさを痛感させられますね。

けれど朝の陽に照らしても黒い瞳は私にそのままきらめくの

 それを見ないことにしてもどうにも気になったのは、個人の戦力がそのまま地位に直結してる和製ファンタジー特有の問題。役職持ちが最前線で無双するのが最適解って構図にどうも納得や感情移入ができません。「現場に逃げるな!」と思ってしまうのは、経営と現場が悪い意味で地続きになってしまっている医療介護業界の宿痾でしょうか。


Adesso e fortuna ~炎と永遠~