『戦争と人間の記録〜ニューギニア地獄の戦場』

ニートを経験したほうが人生経験豊富になる法則:哲学ニュースnwk
原因が堕落だろうと挫折だろうと底辺から立ち直った人間は靱い、ってのは身贔屓が過ぎるでしょうか。

　【朗報？】会長がラインを始めて友だち登録されちまった件。
　これはきちんと「よろしくたのむぜ！」のLINEスタンプ送っとくべきでしょうか。

今日の仮想通貨

ビットコイン・・・1,110,172
イーサリアム・・・94,050

DQⅧ進捗

「チャンピオンの像」激写。主人公のスキル称号：「シューティングナイト」

ニューギニア地獄の戦場―人間の記録 (徳間文庫)

作者: 御田重宝
出版社/メーカー: 徳間書店
発売日: 1994/08
メディア: 文庫
この商品を含むブログ (1件) を見る

彼は幸せ真っ只中で私は絶望真っ只中だ

　12万柱の英霊の眠る南溟の島ニューギニア。ポートモレスビー陸路攻略という狂気に身をゆだねた若人たちの鎮魂の旅が今始まる。

　東部ニューギニアにおけるポートモレスビー攻略戦の様相を、慰霊ツアーに訪れた作者たちの回想で辿った一冊。ドタバタシルバーツアーと修羅の巷が交錯する構成は色々通り越して最早シュールレアリズムの域。なので純粋な戦記物として読もうとするとちょっと異物感が大きいかなと。文章も読みやすくはありますが雅文美文には程遠いので、文学作品として読むにもちょっと無理が。作者と英霊からは死ぬほど怒られるでしょうが、慰霊をテーマにした異色の旅行記として読むのが正しい読み方なのかなと思います。