脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『共産党宣言』

女さん「専業主婦に『俺同等に稼げ』という旦那、主婦の仕事外注すると月192万だけど大丈夫?」 | やらおん!
夫が人生のパートナーとスポンサーを兼ねるんだから、専業主婦は逃げ場なくてしんどいんだろうなあと思います。一社に頼りきりの下請け零細企業なんてほぼ奴隷と同義なんで、複数の取引先の確保はリスクヘッジとして必須です。


 スポンサーさんの友人が開発した競馬予想ソフトの実地検証に土日代理でWINSへ。結果はそこそこの大惨敗。クソ尻馬になんか乗るんじゃなかった。


競馬成績*1・・・R4収支-4700

追い求めたのはちっぽけな幸福なんかじゃない

共産党宣言 Manifest der Kommunistischen Partei
 1848.2マルクス*2エンゲルス*3が著した共産主義者同盟の綱領宣言。
 これまでの社会の歴史を階級闘争の歴史とみなし、プロレタリアートの歴史的役割を説いた。マルクス主義の基本文献。(『角川世界史辞典』より引用)


 批判するからには原典当たっとかなきゃいけないよねのコーナー第二弾。今回は民主主義の敵共産党の経典を読んでみました。感想は一言「テロリストの犯行宣言」。「どんな手段を用いてどんな犠牲を払っても既存の社会秩序を転覆させて、その後の新世界の『貴族』の座は俺たちが勝ち取る」の固い決意表明には胸が熱くなります。まあそんな当てこすりはさておくにしても、共産主義の致命的欠点である「所詮インテリの思考遊戯で現実の貧民層の生活向上は一切考慮してない」問題はこのころから健在なので、正直読んでて腹立ちます。「既存秩序に飼いならされて戦わない奴は敵だ」って選民思想こそが共産主義が大衆からの支持を得れずに行き詰った根本原因と思うんですけどね。という訳で、檄文としては200年近くも読み継がれるだけある名文なので、体制顚覆を目指す英雄候補者の方は是非ご一読を。

血のインクは乾かない誰も知らない本当の僕ら

 何度か言ってる気もしますが、左派の方々に権力与えると、差別弾圧迫害焚書なんでもござれの最悪の独裁者に変貌いたします。悪口は自分の鏡とはよく言ったものですね。日本もいつまでも政府に文句を言える平和で堕落した国であってほしいものです。


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時々帰ってくる今日の一行知識

ヨーロッパで「マニフェスト」とだけ言うと、『共産党宣言』のことをさす

それで民主党マニフェストって言葉を使いたがったんですね。民主党の使う用語は基本学生運動用語そのまま*4なので知ってると笑えます。

*1:こっちは上のとは関係なくやったいつものです。

*2:Karl Marx。父ハインリヒ、母ヘンリエッテ。代表作:『資本論』、『経済学批判』、『ルイ・ボナパルトブリュメール18日』他。

*3:Friedrich Engels。父フリードリヒ、母エリザベート・フンラツィスカ・マウリーツィア。代表作:『家族・私有財産・国家の起源』、『空想より科学へ』、『ドイツ農民戦争』他。

*4:ex.戸別訪問→オルグ