脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『日中戦争1』

痛いニュース(ノ∀`) : 日本の若者ら、日本に脱炭素を要求 「これ以上の豊かさはいらない。僕たちの世代で終わりにすべき」 - ライブドアブログ
スローライフは人口当たりの環境負荷がシャレにならないことを学習しましょう。あなた方に数十億人の無辜の命を虐殺する覚悟はありますか?


 先日湖畔の道を夜車で走ってたらなんとタヌキを轢いてしまいました。あまり頭がよくない動物だとは聞いてましたが、ほんとに当たり屋並みのジャストタイミングで飛び出してくるんですね。お願いだから成仏してください。


競馬成績・・・R3収支-39200

SRW30進捗

  • 「強敵を倒せ!1」ブラッド・クレイドル撃破。トップエース:ミツバ=グレイヴァレー@ドライストレーガー。

わが大君に召されたる命光栄ある朝ぼらけ

日中戦争
 昭和十二(1937)~昭和二十('45)年。日本の中国侵略戦争
 日本は満洲を手中におさめた後、華北をも併合しようとして絶えず策動していた。1935.12北京の学生が抗日に立ち、'36.12.20西安事件(張学良*1らが蒋介石*2西安に監禁して内戦停止・挙国抗日を要求した事件)が突発し、これを機に国民党と共産党との間に、抗日合作の基礎がおかれた。この時、関東軍を中心とした陸軍強硬派の率いる日本駐屯軍は、'37.7.7北京郊外の蘆溝橋で中国軍に挑戦し、宣戦なき戦争が進められるに至った。そして全中国に対する侵略が開始され、その年末には惨虐比なき南京入場が行われた。国民政府は南京の首都をとられた後も武漢、更に重慶に遷都して飽くまで抗戦の態度を示した。一方、日本の方でも近衛内閣は「国民政府を相手とせず」の声明を発表、東亜新秩序樹立を内外に宣伝し、事実上平和的な解決の道をとざした。このとき汪兆銘*3は日本の分裂工作に応じて重慶を脱出し、'39.3南京に傀儡政府を作って日本の手先となり、財閥の一部をも日本との協力に参加させた。しかし、中国人民の抗日意識は決して衰えることなく、国民党と共産党の民族的な統一戦線をつくり上げ、頑強な抵抗を試みた。そのためこの事変の前途は全く暗いものであったが、太平洋戦争の勃発とともに日本軍の戦力は急速に衰え、次第に中国軍の攻勢に転ずるのも見られた。そして'45.8.15連合国に対する無条件降伏はこの日中戦争の終止符となった。この戦争による民族的結合が今日の中華人民共和国の成立に大きな役割を持つことは疑いないところである。(『改訂増補 日本史辞典』より引用)


 児島襄の描く日中戦争。第一巻たる本巻は孫文の死から重光葵代理公使就任まで。中国サイドの内紛とそれにちょっかいをかける関東軍の策道といったいわゆる前史が中心となっております。何故か紫禁城の財産管理を担当する役人が主人公的な語り部に抜擢されている謎の構成ですが、それを除けば冷徹かつ客観的な筆致で歴史と相対するいつもの児島節で淡々と破局への道程を突き進む日中関係が描かれます。左右両派どっちが読んでも反感買いそうな描写が多いのは不偏不党の証明。このご時世イデオロギーに汚染されてない先の大戦の本はかなり貴重です。

讃えて送る一億の歓呼は高く天を衝く

 改めて日中戦争史を読むとなんとも知らないことばかりだなあと。今後確実に必須教養となる日中関係史が学校でほとんど教えられないこのありさまでは先が思いやられます。ホントイデオロギーは学問の発展を阻害するんだなあと改めて。


www.youtube.com

帰ってきた今日の一行知識

南京事件は元々1927年に起きた国民革命軍が南京を占領した際の虐殺事件のことを指していた

これ以外にも南京は近代以前から占領されるたびに虐殺事件が起こりまくってるみたいですね。なんか祟られてるんでしょうか。他所様のことながら心配です

*1: 西北剿匪総司令部副総司令。遼寧省海城県の人。字は漢卿。父作霖、母趙春桂。張作霖爆殺事件後満洲の実権を掌握するも、易幟革命により国民党政府に帰順。西安事件により第二次国共合作を斡旋するもその代償に国民党に拘束され生涯を幽囚の身で過ごした。

*2:中正。中華民国初代総統。浙江省奉化県の人。父肇聡、母王采玉。孫文に重用され広東軍政府で累進。四・一二クーデタで南京政府を樹立し、軍閥および共産党の駆逐による国家統一を目指すも、西安事件により国共合作を余儀なくされる。日中戦争に勝利し、共産党の駆逐を目指すも国共内戦に敗北し台湾島へ転進。中国の再統一を目指し西側勢力との協調に努めるも中華人民共和国の国連復帰により孤立することとなった。

*3:中華民国初代主席。広東省三水県の人。字は精衛。父琡。孫文の側近として中華民国主席にまで累進。蒋介石との対立に破れ下野するも、満州事変に伴い復権親日派としての活動を見込まれ日本軍の傀儡たる南京国民政府を樹立。