脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『 読む野球No.1~三振を読む』

【画像】五輪開会式、ショボすぎる…共感性羞恥がヤバいwwww | 不思議.net
仲良しこよしの内輪で仕事を回すとそらこうなるわと。金の臭いがし出すと有象無象が寄り集まってきて全てを台無しにするのは日本の宿痾です。


 最近色々Youtuberさんと仕事をする機会が多いので宣伝に協力。全く逆効果で迷惑な気がしなくもないのは気のせいです。
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うじうじしてると追い込んじゃうよ打てるもんなら打ってみなさい

三振
 野球、ソフトボールにおいて打者が投手からストライクを3つ取られること、またそのときの記録である。英語ではStrike Out(略記SO)といい、スコアブックではK、またはS.Oと記す。
 1回の打席において、打者が3回ストライクを宣告されたときの記録を三振という。このとき、第3ストライクの投球を捕手が正規に捕球するか、後述する規則により第3ストライクの宣告を受けた打者が直ちに走者となれない場合には、打者はアウトになる。ここで第3ストライクの宣告は、直ちに打者のアウトを意味するとは限らないことに注意しなければならない。球審は、第3ストライクを宣告する際、「ストライク・スリー」とコールする。MLBでは1887年シーズンのみストライク4つでアウトにする四振が規則として採用された。反対が多かったのか翌シーズンには三振に戻された。またチャーリー・O・フィンリー*1は試合短縮を狙って、ストライク2つでアウトにする二振をオープン戦で採用したことがある。 (wikipediaより修整引用)


 『読む野球』シリーズ第一巻の本巻のメインテーマは三振。江夏・上原・伊藤智・土井正博・若菜・金森etcがそれぞれの視点から三振について存分に語ってくれています。個人的には投手目線より打者目線の方が面白かったり。ホームランになるゾーンと空振りゾーンは紙一重だから、三振率と本塁打率はトレードオフなんてのは目から鱗。あと野茂を語る鈴木啓示が実に老害全開でそれはそれで面白かったり。
 第二特集は我らがカープ。刊行年が2013年夏なので、黄金時代をホルホルするおじいちゃんたちの回顧録ルサンチマン全開の現在のファンの放談と数年後の第二次黄金時代を経験した後で見ると実に何とも味わい深い特集となっています。
 以上ちょっと古い情報ばかりですが、野球ファンなら読んで損のない一冊ではないでしょうか。

変化球なんて必要ないわ私はいつでも直球勝負

 『読むプロレス』って文化を根付かせたターザン山本ってすごかったんだなあと改めて。スポーツはそれだけで筋書きのないドラマとはよく言われますが、それを物語として昇華させるにはやはり一加工が必要です。野球やサッカー、競馬もプロレスのような「読む」文化が早く根付いてくれることを一ビブリオマニアは心より祈ってます。


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帰ってきた今日の一行知識

三振をスコアブックで「K」と記す理由は不明

OKの語源もそうですが、英語は時たまやたらガバるのがちょっとツボります

*1:Charles Oscar Finley。オークランド・アスレチックスオーナー。保険業で財を成し、カンザスシティ・アスレチックスを買収。オークランドへの本拠地移転などの改革を断行し、球界に新風を吹かすも、1972-'74の3連覇を頂点に成績は低迷し売却のやむなきに至った。