脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『修羅の門 第弐門』

五輪開会式演出担当、小林賢太郎氏が解任!! ホロコーストネタ動画! お前らがまた勝利してしまったのか | やらおん!
もう完全に関係するもの全てが悪夢に引きずり込まれる地獄絵図。将門の怨霊の力はこれほどかと一人震撼中です。


 久しぶりに段取りというか手配が壊滅的にできない人とお仕事。うちの部下や取引先って神のように優秀な人達だったんだなあと遠い目。当たり前の日常の奇跡に感謝です。

焼け付く想いは憂い募らせる

 14年もとい3年の沈黙を経てあの伝説の修羅が帰ってきた。彼が開いた門の先に完成した近代総合格闘技に対して陸奥九十九はいかな戦いを魅せるのか。陸奥圓明流の歴史に敗北の二文字はない。


 僕らの青春が帰ってきた!リアタイ時は確かONE PIECEの「2年後」ともろかぶりだったのでどっちもやたら興奮しながらコンビニで立ち読みしたのを思い出します。・・・と想い出補正でブーストされた再序盤はともかくそれが落ち着くと正直往時の勢いは全く感じられず、枯れた作者による宿題の回収に惰性で付き合うだけになってしまって残念。ケンシン・マエダとの勝負の結果とか海堂or片山との再戦とかきちんと描き切ってくれたのは嬉しいんですが、正直全盛期のノリと勢いで読みたかったなあと。新しいテーマとして、MMAに進化した総合格闘技対古式ゆかしい陸奥圓明流、ってアングルは深掘りすれば新たな扉を開けるポテンシャルを感じさせたのですが、結局は噛ませ犬で終わってとってもしょんぼり。以上古参のファンとしては嬉しいし大好きだけどそれ以上にもにょる難儀なシリーズでした。

雲無しの午後には僕の修羅が騒ぐ

 古流武術は男の子の浪漫。自分の世代の男の子は修羅の門にそれを刷り込まれました。しかし、大人になって読んでみると体重60kg台でヘビー級相手に無双ってファンタジーにもほどがあるなあと。良き読み手でいるためには適度に無知であることも必要なのかもしれませんね

修羅

修羅

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帰ってきた今日の一行知識

陸奥九十九は源義経織田信秀立花道雪雑賀孫一真田幸村雷電の血を引いている

結構なサラブレッドですこと。つーか家系図見てると結構な頻度で父系途切れててちょっと意外。男系継承にこだわるのはやっぱり無理ゲーなんですかね。