脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『田中角栄研究全記録』

東京盆踊り2020という和風ソング、外国人に大人気で7000万再生突破 : 海外の万国反応記@海外の反応
東京五輪のテーマソングのハードルがまた高く。最低限でもこれよりセンスいいもんじゃないとヤバいですよ。


 開院準備のドタバタのひと段落ついてようやく弊社も通常営業に。坐って通勤できる幸せをかみしめております。さあこのまま年内はのんびりするぞ。


DQⅪS進捗

  • サマディー城下町到着。称号:命の大樹に選ばれし勇者

田中角栄研究 全記録 上下巻セット (講談社文庫)

田中角栄研究 全記録 上下巻セット (講談社文庫)

  • 作者:
  • 発売日: 1982/08/15
  • メディア: 文庫

このハートの奥深くに膝を抱え眠っている

田中角栄
 大正七(1918)~平成五('93)年。昭和時代後期の政治家。田中真紀子*1の父。新潟県出身。中央工学校卒。
 高等小学校卒業後上京し、土建業をいとなむ。'47衆議員議員(当選16回、自民党)。佐藤派に属す。第1次岸内閣の郵政相をはじめ、蔵相(2回)、通産相、党の政調会長、幹事長を歴任。'72首相となる。日中国交を正常化し、国土開発をはかるが、日本列島改造構想で土地投機の過熱をまねく。'74金脈問題を批判され退陣。'76ロッキード事件で逮捕・起訴された。'93.12.16死去、75歳。著作に『日本列島改造論』。(『講談社日本人名大辞典』より引用)


 稀代のジャーナリスト立花隆の名を天下に轟かしめた伝説の記事「田中角栄研究」を筆頭に田中金脈およびロッキード事件の関係する掲載記事および没記事を集めた一冊。冒頭の「田中角栄研究」は日本政治史上に特筆大書されるに足る堂々たる貫禄の出来栄えなんですが、それ以外は正直取材内容の説明と推理の開陳に終始していて今となっては正直あまり面白みは・・・。特集記事やまとめ記事と併載前提で作られた論絶記事ばかりなのも相まって、説明不足極まりなく、この本だけ読んで田中金脈疑惑およびロッキード事件の概要を知ろうってのは無謀に過ぎます。両事件の内容を把握した人が原資料にあたって自身の理解を深化させようって目的には最適だと思います。何にせよ同時代人でなければ感じることのできない熱量の残滓を味わってみたい人は是非どうぞ。

まだきっと誰も見た事ない星

 海の向こうのウォーターゲート事件と並んでジャーナリズムが時の政権を蹂躙した記念碑的事件。昨今のモリカケ桜を見る会へのマスコミ連の偏執狂的とも思える固執っぷりは成功体験に呪縛されまくってるなあとしみじみ。今の国民はもうすでにスキャンダルより政策で政治家を選べる程度には成熟してるのだろ早く気づいてほしいものです。そうしなければせっかく築き上げた第四の権力としての既得権益全部失っちゃいますよ

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帰ってきた今日の一行知識

後藤田正晴当選できたのは田中金脈の資金のお陰

20億ともいわれる選挙資金ぶち込んでの辛勝。そら田中の操り人形にもなるわと。そう考えると紐付きでなおあれだけの功績残したんだから大したもんです。

*1:越後交通取締役会長。第一次小泉内閣外務大臣。母(坂本)はな。病弱な母に代わりファーストレディー役を務めるなど越山会の女帝として君臨。父の死後地盤を引き継ぎ政界進出。サラブレッドとして早くから要職を歴任し、国民的人気を獲得。小泉旋風の立役者となるも、鈴木宗男事件により小泉と袂を分かち、秘書給与流用疑惑で失脚。