痛いニュース(ノ∀`) : 明らかに値段設定がおかしいもの - ライブドアブログ
(大都市の)家賃。不労所得の撲滅こそが格差是正の第一歩です。ブルジョアジーの傲慢を許すな。
ボーナスでたり、借金完済したりで金銭感覚狂ったかついうっかりPSP買ってしまいました。さあ給料日まで元気や*1通いで乗り切るか。
スーパーロボット大戦A POTABLE進捗。
- 作者: 読売新聞政治部
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/06/16
- メディア: 単行本
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流れる涙を時代の風に重ねて
小泉純一郎
昭和十七(1942)年〜。衆議院議員(自民党、神奈川11区)。神奈川県横須賀市出身。慶応大学経済学部卒。祖父に小泉又次郎*2、父に小泉純也*3、母に小泉芳江*4、姉に小泉信子*5、子に小泉孝太郎*6。
祖父・父と続く政治家一族の3代目。福田赳夫*7秘書を経て、1972以来衆議院に12選。'88竹下改造内閣の厚相となり、'89宇野内閣でも留任。'92宮沢改造内閣の郵政相を務める。'95.9自民党総裁選に立候補、橋本龍太郎*8に敗れる。'96第二次橋本内閣の厚相に就任。'98.7再び党総裁選に立候補するが、小渕恵三*9に敗れる。三塚派を経て、'98.12森派となり、同派会長として森喜朗*10首相を支えた。2001.4党総裁選に三度立候補、予備選で圧勝して総裁となり、首相に就任、一時は80%を超える高支持率を誇った。'01.6経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針を打ち出す。'01.7アメリカ・イギリス・フランスを訪問、ジェノバ・サミットに出席。'01.7参院選で改選過半数を上回る64議席を獲得。'02.9歴代首相として初めて北朝鮮を訪問し、金正日*11総書記と会談、国交正常化交渉の再開を柱とする日朝平壌宣言に署名した。'02.9改造内閣を発足。'03.1ロシアを公式訪問し、プーチン*12大統領と会談。'03.3米英のイラク攻撃(イラク戦争)を支持。'03.6エビアン・サミットに出席。'03.7イラク「非戦闘地域」への自衛隊派遣を認めるイラク復興支援特別法を成立させる。'03.9党総裁選で再選され、第二次改造内閣を発足。'03.11党役員の経験のない安倍晋三*13を幹事長に抜擢して挑んだ総選挙では、解散時勢力を下回り過半数も確保できなかったが、公明党・保守新党を加えた与党三党では絶対安定多数を超え、続投が決まった。'03.11保守新党は解党、所属議員は自民党に合流し、自民党は単独過半数を確保。'03.11第二次小泉内閣を発足。'04.1イラク復興支援法に基づきイラクへ自衛隊を派遣。'04.5北朝鮮を再訪、金正日総書記と会談し、拉致被害者家族5人の帰国などで合意。'04.6年金改正法案が成立。またイラク主権移譲後、自衛隊の多国籍軍参加を決める。'04.7参院選で自民党は改選議席に届かず民主党より少ない49議席に留まった。'04.9第二次小泉改造内閣を発足、持論の郵政三事業民営化実現に向け、新内閣を「郵政民営化実現内閣」と名付ける。'05.8郵政民営化関連法案が参院で否決されたことを受け衆院を解散。'05.9総選挙で、「小泉劇場」と呼ばれる画期的な選挙戦略により、衆院再議決に必要な三分の二を大きく超える296議席を自民党単独で確保する圧勝。'06.9任期満了に伴い党総裁・首相を勇退。次期総選挙での政界引退を表明している。(『新訂現代政治化人名事典〜中央・地方の政治家4000人〜』より加筆引用。)
2004年読売新聞に連載された記事を2005年4月に加筆再編集とした本。電撃訪朝の薬効も切れ、'04参院選敗北で安倍幹事長を失いジリ貧の小泉首相が悲願の郵政民営化の為、第二次小泉改造内閣を樹立し、背水の陣に臨む・・・。小泉が一番追い込まれていた時期なので、記事の論調は小泉が壊した自民党は最早死に体で次回総選挙では間違いなく歴史的大敗を喫するというもの。間近に迫った政権交替に浮かれる民主党と抵抗勢力連中の含み笑いが見えるようです。「歴史」知ってる身で見るとなんとも笑えます。
しかし、この本で指摘されている、公明党への過度の依存、構造改革による各種支持団体の弱体化、小選挙区制による派閥の崩壊などの自民党の病理は今も全く変らず、むしろその度合いを深めています。なので、登場人物の入れ替えさえすれば、今でも全く色褪せず楽しめるのではないでしょうか。小泉政権批判に終始しているので、主人公たる小泉は全く評価されず、カッコいいところも見せませんが、のちの神憑り的な勝利への序章として読めば、逆説的に彼の偉大さが浮かび上がります。
何処に行けばいい貴方と離れて
ポスト小泉を期待された麻垣康三も既に二人が斃れ、麻生の命運も最早風前の灯。小泉元首相も待望論を振り切って政界引退を表明。と自民党はこれからどうなるのかと、自民支持者の私としては心配ではなりません。今になってみれば、寿命の尽きた自民党にその豪腕で4年の余生を与えてしまった小泉劇場の奇跡は日本の運命を良くない方向に捻じ曲げてしまった感があります。もし、あそこで順当に民主政権が樹立されていれば、小沢鳩山菅の亡霊たちの命脈は断ち切られ、岡田ら若手陣による民主党の刷新が行われ、自民党もあたら有能な人材を政争で失うこともなく、しっかりとした二大政党制に移行できていたかもしれません。特に経験不足による失策で政治生命に致命的な瑕疵を負った安倍前原の両雄も、そうなっていればじっくり自力をつけ、老獪な実力者に成長できていたのではないかと思うと残念でなりません。「英雄」の出現は国家の大局にとって僥倖とは限らないのかもしれませんね。
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帰ってきた今日の一行知識
小泉元首相は森元首相より背が低い*14
どころか21世紀の首相の中で一番低い*15模様。長身痩躯のイメージがあったので意外です。やはり人間大事なのは身長よりスタイルなんだなと改めて。
*1:弱者の味方250円弁当のお店
*2:浜口内閣逓信大臣。勲一等瑞宝章。父由兵衛、母徳。家業の鳶職時代に入れた全身入墨から「いれずみ大臣」の異名をとる武闘派政治家。戦中は翼賛政治会代議士会長に就任、戦後公職追放。
*3:第三次池田改造内閣防衛庁長官。勲一等瑞宝章。父鮫島弥三右衛門。民政党→大麻派→岸派→藤山愛一郎派と保守本流を貫いた政治家。
*4:子に竹本道子、豊島隆子、小泉信子、小泉純一郎、小泉正也。
*5:小泉純一郎政策担当秘書。独身の純一郎の妻代わりにファーストレディー役を勤める。
*6:イザワオフィス所属。代表作:都倉渉(『コールセンターの恋人』)、河野春次(『狂った果実2002』)、里中賢介(『ハケンの品格』)(俳優)他。
*7:第67代内閣総理大臣。正二位大勲位。父善治。子に康夫。佐藤栄作の後継を田中角栄と争うも敗北。その後、ロッキード事件・「三木おろし」を経て待望の総理となり、日中平和友好条約を調印するも、第二次角福戦争に敗れ下野。
*8:第82・83代内閣総理大臣。正二位大勲位。父龍伍、母春。異母弟に大二郎。五五年体制崩壊後の自民党のニューリーダーとして、政治改革を掲げ総理就任。構造改革・行政改革を断行するも、景気は低迷し参院選での敗北の責任をとり辞任。森政権崩壊後復権を期して総裁選に出馬するも、圧倒的有利の下馬評を小泉旋風に吹き飛ばされ敗北。
*9:第84代内閣総理大臣。正二位大勲位。父光平、母(関)千代。子に恵子。梶山・小泉との「軍人・変人・凡人」の争いに勝利し首相就任。当初は「冷めたピザ」と揶揄されるほどの低人気ながらも、日米ガイドラインの制定や国旗国歌法等重要法案の可決などで政治力を示し、公共事業や減税により景気回復の端緒をつけるも、自由党の与党離脱に伴う過度のストレスから脳梗塞に倒れ辞任後そのまま病死。
*10:石川県第2選挙区支部長。第85・86代内閣総理大臣。父茂喜。小渕死後「五人組」の談合により首相就任。密室政治の極みの誕生の経緯と不用意な発言の連続で当初より低支持率に喘ぎ、就任一年を節目に辞任。以降三代連続で自派閥から首相が出たこともあり、闇のフィクサーとして暗躍中。
*11:朝鮮労働党総書記。父日成、母金正淑。北朝鮮建国の英雄父金日成の後を襲い「金氏朝鮮」の「王位」を継承。独裁弾圧と強硬外交を核とする「先軍政治」を敷く。国内の経済崩壊と国際的孤立を打開する為に、核保有を断行し、瀬戸際外交を展開中。
*12:Владимир Владимирович Путин。ロシア連邦首相。第2代ロシア連邦大統領。父ウラジーミル=スピリドノヴィチ=プーチン、母マリア=イヴァーノヴナ=シェロモーヴァ。KGB上がりの武闘派として、各種陰謀弾圧武力行使を駆使し「強いロシア」の復活に成功。大統領辞任後も首相として「院政」を継続。大の親日家なのがせめてもの救い。
*13:衆議院議員。第90代内閣総理大臣。父晋太郎、母(岸)洋子。父晋太郎の宿願を継いで首相就任。当初こそ圧倒的人気を誇るも、造反議員復党問題での蹉跌を皮切りに閣僚の相次ぐスキャンダル・年金問題などが立て続けに起こり、参院選で過半数を切る歴史的大敗。責任論を黙殺し続投するも、結局体調不良で辞職。
*14:小泉169cm、森177cm
*15:安倍175cm、福田171cm、麻生175cm