【悲報】自衛隊「自衛官募集のポスターにストパン起用しました!」⇒ フェミさんブチ切れ「通用すると思ってんのか」「下着が見える」「セクハラ」「感覚が狂ってる」ポスターに批判 | やらおん!
またつまらん言いがかりを・・・と思ったらこれはアカン。「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」なんて言い訳させられる広報の人が哀れでなりません。
目にはさやかに見えねども、春の気配を感じる今日この頃。原付乗ってると季節感溢れてていーなー(ヤケクソ)
DQⅦ進捗
- 都会のこんもりした塔クリア。主人公の職業:呪いのランプ「なまりのランプ」
- 作者: 東野利夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1979/07
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唇も朽ちはてて黒き蛾は群れ舞うも
九大生体解剖事件
昭和二十(1945)年5月と6月に九州帝大医学部外科第1講座担当主任教授*1が中心となったアメリカ軍捕虜8名の生体解剖実験。
731部隊の情報を得ていたとされる主任教授が軍医の仲介で人体生理実験の目的で執刀。西武軍司令部の捕虜処刑の一環にも組み込まれており、被解剖米軍兵士は広島での被爆死と偽装された。1946軍関係者、九大関係者が戦犯容疑で逮捕され、'48横浜で軍事裁判にかかり、絞首刑5名、終身刑4名、有期刑14名、無罪7名の判決が下った。'50以降減刑もあり漸次釈放され、死刑の執行はない。(『岩波日本史辞典』より引用)
医療史家として活躍の東野利夫氏が、師の平光吾一教授の汚名を晴らさんと九大生体解剖事件の「真相」に迫った労作。丹念な取材に、平光教授の遺した裁判記録や獄中記、そして彼らと釜の飯を食っていた作者の経験とで、当時の空気感が過不足なく表現されております。立場と人間関係上、九大というか平光教授寄りの「碌でもないことに巻き込みやがって」の怒りの記述が多く、戦死した小森軍医*2と自殺した石山教授*3に責任を押し付けすぎな嫌いはなくもありませんが、間違いなく二次史料としては一級品です。特に医師の筆になるだけあって解剖シーンの描写は微に入り細を穿つリアリティーでその場に立ち会ってるかのような臨場感を味わえます。他には、敗戦後捕虜虐殺が問題になりそうと判明して、他所で死んだことにしようと記録の捏造に奔走する関係者の姿が実に滑稽で良質のコメディを見てるよう。きっと北朝鮮も拉致被害者で同じようなことやってたんだろうなあ。
以上、肝臓食などのセンセーショナルなデマばかり先行して実情のあまり知られていない九大生体解剖事件の基礎資料にどうぞ。普通に読み物としても面白いですよ。
防塁に火は燃えて誇らかに自由を守る
「どうせ殺すんだし、だったら人体実験してもいいじゃない」極限状況下の研究者に訪れる悪魔の囁き。それに抗える人がどれだけいるのでしょうか。正直個人的には「死刑判決喰らうような鬼畜は最期くらい人類の役に立った方が後生の功徳にもなるんでねえの」と思ってしまうんですが、まあ許されませんよねえ。罪もない動物での実験よりは遥かに人道的だと思うのですが。