【スーパーロボット大戦T】発売日は3月20日に決定!ゲシュペンストが序盤から使えるetc.早期購入特典、限定版収録曲全35曲の内容が公開! | ガンダムまとめ速報
また年度末のくそ忙しそうな時期に・・・。
M-1グランプリ炎上騒動でニワカお笑い熱が再燃中なので、『THE W』を視聴。以下感想箇条書き。
- 松本人志と高須光聖の副音声解説は楽しかった。レンタルではオミットされがちなオーディオコメンタリーを求めて、アニメDVD買いまくってた若かりし頃をを思い出します。
- ゆりやんレトリィバア・・・王者の慢心かそれとも単なる多忙か見事にダダすべり。最終盤の宇野大統領と詳しい人のドミノ倒しに少しくすりとできただけ
- あぁ〜しらき・・・その間隙をぬってまさかのダークホースが大金星。2本目は、イロモノに2連続でネタさせるのって残酷ですね。
- 吉住・・・政治ネタはどんな取り上げ方しても一発で底の浅さが露呈するんで止めといた方が
- ニッチェ・・・1本目2本目ともに安心安全の中空安定。
- 根菜キャバレー・・・陽キャラと陰キャラを演じてる感満載で痛々しい限り。とは言え、kittanの胆力はM-1での田中一彦と同じでバラエティ映えするかもしれない
- 合わせみそ・・・上沼恵美子が言ってた「暗い自虐は笑えない」の意味がよく分かった
- 横澤夏子・・・女子多めの一般審査員による投票ってことで敢えての共感重視の浅いネタだったんでしょうが、流石に舐めすぎ。
- 紺野ぶるま・・・個人的MVP。そろそろ後戻りのできなくなった中年層の自虐ネタが沁みる沁みる。敗北は残念でしたが、「AKBにいそうな顔?今のご時世、それ悪口じゃん」の発言直後の副音声の高須の「うわぁ」ってドン引きの嘆声がすべてを物語ってる気がする
- 阿佐ヶ谷姉妹・・・こっそり真面目にネタ通して見るの初めてな気がしますが、実家に帰ったかのような安心感。
- 紅しょうが・・・M-1やTHE MANZAIってクソレベルの高い漫才やってたのね。国際試合見た後に国内リーグで贔屓の醜態にクダまいてる気分。
- 天野舞と稲田美紀が可愛かった
日本SF傑作選2 小松左京 神への長い道/継ぐのは誰か? (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 小松左京,日下三蔵
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/10/05
- メディア: 文庫
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いつでも人々を変えるものに人々は気づかない
地には平和を
「なお死亡された鈴木首相にかわり、本日正午、阿南陸相に内閣総理大臣の大命が降下いたしました。新内閣成立は本日夜半の予定でございます。只今より阿南新総理のお話、続いて豊田軍令部長のお話がございます」byアナウンサー
上述の引用でもわかるとおりの歴史改変物何とも名状しがたい物悲しさが秀逸です
紙か髪か
「火星人の常食はキムチだから、地球から口臭消しにチューインガムを輸出すればもうかる」by野村麻耶子
多分ダジャレから思いついたと思しき内容の割にはきちんとパニックものしてた。とは言え、タイトルでオチのネタバレってのはいかがなもんかと。
お召し
「"ぼくの消える日に……"」by調査官
これまた名状しがたい諦観混じりの叙情が出色の一篇。まさか古代の巨人伝説ってムーテイストなネタがここまで詩情あふれる物語に昇華されるとは。
物体O
「しからばおたずねします。現行憲法に基いて、新たな国家機関を設置するにはどうすればよいか」by京都府知事
個人的本巻の大ヒット。代表作『日本沈没』もそうですが、パニックものの描写とカタストロフに直面した世界の政治文化の考察が素晴らしいなあ。それでいて最後のオチは笑っていいんだかなんなんだか。
神への長い道
「ですが―どうも、私個人の意見としては、ホモ・サピエンスというやつは、そう長くないんじゃないですかね?―知的生物としては、あまりうまくできてるとは思いませんね。人類は、自分自身に与えられた知性に、それほどうまく適応しているとは思えない。何となく、先が見えてきたという感じですな……」by所長
これぞ小松左京。人は何故に生き、人類は何処へ向かうのかの究極の回答の一つ。思春期で読んでたら、良かれ悪しかれかなり人生変わってた気がするなあ。
継ぐのは誰か?
「また、筋収縮、神経刺激伝達に、イオンの移動による膜電位変化を利用すること、またほとんどの化学変化が、同時に電気的変化であり、それを生命機構が特に情報伝達やフィードバックに関して、実に巧みに利用していることを考えれば、電気現象は、生命現象のきわめて基礎的なところにくみこまれてはいる。しかし、それ自体を、特に電流波系統を直接的に生命活動に利用している生物はほとんどないといっていっていい……」byチャーリィ
青春ドラマにラブコメ、ヒッピー、ミステリー、冒険、探検、未開部族との交流に新人類の予感と、ありとあらゆるジャンルと当時の流行りと作者の趣味とを全部ぶち込んだ欲張りセット。350P強って「短編集」に収録していい分量じゃないと思うの。酷い出来にならなきゃおかしいごった煮ぶりをきちんと統一感のある読める小説に仕上げてるのは作者の力量。とは言え、流石にげっぷが出ます。
私があなたを愛してたことを死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから
小松左京が知の巨人って呼ばれてる理由がよく分かった。気軽に読むにはテーマと読後感が重い作品が多そうなのが難点ですが、今度ゆっくり手を出してみようと思います。そのためにも、早くロト当たんねえかなあ。
- アーティスト: 松任谷由実
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 1999/02/24
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