脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『シャーロック・ホームズ万華鏡』

http://lifehack2ch.livedoor.biz/archives/51683703.html
学校や会社で要求されるスキル「ルールを守れ、周りに合わせろ」と、学問を志す上での最低条件「常識を疑え、周りと同じことをするな」は真反対ですからねえ。


 10年に亘り、私の電脳生活を支えてくれた相棒がついにご臨終。最低予算で代替機を探したら社用のパソコンと同型機になったのには苦笑。最適解を見つけた出入りの業者を褒めるべきか、基本インフラすらケチる上層部を恨むべきか。


SRWX進捗

  • 2週目第14話「ターゲット確認」ゾギリアと交戦開始。トップエース:イオリ=アイオライト@ゼルガード

シャーロック・ホームズ万華鏡

シャーロック・ホームズ万華鏡

聞こえる聞こえる私を呼ぶ声

 『緋色の研究』・『四つの署名』・『バスカヴィル家の犬』・『恐怖の谷』・『シャーロック・ホームズの冒険』・『シャーロック・ホームズの回想』・『シャーロック・ホームズの生還』・『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』・『シャーロック・ホームズの事件簿』だけじゃ足りない!日本有数のシャーロキアン北原尚彦のおくるホームズ関連書籍一挙レビュー。


 本棚探偵シリーズで知った北原氏のエッセイを読了。一読した感想はホームズネタに限定した『トンデモ本の世界』。人後に落ちないシャーロキアンの作者が、時に真正面から時に斜に構えてホームズ関連本の魅力を紹介したおしてくれます。まあ、「鳥打帽とパイプとフロックコートの内2つが揃えばそれはホームズのパロディ」とのたまうお方なんで、ホームズ縛りとは思えないバラエティに富んだ内容を楽しめます。文体も、詩情には欠けますが、非常に読みやすいので是非お気軽にお読みください。あの懐かしき少年時代が蘇りますよ。

繋いだこの手をもう二度と離さないと

 こっそり私の読書体験の最初期にハマりまくった記憶のあるシャーロック・ホームズシリーズ。多分全シリーズ読んでんじゃないかなあ。そこから何をどうしてミステリーを敬して遠ざける現状に至ったのか非常に謎ではありますが、やはりシャーロック・ホームズはいつまでも最高の探偵です。三毛猫ホームズ刑事コロンボ十津川警部以外まともにミステリー読んでない*1のは内緒だ!

帰ってきた今日の一行知識

コナン=ドイルの「本業」は歴史小説
残念ながらそっちにはちっとも才能がなかった模様で、ホームズもの以外書かせてくれない編集者にぶちぎれて「最後の事件」でホームズを殺す暴挙に出たんですね。そこまでやっても結局最後はホームズを復活させざるを得なくなるんだからその苦衷いかばかりや。もう一つの「副業」のSF小説のほうには『失われた世界』とかの名作があるんですけどねえ。

*1:マンガまで含めても金田一少年の事件簿が加わるくらい。我ながら謎です。