脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『カープの美学〜クリーンヒットをもう一度』

女性「この絵はどういう意味?」 男性「えっと・・・」 女性「誰も説明求めてない!」 こんなダメな男が急増中 | やらおん!
大丈夫、男相手でも話のタネのトリビアにガチ回答したら結構みんな引くから!


 祝NPB2018シーズン開幕。今年も一年楽しませてください。


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カープの美学

カープの美学

新たな伝説がここでまた生まれる不屈の闘志と勇気を胸に

 2年連続のセリーグ独走優勝を果たし、黄金時代到来を誰も疑わない我らがカープ。そんな常勝軍団にもかつて暗黒と呼ばれた時代があった。この物語は、その只中曙光の兆しすら見えぬ2010年にあってもなおカープを応援し続けた男の否、市民の物語である。


 カープ女子はおろかカープ芸人すら影も形もない2010年に、カープを応援する酔狂な人間代表として書かれた「ホントはここが凄いんだぞカープ」を高らかに叫ぶ一冊。ノムケンマジック(悪い意味で)大炸裂でブラウンの遺産を焼け野原にされ、タナキクマル誠也は未だ来たらず、ようやくマエケンが覚醒したばかりの大暗黒時代の著作なので悲愴感が半端ありません。よくぞわずか数年でここから立て直せたなあとしみじみ。内容自体は前田神礼賛にスモールベースボール信仰の実に老害(いい意味で)なカープファンの繰り言。正直カープ本の氾濫する今となってはそこまで見るべきものもありませんが、あの絶望の淵の暗黒時代にもこんな熱心なファンがいたんだという証拠として大切に読みましょう。

カープ!我らの誇りカープ!我らのよろこび

 広島人の正しいカープとの距離の取り方、「勝ってたら見る」。「弱い頃はあんなにガラすきだったのが勝ち始めるとすぐにニワカが湧いて出て」なんてやっかみもよく聞きますが、元々広島人自体が熱しやすく冷めやすい県民性なんだから仕方ない。個人的には弱かろうが強かろうが常に満員の甲子園よりは健全な応援スタイルだと思うんですが、皆さまはいかがお考えでしょうか。

勝利を我らに!~Let’s Win!~

勝利を我らに!~Let’s Win!~

帰って来た今日の一行知識

カープのグッズ売り上げはこの15年で15倍に膨れ上がっている
2003年が3.5億だったのが2017年には53億。流石に去年一昨年のはバブルもいいとこでしょうが、それにしたって凄いなあ。先述の通りの殿様商売を許さない賢明な消費者行動はきちんと企業を育てるんですね。