脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

玉淀ダム

http://alfalfalfa.com/articles/150151.html
己が珠に非ざるを惧るるが故に。『山月記』は高学歴ニート問題の教科書です。


 「自分が行くべきなんだけれども、どうしても行けないので代わりにお願いします」。誰にも感謝されない雑用汚れ仕事の処理が生業となって早幾星霜。きちんと筋を通して依頼を持ってこられてきちんと感謝されるってこんなにも嬉しいことだったんだと改めて。日本語が通じる人と仕事ができるって楽しいなあ。


競馬進捗・・・H28収支-3550

いただきストリートDS進捗

  • メロメロ!美人だらけのいたストツアー クリア

コバルトの大空を映し 飴色の岩肌を映し

玉淀ダム
 埼玉県大里郡寄居町一級河川荒川水系荒川に建設されたダム。高さ32メートルの重力式コンクリートダムで、かんがい・発電を目的とする、埼玉県営の多目的ダムである。ダム湖人造湖)の名は玉淀湖という。
 関東地方を流れる荒川では、1947カスリーン台風による水害を機に、建設省による荒川総合開発事業が着工した。'61上流に二瀬ダム秩父湖)が完成。'62下流においても埼玉県企業局が主体となって玉淀ダム建設工事が着工し、'64完成。玉淀ダムの目的は荒川沿いに広がる農地への灌漑と水力発電である。荒川中部土地改良区はダム左岸に設けられた取水口から最大5.375立方メートル毎秒の水を取り入れ、38平方キロメートル余りの農地に農業用水を供給している。取水方式は太陽光で温められた表層水を取り入れる、表面取水方式である。また、埼玉県企業局はダム左岸に横軸の円筒カプラン水車(チューブラ水車)発電機を1台設置。ダムから最大30立方メートル毎秒の水を取り入れ、最大4,300キロワットの電力を発生させたのち、ダム直下に放流する。埼玉県企業局は'60大洞第一発電所運転開始以来、玉淀発電所を含む多くの水力発電所を開発してきたが、いずれも2008東京電力グループの東京発電へ売却している。(wikipediaより修整引用)

 はーるばる来たぜ秩父!って言おうとしたら、寄居町ってぎりぎり秩父地方には含まれないのね。熊谷に前泊して秩父鉄道でローカル電車の旅を満喫しようって目論見だったんですがそこは腐っても首都圏。通学時間とも被ったこともあって電車はなかなかの混み様であんまり旅情を楽しめる雰囲気では。最寄駅の波久礼駅で下車後は徒歩での移動が全くと言っていいほど想定されてない彩甲斐街道を冷や冷やしながら30分ほど歩いて目的地に到着。全く観光地化されてない純発電用ダムだけあって全く色気はありませんでしたが、個人的にはむしろそっちの方が感動できたり。ダム本体よりの周りの河原や獣道を30分位堪能しました。しかし、30半ばのおっさんがスーツで*1うろうろしてるのは完全に不審者だったよなあと今更ながらに反省。四半世紀前の餓鬼の時分に来てたら死ぬほど楽しかっただろうなあとノスタルジーに浸ってみたりしました。そろそろ怪しくなってきた自分の将来の息子にも「裏山」を用意してあげたいなあ。

やがて来る放水のため たくましい力を貯えているのか

 早朝だったとは言え、取水口まで警備はおろか人っ子一人すれ違わずに辿り着けてしまう長閑さは、そりゃあ悪の組織もダムへの毒物投げ入れを多用するわと納得しきり。年嵩の従兄のおさがりの怪獣怪人図鑑と再放送の仮面ライダーで育った昭和特撮万歳な身としては、キャットウォークの上で戦うライダーとショッカー戦闘員が容易に幻視できてしまいました。CG全開の最近の特撮もいいですがやっぱり特撮のロケ地はダムか採石場じゃなくっちゃ。

帰ってきた今日の一行知識

オランダ語アムステルダムとは「アムステル川のダム」と言う意味
「オランダで一番大きいダムはな〜んだ」のなぞなぞも案外的外れじゃなかったんですね。

*1:今回は仕事終わりにそのまま熊谷まで足を延ばしてます