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日本人は痴漢だの詐欺だのの微罪には非常に偏狭な癖にスパイだの国家反逆だのの大罪には妙に寛容なんですね。
私の中で屈指の唾棄すべき屑の一人が今度の統一地方選で大阪維新の会から立候補することが判明。橋下知事の株が暴落中です。大阪城東区の皆さん民度が問われますよ。
- 作者: 吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: コミック
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でも知らなかったいきなり逃げ出したいほどの衝撃
ギャグ漫画家は己の正気を切り売りする仕事。それを証明したかつての天才SFギャグ漫画家吾妻ひでお。その転落の日々が赤裸々に。
数年前に一世を風靡した吾妻ひでおの自伝的ノンフィクション漫画。2度の失踪とその間のホームレス生活と住み込みガス配管工生活にアル中病棟での経験を面白おかしく描いてあります。結構陰惨な毎日のはずがなんだかほのぼのまったりとした風情なのは作者の人徳か。どの生活もこれだったらちょっと位体験してみてもいいかもと思ってしまうのは、漫画作品としては最高の出来なのでしょうが、人生の道標としては最低。うっかり会社や家庭に三行半叩きつけない様にしましょう。
気付かないで見つめないで知りたくない
人間尊厳と野心さえ捨てれば何とでも生きていける。というのは、「戦争は楽しい」と並ぶ、絶対に学校が教えてくれない真理ですが、その誘惑に負けないようにキチンとこの真実と向き合うべきでしょう。自分に直截火の粉の降りかからない戦争ほど楽しい娯楽はありませんし、奴隷労働にも似たサービス残業に押しつぶされて過労死するよりは生活保護やごみ漁りで生きる方が遥かに楽なのは紛うことなき真実です。しかし、それを真正面から克服することこそが真の道徳ではないでしょうか。なかったことにするなんて解決法はうっかり気付いてしまった時の傷は深いですよ。
- アーティスト: 林原めぐみ
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2000/10/25
- メディア: CD
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帰ってきた今日の一行知識
四国八十八ヵ所めぐりなどの巡礼は元々ホームレス対策だった
福祉の概念などない中世以前は寺院が保護施設兼雇用安定所だったのですが、流民の激増によりキャパを越えた場合、巡礼名目で諸国遍歴の旅に出して口減らしをしてた。というのが元々の始まりだったようです。これ上手くやれば今でも活用できるんではないでしょうか。失業者の諸君四国へ集合だ。