『人物現代史6 ケネディ〜挑戦する大統領』

もみあげチャ〜シュ〜 : 高校生のイラストコンテストレベル高すぎワロタwwwwwww - ライブドアブログ
その国の文化の底力はプロよりアマを見れば分かるとはよく言いますが、その伝だと日本はまだ当分世界最強の座を譲らずにすみそうです。まあ周りがひいて追っかける気なくしてるだけな気もしますが。

　久しぶりに大学の後輩と飲み会。最近自分が一番下ってのばっかだったから、ちょっぴり新鮮。ただ最高学年だった所為で半無職の身にはちと手痛い出費が。見栄張るってのは結構大変です。

人物現代史〈6〉ケネディ (1978年)

The emblem of the brave and true

ケネディ　John Fitzgerald Kennedy
　1917-'63年。アメリカの政治家。ハーヴァード大学卒業。
　第二次大戦では快速魚雷艇の指揮を執り、多くの戦功で受勲。1947-'53マサチューセッツ州選出民主党下院議員、'53-'60上院議員。'60同党大統領候補に指名され、ニューフロンティアの旗印を掲げて当選（第35代）、史上最年少、初のカトリック教徒の大統領となる。強大な軍事力を背景に共産圏指導者と積極的な交渉を行い、キューバの反革命侵攻('61)には失敗したが、ベルリン危機の解決('61)、ソ連製ミサイルのキューバ持ち込み阻止('62)、部分的核実験停止条約締結('63)等を成功させ、中南米諸国には「進歩の為の同盟」政策に着手。内政では都市・貧困・教育・人権等、困難な問題に取り組み、特に人種問題では新公民権法を提案し差別撤廃に尽力。'63.11テキサスを遊説中ダラスで暗殺された。（『コンサイス人名辞典 外国編』より引用）

　内外共にアメリカ大統領人気ナンバー1のJFKの伝記。ケネディ王国とすら揶揄されるマサチューセッツの成金アイルランド移民の子が、帝王学となりふり構わぬ親の七光り的支援を受けて若き指導者として大成していく姿が描かれます。一つのゴールの大統領就任後も、ビックス湾事件やラオス介入での大失態を乗り越え、ベルリン封鎖でフルシチョフに小僧っ子とあしらわれながらも何とか成果を挙げ、そして終にはキューバ危機での歴史的融和に至るという流れは、王道を行く見事な成長物語。これに栄光の絶頂での悲劇的な最期がオマケでついてくるんだから人気の出ないはずがありません。あと5年ケネディが生きながらえていればアメリカはもっと・・・とはよくききますが、死して残す名のことを考えれば最高のタイミングでの退場だったのでしょうね。

Let martial note in triumph float and liberty extend its mighty hand

　日本のケネディたり得るかと期待された安倍も前原もつまらぬ蹉跌を針小棒大に取り上げて潰しておいて人材不足の嘆き節にくれる日本人。正直安倍も前原も余り同情のできる失敗の仕方ではありませんでしたが、それでも我々は辛抱強く彼等を育てようという我慢をせねばならなかったのではないでしょうか。完全に時計の針の巻き戻った民主党や澱み切った老害か脇とビジョンの甘すぎる若手しか居ない自民党を見るにその思いは深まります。願わくは小泉さん家の進次郎くんは彼等のようにならず二十年後三十年後の日本を支えて欲しいものです。その為にも退場すべき方には早々に退場いただきましょう。政権交替バブルに浮かれる民主党の皆さん、再就職の準備はできてますか。

星条旗よ永遠なれ~マーチ名曲集

帰ってきた今日の一行知識

リンカーン大統領が暗殺された時の秘書の名はケネディ。ケネディ大統領が暗殺された時の秘書の名はリンカーン。
偶然の一致でしょうが何か運命染みたものを感じます。キバヤシさん頑張って解析して見せてください。多分何か地球滅亡に繋がる謎が隠されているはずです。