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ああ営業ってのはこうやるのか。
東京でのヤサ決定。何故か無駄に豪華な3DK。神田かアキバかディズニーへの前線基地にどうぞ。
SRW AP進捗
- 作者: 大森実
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1979/12
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If they don't win, it's a shame
カストロ Fidel Castro Ruz
1927〜。キューバの革命指導者。
サンチャゴ=デ=キューバのドロレス学校、ハバナ市のベレン学校を経て、1945ハバナ大学に入学。'47トルヒージョ*1打倒の為ドミニカに渡り捕虜になるが逃亡。'48コロンビアの学生会議に参加中、コロンビア人民の蜂起に参加。'52バティスタ*2のクーデターを非難。'53.7.26モンカダ兵営を襲撃し反バティスタ闘争を開始、捕らえられ「歴史は私に無罪を宣告する」と有名な自己弁護演説を行う。'55メキシコに亡命、'55.7.26運動を組織し、'56.12グランマ号に乗りキューバに上陸、反バティスタ闘争をシエラ山を中心に開始。'57.7シエラ-マエストロ宣言を発し、'59.1.1バティスタ政権を打倒、'59.2首相。キューバ共産党を結成、第一書記となる。'76憲法制定に伴い国家評議会議長に就任。2008健康問題により引退。(『コンサイス人名辞典 外国編』より加筆引用)
昨今のチェ=ゲバラの異様な人気というか神格化の影に隠れて、非常に影の薄い、キューバ革命の英雄カストロのお話。中盤までは、革命成就までのカストロの奮闘記。泥に塗れ、友を失いながらも戦い抜き勝利を手にするその姿には素直に感動。で革命後は、アメリカによるねちっこい嫌がらせの嵐。世界の警察様の卑怯で無様な姿が拝めます。
以上個人崇拝を嫌い、派手な自己宣伝を許さぬカストロのことなので、美談や英雄譚には乏しいですが、天下のアメリカ様が、自分ちの裏庭に住み着いたゴロツキに悪戦苦闘するさまは反米家必見。CIAってひょっとしたら無能の集団なのかと思えてきます。
I don't care if I never get back
21世紀にあって共産主義を修正も破綻もさせずに維持する奇跡の国キューバ。その秘訣は何処にあるかとつらつら考えますに、それは規模の小ささとアメリカという逃げ場があることではないだろうかと思います。
少人数であるからこそ隅々まで目が届き適切な「指導」を行き届かせることができ、その理想を共有できない者はアメリカに引き受けてもらう。という形で、アメリカ亡命が反対派の暴発を防ぐ一種の安全弁の役割を果たしているのではないでしょうか。去る者は追わず、というのが集団維持には大切なのかもしれませんね。
- アーティスト: Various Artists
- 出版社/メーカー: Cmh Records
- 発売日: 2003/03/18
- メディア: CD
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