ねたミシュラン ★言っちゃらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
雉も鳴かずば撃たれまいに。
一向に寒くなる気配すらありませんが、今年も暖冬になるのでしょうか?
- 作者: と学会
- 出版社/メーカー: 楽工社
- 発売日: 2007/09
- メディア: 単行本
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狂気ではない重すぎる真実でもない
浜の真砂の尽きるとも世にトンデモの種は尽きまじ。911事件陰謀論からクラッシュフェチまで、時に真面目に時にお茶らけて、日本サブカル界の鬼才が語り尽くす珠玉の一冊。これを読まずして「と」の世界を語ること勿れ。
数年ぶりのと学会のメインストリーム「トンデモ本の世界」シリーズ最新刊出来。毎度の事ながら一度に二冊同時刊行は勘弁して欲しいモンです。内容はと学会の重鎮連の寄稿が殆どなだけあってどの項も安心して楽しめます。とは言え、投げっぱなしの説明不足の芸風は相変わらずなので、興味のない分野に関してはちと読むのに骨が折れるかもしれません。
無駄な能書きうだうだ垂れてるだけってのもアレなので、以下お気に入りの作品群。
- 『陰謀論の罠』・・・アポロ計画がらみの陰謀論がようやく下火になったかと思えば、またぞろ湧いて出た新たな911事件陰謀論。この議論がどれほど誤謬にまみれているのかを丁寧に解説してくれる一冊。
- 『反☆進化論講座』・・・キリスト教原理主義を痛烈に皮肉る一冊。今日から私もスパモン教に入信します。
- 『怪獣の名は何故ガギグゲゴなのか』・・・ヲタクに半可な知識で喧嘩売っても勝てるわけありません。
- 『悪趣味エロ紀行』・・・持ってます。がっぷ獅子丸先生の世を達観したような怖いもの知らずの文章の大ファンです。
- 『怪奇と神秘と恐怖の世界』・・・小学校時分学校の図書室にあった中岡俊也と中沢啓治の本とマンガ日本の歴史が私の読書体験の基盤です。もう少し置く本選べよ、我が母校。
君に逢う為生まれてきたと言える日の為
山本弘キモい、唐沢俊一耄碌しすぎとか好き勝手言いまくってて御免なさい。自分の土俵だと往時から全く衰えぬ最高のエンターテイナーぶり爆裂で非常に楽しんで読めました。
疑似科学や超歴史にスピリチュアルの危険性がようやく周知され始めた昨今ですが、危ないと声高に叫ぶより、こうやって逆に楽しんでしまう方が健全かつ安全な対処法でしょう。「と」な皆さん今後も独自の世界観で我々凡人を楽しませてくださいね。
- アーティスト: 高橋洋子,大森俊之
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2005/10/26
- メディア: CD
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