質問のようで全然そうではない彼女の質問に対処する方法 | POP*POP
えーと、そんじょそこらの神学論争や禅問答より難解なのは気のせえでしょうか?
きょおのせえぢ日録
(ダルマの準備をしている所へ)「最近は障ガイ者に配慮して、ダルマは使わんのだよ。手足が無かったり、片目だったり色々不味いでしょ」
謝れ、達磨大師に謝れ!(AA略)
『涼宮ハルヒの消失』
「さあ、異世界からの侵略者が地球を舞台に遊んでいるのかもしれませんね。案外そこらから突然、悪そうな敵キャラが出てくるのかもしれませんよ。」by古泉一樹
ある日世界は変わっていた。そこにあるのは望んだはずの世界。理不尽な騒動とは無縁の世界。アイツのいない世界・・・
ジュブナイルSFのお手本のような作品。多忙な日常急に平穏になってしまった喪失感が非常に秀逸。アナザー長門も魅力的。「涼宮ハルヒ」シリーズ最高傑作の下馬評も素直に頷けます。ただ「狂った世界」からの脱出シークエンスに成功してからの過去編は蛇足ではないかと。いらん戦闘シーンにラノベの限界を感じた気分。
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『涼宮ハルヒの暴走』
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「エンドレスエイト」
「うー、ええと……、『禁則事項』でいつも未来と連絡したり『禁則事項』したりしてるんですけど……くすん。一週間くらい『禁則事項』がないなぁおかしいなぁって思っていたの。そしたら『禁則事項』……。あたしすごくビックリして慌てて『禁則事項』してみたんだけどぜんぜん『禁則事項』でー……うう。ひい。あたしどうしたら……」by朝比奈みくる
終らない夏休み!
夏休み後半の名残惜しさをよく現した佳編。デジャブの表現が非常に自然でキョンと一緒にもやもやさせられる前半と無為無策のまま時の過ぎていく焦燥感に急かされる後半と精緻な構成に感動させられます。しかし、最後のオチに説得力が乏しいのが残念。
『涼宮ハルヒの動揺』
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「ライブアライブ」
「ちなみにメニューは焼きそばと水だけだからねっ。焼きそばは一つ三百円、水道水はタダで飲み放題!」by鶴屋さん
文化祭!
メディアミックスは「原作」の縮小再生産に過ぎないとかたくなに信じる原作原理主義者ですが、この一編だけはアニメ版の凶悪な出来には到底及びません。アニメ版ライブステージの神がかったパフォーマンスを是非一度ご堪能ください。
「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」
「これですべての決着をつけようではないか。我々にはあんまり時間が残されていないのだ。遅くともあと数分で終わりにしないといけない。」by長門ユキ
悪の宇宙人と戦う美少女未来人と謎の超能力者。銀河と時空を超えて繰り広げられるスペクタクルロマン!!
ベタな展開のB級特撮をパロディした同人映画をパロディした小説。という複雑な構成。ただ正直成功してるとは言い難く・・・地の文でのキョンの突っ込みは無粋な気が。アニメ版の様に投げっぱなしの方がシュールでいかったんではないかと。
「ヒトメボレLOVER」
「目を閉じれば蘇る。ああ……その姿のなんと可憐で美麗なことだっただろう。それだけではない。おれはその人の背後に後光が差しているのが見えた。錯覚ではない。そう、それはまるで天国から地上に差し込む光のようだった……」by中河
目指せ花園!!!
中河君がとことん痛い子です。
『涼宮ハルヒの陰謀』
「いつかそのうち、完全に対等な友人となった友人となったあなたと昔話を笑い話として語る日が来て欲しいものです。任務や役割など関係のない、ただの一人間としてね。」by古泉一樹
朝比奈さん(大)から下される謎の指令の数々。そこに秘められた未来人の真意はいかに!?
短編では今一ぱっとしないこの作者も長編になると本領発揮。『憂鬱』や『消失』のような「鋭さ」は無いものの、読んでて飽きないしっかりとした文章が楽しめます。退屈な春の休日のお供にどうぞ。
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『涼宮ハルヒの憤慨』
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「ワンダリング・シャドウ」
『わがSOS団はこの世の不思議を広く募集してます。過去に不思議な体験をした人、今現在とても不思議な現象や謎に直面している人、遠からず不思議な体験をする予定の人、そうゆう人がいたら我々に相談するとよいです。たちどころに解決に導きます。確実です……』bySOS団所信表明
何でも屋!!
可も無く不可も無くな中篇。うーん感想が書きにくい。