脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

ひちょりと岩瀬と鈴木さちについて

http://tuch.blog66.fc2.com/blog-entry-627.html
1・5・6が分からん。慶応は小学校にすら入れんか。ちょっとショック。


 今日の「だから大好きBOOK・OFF」のコーナー。『入江相政日記 第一巻』*1美品*2定価\3700が\105ナリ。値札が取れてたので冷やかし半分でレジに持っていったら、めんどくさかったのか捨て値で売ってくれました。「1000円なら買うぞ」って吹っ掛ける予定だったんですが、言わなくてよかった。
 オマケに今日の戦果。

 と1000円足らずで信じられないほどの豊作。古書の神様からの素敵なクリスマスプレゼントでした。

 閑話休題。今宵の御題は「森本+ナメック+オールスター」「岩瀬」「鈴木善幸+総理大臣+妻」。鈴木善幸って野球選手でしたっけ。

光る雲を突き抜けFly Away

森本+ナメック+オールスター

LOVE PHANTOM - 脱積読宣言

森本稀哲
1981年生まれ。東京都荒川区出身。184㎝81㎏、右投右打。背番号1*8
帝京高校(1996〜'98)→北海道日本ハム('99〜)
'06年度成績:試合134打数520安打148本塁打9打点42盗塁13打率.285
通算成績:試合514打数1212安打308本塁打23打点103盗塁42打率.254
タイトル:得点王('06)、日本シリーズ優秀選手('06)、ゴールデングラブ賞(外野手'06)

オールスター・ゲーム
 アメリカン、ナショナル各リーグの優秀選手を、ファン投票と監督推薦によって選抜し、その両チームにより毎年7月に行われているが、誕生のきっかけは、大打者ベーブ・ルースが違うリーグの投手を打つような試合を、という少年ファンの夢を、シカゴの記者が取り上げて実現させたもの。
 日本でも、セントラル・パシフィック両リーグが7月に行っている。第1回は昭和26年。試合の収益は選手の養老年金や野球殿堂、リーグ運営などの資金に当てられる。(『球技用語事典』より引用)

 
 2006年度サンヨーオールスターゲーム初戦、スタメンから外れた森本はナメック星人の仮装で両軍ベンチを沸かせてくれました。そのままの格好で打席とか入ってくれたら最高だったのですが、いくらお祭りとはいえそれは無理で試合が始まって少ししたら、メイクを落としてしまっていたのが残念です。なお版権の問題か、アナウンサーが頑なに「宇宙人」の仮装と言い張っていたのが妙に印象に残っています。
 しかし、ひちょりは新庄に後継指名されたはいいのですが、彼に新庄の代役は本当に勤まるのでしょうか。明らかに彼は粗いさんと同じでいじられて何ぼのキャラの気がするのですが。自分の事は棚に上げて綱紀粛正を要求しているダルビッシュ辺りと対立して、浮いてしまわなければいいのですが。
 SHINJOが引退、小笠原移籍、金村失墜と看板を次々と失った日本ハム。来年はどんなチームとなっているのでしょうか。願わくは今年と同じ明るく楽しい球団であって欲しいものです。当サイトは北海道日本ハムカープの次に応援してます。来年は是非北海道と広島の最長移動距離の日本シリーズをみたいものです。

DRAGON BALL 完全版 18 (ジャンプコミックス)

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岩瀬

Beauty & Stupid - 脱積読宣言

岩瀬
 常陸国久慈郡岩瀬(茨城県西茨城郡岩瀬町)発祥の岩瀬氏は清和源氏佐竹氏の一族。鎌倉幕府御家人となる。
 同国久慈西郡岩瀬(茨城県那珂郡大宮町)発祥の岩瀬氏は藤原北家秀郷流。
 また、江戸時代の小田原藩家臣でつとめた岩瀬氏は三河国発祥という。
 現在は愛知県の三河地方と、千葉県夷隅郡に多く、勝浦市・大原町・御宿町ではベスト10に入っている。(『日本名字家系大事典』より引用)

 いつもの通り、明治期の詐称疑惑は無視して、有名人の出自邪推大会。
 安政の改革で活躍した岩瀬忠震*9は旗本設楽家の三男として生まれたのが、藤原南家二階堂流の岩瀬家の分家に養子に入ったもの。中日の「死神」岩瀬仁紀*10は同じ岩瀬氏の出身と推測。三河の大塚辺りの豪族だった岩瀬氏の内家康の関東移封に同道したのが忠震の先祖、従わず土着したのが仁紀の先祖。
 19の岩瀬敬吾の出自は不明。東広島の辺りに岩瀬を名乗る豪族はいなかったはずなので、地形由来の百姓名字ではないでしょうか。

鈴木善幸+総理大臣+妻

君がいた物語 - 脱積読宣言

鈴木善幸
 明治四十四(1911)〜【平成十六(2004)年】。戦後の政治家。岩手県出身。水産講習所卒。全国漁業組合連合会主事、中央水産業会企画部次長、日本協同組合同盟中央委員などをつとめ水産業会に地歩を築き、戦後、岩手県から衆院議員に当選。社会党から社会革新党へ、更に自民党へ移った。この間、自治政務次官、1960第一次池田内閣の郵政相、第三次池田内閣の官房長官、'65第一次佐藤内閣の厚相、自民党総務会長を歴任。'72田中角栄内閣成立の際に田中-大平連合の橋渡しの役割を果たし、再び総務会長に起用された。'76福田内閣の農相、'80大平正芳*11急死後、首相(〜'82)。(『コンサイス日本人名事典 改訂版』より引用。【】内は管理人追記。)

内閣総理大臣
 イギリスの内閣制度の萌芽期、国王の諮問機関たる枢密院から分化して発展してきた内閣における「同輩中の主席」(primus inter pares)からきた言葉である。当初は他の閣僚と質的に異なった地位と権限を有していなかった。国王の名の下に行政を調整する仕事を任され、業務の適切な指揮・指導については国王に対して責任を負っていた。18世紀前半辺りから、国王が閣議から遠ざかったことにより、内閣の執行権力の担い手としての地位を固め、国王の第一助言者としての政治的権限が強まっていく。その指導の下に内閣の一体性が確立されるようになり、それまで国王に対してのみ責任を負っていた大臣が議会に対して連帯責任を負うこととなった。ここに、議院内閣制の成立の経緯と共に、内閣総理大臣の政治的基盤の強化を見ることが出来る。
 日本の大日本帝国憲法下においては、内閣総理大臣には天皇を輔弼する場合の手続きなどに関して特別な地位権限が認められた(内閣の首班たる権限を公認した)に過ぎず、他の国務大臣に対する指揮命令権はなかった。従って、内閣総理大臣の他の閣僚に対する統制は、自らの政治力に待つしかなく、閣内不統一で総辞職する例が少なくなかった。この時代の頃から、内閣総理大臣は首相と略称され、今日まで続いている。
 日本国憲法下における内閣総理大臣は国会議員であることを要し、国会の議決により指名され、それに基づいて天皇によって形式的に任命される。行政権を執行する最高の合議体である内閣の首長となった内閣総理大臣は、閣内の統一と一体性を確保し、内閣を代表する地位に立つこととなった。憲法上及び法律上強大な権限(国務大臣の任免権や議案の国会への提出権、行政各部の指揮監督権、閣議の主催権など)が与えられている。また、国家行政機関のひとつである総理府の長、すなわち「主任の大臣」としての地位も有している。
 議院内閣制を採用している現代国家では、首相が広範な実効的権限を持ちうるか、あるいは弱体のままであるかは、憲法上及び法律上の権限の次元はもとより、議会の政治的権力配置を示す政党制の違いや首相の地位に就く人の個人的威信とか影響力の組み合わせに依存している度合いが多い。(『政治学大事典』より引用)

qi(一声・四声)
一、つま。夫の配偶者。
二、めあわす。嫁にやる。嫁がせる。
国、つま。料理の添え物。
(『大漢語林』より引用)

 鈴木善幸の妻は函館水産学校初代校長萩原茂の長女の鈴木さちです。「家庭寮」卒業後そこの助手をしていた際、善幸の恩師伊谷以知二郎の紹介で昭和十四(1939)年十一月に結婚。子供に麻生太郎夫人の千賀子や鈴木俊一*12衆院議員などがいる。 「男内を語らず、女外を語らず」の典型的な地方のお嬢様の為、特筆すべき程のエピソードも無し。地味な旦那には地味な奥さんということでしょうか。

等しからざるを憂える。―元首相鈴木善幸回顧録

等しからざるを憂える。―元首相鈴木善幸回顧録

頭カラッポの方が夢詰め込める

 三角大福の血で血を洗う党内抗争に倦んじ果てた挙句に自民党が担ぎ出した「人柄」の首相鈴木善幸。彼こそが私達世代の思い描く自民党総裁のパブリックイメージの様な気がします。派閥に配慮し、長老勢に気を配り、軋轢を避けなし崩しに物事を進める弱腰の指導者。折角小泉が破壊したこの首相像をあっさりと安倍が復活させてしまいました。誠に以って嘆かわしいことです。是非次代の総理大臣にはナメック星人に扮した森本の様なサービス精神や岩瀬のような冷徹な強心臓を持つ人物になって欲しいものです。21世紀にもなって夫の顔色を伺う気弱な妻のようなリーダーはもう見たくはありません。諸悪の根源たる団塊世代が引退し始めている今こそ戦後レジームを終焉させる絶好の機会のはずです。一刻も早いオールスターを集めた政府による新たなる秩序の構築を願います。その為にも政界再編を。自民・民主の守旧派を切り捨てた若手の新党設立は所詮見果てぬ夢なのでしょうか。

今日の一行知識

片山首相の花押はただ単に「片山」と書いただけのもの
伝統なんか糞食らえの社会党らしい反骨の精神が伺われます。しかし、伝説の「井川のサインボール」と同じ匂いを感じるのは気のせいでしょうか。

CHA-LA HEAD-CHA-LA ~ 2005 ~

CHA-LA HEAD-CHA-LA ~ 2005 ~

Hironobu Kageyama Live, Barcelona 2001 Cha la head cha la - YouTube

*1:

入江相政日記〈第1巻〉

入江相政日記〈第1巻〉

*2:函・帯・附録完品。初版。背焼け少々。

*3:

井伊直弼 (人物叢書 新装版)

井伊直弼 (人物叢書 新装版)

*4:

女帝エカテリーナ 上 改版 中公文庫 B 17-3 BIBLIO

女帝エカテリーナ 上 改版 中公文庫 B 17-3 BIBLIO

*5:

マリア様がみてる 1 (コバルト文庫)

マリア様がみてる 1 (コバルト文庫)

*6:

マリア様がみてる 3 いばらの森 (コバルト文庫)

マリア様がみてる 3 いばらの森 (コバルト文庫)

*7:

マリア様がみてる 4 ロサ・カニーナ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 4 ロサ・カニーナ (コバルト文庫)

*8:53(1999)→46(2000〜'05) 

*9:作事奉行。肥後守。父設楽貞丈、母林述斎女、養父岩瀬忠正。

*10:通算成績:470試合42勝21負114S防御率1.41。最優秀中継ぎ(1999・2000・'03)、最多セーブ('05・'06)、2004アテネ五輪野球銅メダリスト。

*11:第68・69代内閣総理大臣。父利吉、妻志げ子。

*12:自民党古賀派小泉内閣環境大臣。妻敦子、岳父堤平五。