http://health.www.infoseek.co.jp/yazuya*1
永遠の17歳でした。えっへん。
今日も元気だ、カープが強い。
- 作者: と学会
- 出版社/メーカー: 楽工社
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 単行本
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ハート掴む宝求め
世の中はトンデモに満ちている。作者の思惑とは違う視点から楽しめる物件。それをひとはトンデモという*2。鋭い嗅覚と類稀なる知識でトンデモを狩るキチガイ誇り高きハンターの記録、とくと御堪能あれ。
ほんの二三ヶ月前にも同じシリーズのレビューをした気がするのは気のせいでしょうか。企画が通らなくて出版できないのよりはましでしょうが、粗製濫造もそれはそれでやめてほしゅうございます。
てなわけで、いうべき悪口も前回*3と同じ、面子しょぼすぎ、真面目に書け、内輪受けのネタいくない。
なんだかんだと言いつつも買ってしまうのが惚れた者の弱み。少しでも元を取る為に頑張って、面白いネタを紹介しましょう。浦島太郎の不倫でうまれた人魚が吉原に売られて遊女になる、山東京伝の『箱入娘面屋人魚』、生半可なハードコアエロ本よりやばい少女雑誌『少女革命』、やる気のない挿絵が素敵な中国のUFO本『飛碟与外星人(空飛ぶ円盤と宇宙人)』などが琴線に触れたネタでしょうか。うーん、いつに増してすくないなあ。さしもの「と学会」もネタ切れでしょうか。次回配本では、質の向上を切に願います。
あ、あと今回の「トンデモ本大賞」は『人類の月面着陸はなかったろう論』でした。これも前に取り上げてる*4ので特筆すべきことはありません。ホント今回は内容が薄うございます。
ぼんやり足元見てたら気がつきゃしないよスーパーチャンス
いつにまして罵詈雑言に終始した感が否めませんが、これも愛情の裏返しと、関係者各位は好意的にお受けとめ下さいまし。前回エントリー*5の唐沢俊一氏にも最近強く感じることですが、パソ通を駆使し、情報の最前線にいた、いわゆるオタク第二世代の凋落の時期が遂に来てしまったのではないか、と思えてなりません。寡占状態にあった情報が誰でも使えるようになったネットにより中途半端に共有される現状は、「そんなの知ってるよ」の一言で沈黙せざるを得ないサブカル系の作家には厳しいでしょうが、ここで踏みとどまってまだまだ活躍し続けて貰いたいものです。口幅ったいようですが、一ファンからの切なる願いです。
さて、裏返せばこの現状はトンデモ好きにとっては、これ以上ない好状況でしょう。五秒探せば、ネットの海から有象無象のサイトが選り取りみどり。良サイトに正義の使者にデンパ受信局。あなたもトンデモサイトを見つけたら、管理人まで報告下さい。一緒に指差して笑い*6ましょう。
*1:中段辺りに脳年齢チェックゲームがあります
*2:よくある勘違いですが、トンデモ本=疑似科学・超歴史というわけではありません。
*3:Yellow Yellow Happy - 脱積読宣言
*4:僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもう - 脱積読宣言
*6:当サイトも何故だか、「汚名挽回」の分野でそこそこの知名度を得たようで、某掲示板(2chにあらず)で、汚名挽回の正当性を主張する痛いサイトとして晒されてました。嬉しいやら悲しいやら。因みにうちの検索ヒットランキングは上から順に、汚名挽回、男色、切腹です。(あとタイトルに曲名を使っている関係上、間違って飛んでくる方も非常に多ゆうございます。紛らわしくてごめんちゃい。)うん。見事にイロモノ街道まっしぐらだ。
*7:1956年5月7日設立。メンバーは全四人。
*8:前にも使ったなこのネタ