脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

シルクロードSとトランプとドゴールについて

ゼレンスキー、歴戦の戦士みたいな顔になる。男は戦争で男になるんだよ:哲学ニュースnwk
これが真の漢の顔か。やっぱり死線をくぐるとどこか違いますね。


 社長の仕事の9割は金策とはよく言いますが、実際それに走り回ると心が削れるなあ。

月明かりが窓の隅で僕と君を覗くみたいに

シルクロードS

シルクロードステークス
 日本中央競馬会JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GⅢ)である。競走名の「シルクロード」は、ユーラシア大陸を横断する古代の交易路を指す呼称。
 1996 5歳*1以上の馬による重賞競走として創設された。創設当初は4月に施行していたが、2000高松宮記念(GⅠ)の施行時期が3月に変更されたのにあわせて、前哨戦として位置づけられていた本競走も2月上旬に変更、2011 1月下旬に繰り上げられた。創設時の負担重量は別定だったが、'02ハンデキャップに変更。'06国際競走に変更され、外国馬の出走が可能になった。創設から2001年までは地方競馬所属馬も出走可能だったが、'02-'19出走できなくなった。'20地方競馬所属馬も再び出走可能になった。 (wikipediaより修整引用)


 1月下旬にある高松宮記念の前哨戦。個人的には2017のセカンドテーブル複勝と2018ファインニードル・セイウンコウセイの馬連でちょっと儲けただけで最近はさんざんなイメージが。レース自体はセイウンコウセイとか今年のメイケイエールとか個人的に応援してる馬が頑張ってくれる印象があるので好きなレースではあります。で、歴代勝馬見ると最近はロードカナロアとかファインニードルとかダノンスマッシュとか後の高松宮記念の勝ち馬が結構順当勝ってるんですね。トライアルがトライアルの意味を全くなしてない昨今貴重な前哨戦レースです。


ドナルド=トランプ

ドナルド・ジョン・トランプ Donald John Trump
 1946年~。アメリカ合衆国の実業家、政治家。同国第45代大統領(在任: 2017.1.20-’21.1.20)。
 1946.6.14ニューヨーク州ニューヨーク市のクイーンズ区で生まれ育ち、ウォートン・スクールで経済学の学士号を取得した。'71父親*2の不動産事業を引き継いでトランプ・オーガナイゼーションと改名し、クイーンズとブルックリンからマンハッタンに事業を拡大した。同社は高層ビル・ホテル・カジノ・ゴルフコースなどを建設・改装したりしていた。トランプはその後、主に彼の名前をライセンスすることによって様々なサイドベンチャーを開始した。'96ミス・コンテストのミス・ユニバース・ブランドを購入し、2015売却した。'03-’15リアリティ番組「アプレンティス」をプロデュースし、司会を務めた。'20現在フォーブスは彼の純資産を21億ドルと推定している。
 トランプは共和党員として2016年アメリカ合衆国大統領選挙に進出し、16人の他の候補者を予備選挙で破った。彼の政治的立場はポピュリスト・保護主義者・ナショナリストと表現されてきた。民主党候補のヒラリー・クリントン*3を破ってサプライズ当選したが、一般投票数では敗れた。彼は最高齢のアメリカ合衆国大統領となり、軍や政府の役職に就いたことの無い初の大統領となった。彼の選挙と政策は多くの抗議を巻き起こした。トランプは選挙運動や大統領在任中、多くの 虚偽または誤解を招くような発言をしてきた。これらの発言はファクトチェッカーによって文書化されており、メディアはこの現象をアメリカの政治では前例の無いものと広く表現している。彼の発言や行動の多くは、人種差別や人種差別主義者として特徴付けられている。トランプはより厳格な移民政策を提唱している。彼は様々な国への渡航禁止令を課し、移民法の執行を強化し、移民の拘留や家族分離を増加させた。彼はまた、メキシコとの国境に「壁を作る」ことを誓ったが、これまでのところ、既存のフェンスの改修にとどまっている。彼は、個人と企業のための減税パッケージを制定し、個人の健康保険の義務化のペナルティを撤回した。最高裁にはニール・ゴーサッチ*4とブレット・カバノー*5、エイミー・コニー・バレット*6を任命した。外交政策では、トランプはアメリカ第一主義を追求し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)貿易交渉、気候変動に関するパリ協定、イラン核合意、中距離核戦力全廃条約、国際連合人権理事会国際連合教育科学文化機関ユネスコ)、世界保健機関(WHO)からアメリカを離脱させた。中国との貿易戦争のきっかけとなる輸入関税を日本など世界各国に課し、中国や日本などと貿易協定を結んだ。また、エルサレムイスラエルの首都として承認した。’18シリアからのアメリカ軍の撤退を表明するも、’19撤回して油田地帯に残留させた。'18トランプは北朝鮮の指導者である金正恩*7と3回会談したが、'19非核化の協議は決裂した。また軍事作戦を指揮し、ISILの最高指導者アブー・バクル・アル=バグダーディー*8やイランのイスラム革命防衛隊司令官ガーセム・ソレイマーニー*9の死をもたらした。
 ロバート・モラー*10率いる特別検察官の調査では、トランプと彼の選挙運動は、政治的に有利になるとの信念の下で2016年アメリカ合衆国大統領選挙におけるロシアの干渉を歓迎・奨励していたが、犯罪的な共謀やロシアとの協調を告発するのに十分な証拠は見つけられなかった。モラーはまた司法妨害の罪でトランプを調査したが、その報告書ではその罪でトランプを起訴・無罪にもしなかった。ウクライナ疑惑後にアメリカ下院は'19.12権力の濫用と議会の公務執行妨害罪でトランプを弾劾した。共和党優勢の上院は'20.2両罪を無罪とした。
 COVID-19パンデミックに対するトランプの反応は遅く、トランプは故意に脅威を軽視し、保健当局者からの多くの勧告を無視したり矛盾させたりし、証明されていない治療法や検査の利用可能性について虚偽の情報を宣伝した。
 2期目の再選を目指して'20.11.3大統領選挙に出馬したが、民主党候補ジョー・バイデン*11に敗れた。トランプ陣営は根拠なく「不正選挙」と主張し、再集計及び法廷闘争を行ったが、バイデン勝利の結果は変わらなかった。現職の大統領が落選するのは大統領選挙でのジョージ・H・W・ブッシュ*12以来28年ぶりのことであり、戦後落選した現職の大統領はトランプで4人目となる。'21.1.6トランプ支持者による連邦議会襲撃事件をめぐり「反乱の扇動」を行ったとの批判が高まり、下院では’21.1.11マイク・ペンス*13副大統領に憲法の規定に基づいて24時間以内にトランプを解任することを求める動議を提出し、同時に弾劾決議の準備も進める見通しとなった。'21.1.20任期4年を終えて退任し、前大統領となった。(wikipediaより修整引用)


 みんな大好きトランプ前大統領。アフガン撤退およびロシアのウクライナ紛争で株を下げまくっているバイデンに変わって地味に再評価気味なのが少し笑えます。そんな毀誉褒貶相半ばする彼の略歴を力不足は百も承知で概説。
 KKKの父の元に生まれた彼が頭角を現すのは父の経営していた不動産&投資会社を継いでから。旺盛な自己顕示欲と底抜けに明るく人好きのするキャラクター性を活かしてテレビや雑誌に出まくり、その会社トランプ・オーガナイゼーションを巨大企業へと成長させます。更に彼の権勢欲はとどまるところを知らず政界進出を企て2000年の大統領選に共和党から出馬します。この際は泡沫候補の一人として終わったのですが、面白いのはこの頃の彼は同性愛者や移民の権利拡張を謳ういわゆるリベラルだったこと。この人にとって政治信条は手段であって目的ではないんだなあというのがよく分かります。で、何度も何度も落選しながら迎えた運命の2016年大統領選挙、ヒラリー=クリントン圧倒的有利の下馬評を覆してまさかの当選。本人も想像してしてなかったのか当選確定直後の「やっちまった」って顔が印象的でした。で、そこからはもう叩いていい対象として、アメリカの進歩的文化人ご一統からフルボッコ。個人的に一番ひどいなと思ったのはハリウッドの風刺系の映画が「トランプへの批判精神に欠ける」と堂々と論評されていたこと。個人的にアメリカ人のリベラル層を見限った瞬間です。そうして迎えた再選を目指す2020年の大統領選挙。世界が注目したその結果は歴史的大接戦の末のバイデン勝利。国内外のリベラリストたちの歓呼の叫びが世界中に響き渡ったのでした。ただ、そこから先、世界秩序は崩壊しロシアのウクライナ侵攻という最悪の結末を迎えるのは皆さん知っての通り。野蛮な世界を押さえつけるのは、何やらかすかわからない強面の抑圧者がどうしても必要なんですねと痛感させられました。

独裁者ドゴール

ド・ゴール Charles André Joseph Marie De Gaulle
 1890~1970年。フランスの軍人・政治家。
 第一次大戦(1914)に従軍後、ペタン*14参謀総長の幕僚、中東諸国への軍事施設団長('29-'31)をへて最高国防会議事務局長となる。その著『Vers l'armée de métier』('34)では機械化部隊による電撃戦を予見し、また第二次大戦では第4装甲師団を率いてラン(Laon)、アブヴィル(Abbeville)でドイツ軍を食いとめた。'40.6P.レノー*15首相の下で陸軍次官となったが、フランス降伏でロンドンに逃れ、自由フランス民族会議を結成、ラジオを通じフランス国内に対ナチス抵抗を呼びかけた。自由フランス軍総司令官としてアフリカに転戦、フランス解放後臨時政府主席('44-'46)となる。この間モスクワ、ワシントンを訪問、いったん政界を引退したが、'47フランス国民連合(RPF)総裁として復帰、'47地方選挙で大勝、'51総選挙でも国民会議の第一党となった。憲法改正を要求、ファッショ的・独裁的傾向の強い強力政治を主張し、反共・反ソの最右翼勢力を代表したが、次第に勢力を失った。(『岩波世界史人名事典 増補新版』より引用)

独裁者
 絶対的権力を行使する支配者。通常、支配者と非支配者の身分は基本的に同一である。独裁者により支配される体制を独裁制と呼ぶ。
 独裁は、しばしば法の支配による手順を無視した形での、国家の非常事態宣言、市民の選挙や自由権の停止、法令による規制、政治的抑圧などが実施され、更には一党制や個人崇拝となる場合もある。軍事政権や一党独裁制、あるいは個人的支配下文民政府などを含め、多様で相違のある多数の統治形態が「独裁」と呼ばれている。「独裁」の政治的立場は、右翼または左翼など特定の立場には限らない。具体的に誰を「独裁者」と呼ぶかは、常に多数の議論がある。歴史上の著名な支配者は多くの場合、支持者からは「指導者」や「英雄」などと呼ばれているが、被支配者など批判的立場からは「独裁者」や「専制君主」などと呼ばれている事が多い。かつて独裁政権や植民地支配に対抗した「指導者」「英雄」が、権力を得た後に独裁的政治を行うケースも見られる。また支配者の側からは、現在は非常時における必要な緊急対応であり、国民や民族などの自由、財産、安全などを防衛し、更にパクス・ロマーナのような平和な状態を目指していると説明されるが、批判者からは伝統的な合議制、寛容、多様性あるいは法の支配などを軽視または無視した強権的・独善的な「独裁者」と批判される場合が多い。 (wikipediaより修整引用)


 ナチスの暴虐に負けずイギリスで臥薪嘗胆の果てにパリを解放した第二次世界大戦におけるフランスの英雄。そんな彼の独裁者としての側面を紹介。
 まずは前史から。パリ解放後当然のように首相に就任した彼でしたが、調整型政治家としての手腕は今一だったようで、いうことをきかない議会や政党に嫌気が差したか、僅か1年半で政権投げ出し。ここら辺、戦争終わったらあっさり選挙に負けた同じくイギリスの英雄チャーチルと被ります。下野後は財界で影響力を増しつつ臥薪嘗胆の時を過ごします。そんな彼が再び表舞台に飛び出すのは1958年。アルジェリア独立に反対する、植民者および駐留軍が「ドゴール万歳」を唱え本国に反旗を翻し、フランス本土進攻すら現実味を帯びてきた非常事態に、事態の収拾を託され大統領に再登板した彼はそのカリスマを以てこのアルジェ動乱の鎮圧に成功します。この人が非凡なのは再登板の条件に憲法改正を盛り込んだところ。再起した英雄を迎える歓喜の声と共に大統領に権限を集中させる新憲法を制定し、無事独裁者ドゴールの誕生です。強権を保持したドゴールはド・ゴール主義を標榜し、ベトナム戦争で忙しい米ソを横目に東西両陣営いずれにも与さない第三極の構築を目指し大暴れします。この時のヨーロッパ再統合の理念がのちのEUに結実するのだから、さすがと言わざるを得ません。同時にイギリスがEUと距離を置きたがったり、フランスが妙にロシアと近かったりするのもこの時代の名残かと分かってちょっと目から鱗。その最後は全世界的に高まった学生運動によって引き起こされた五月革命。一度は軍との連携で鎮圧しますが、再度のゼネストに抗しえず退陣。ここで物理的に吊るされなかった辺りに、先進国の矜持を感じます。

泣き顔も変な顔も僕にしか見せないと言ってくれたね

 シルクロードSを除いたトライアルレースが軒並み存在感を失っているように、全くその存在意義をなくしてしまいつつある国連。どんなきれいごとを言おうと、この混沌とした世界を抑えるには実力と覚悟を以て強権を振るうドナルド=トランプや独裁者ドゴールのような「英雄」が必要です。願わくは、日本がその英雄を必要としたとき首相の座にいるのが高市女史でありますことを。


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*1:現4歳

*2:Frederick Christ "Fred" Trump。エリザベス・トランプ・アンド・サン初代社長。父フレデリック、母エリザベス・クライスト・トランプ。母の支援のもと不動産業を起こし、ニューヨークでの開発事業などで大成功し、息子のドナルドの飛躍を準備した。

*3:Hillary Diane Rodham Clinton。第67代国務長官。夫:ビル。子にチェルシー。弁護士として活躍し、夫のビルが大統領就任によりファーストレディとなる。ルインスキー事件での対応で人気を集め、政界進出。上院議員オバマ大統領の国務長官として活躍し、民主党の大統領候補となるもトランプに敗北。

*4:Neil McGill Gorsuch。連邦最高裁判所陪席判事。父デイヴィッド、母アン・ゴーサッチ・バーフォード。憲法の解釈で原意主義・司法条文主義をとり、保守派の代表としてトランプ大統領最高裁判事に指名された。

*5:Brett Kavanaugh。連邦最高裁判所陪席判事。クリントン大統領の不倫疑惑追及などで頭角を顕し、保守派の裁判官として名を馳せる。トランプ大統領の指名により最高裁判事就任。

*6:Amy Coney Barrett。連邦最高裁判所陪席判事。敬虔なカトリックとして保守派裁判官として名を馳せる。トランプ大統領によりリベラル派のギンズバーグの後任として最高裁判事に指名され物議を醸しながらも就任。

*7:朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長。父正日、母高容姫。父正日の死により北朝鮮最高指導者の座を継承。玄永哲の公開処刑や兄金正男の暗殺などの粛清による恐怖政治で体制を固め、核開発による瀬戸際外交を展開。心臓病手術の失敗による死亡説も。

*8:أبو بكر البغدادي。ISIL初代カリフ。キャンプ・ブッカに収容中に過激思想に傾倒。出獄後ムジャヒディーン諮問評議会に参加し、ビンラディンとの連絡役として台頭。ビンラディン死後は各種テロを主導し人望を集め、ISILを「建国」するも、米軍によるカイラ・ミューラー作戦により横死。

*9:قاسم سلیمانی。イスラム革命防衛隊ゴドム部隊最高司令官。少将。イラン・イラク戦争での活躍により累進し、ゴドム部隊司令官に就任。シリア内線への介入やISIL掃討を名目としたイラク浸透などで影響力を強めるも、バグダード国際空港攻撃事件で横死。

*10:Robert Swan Mueller III。アメリカ連邦捜査局第6代長官。父ロバート・スワン・モラー、母アリス。共和党所属の法務官として活躍し、ロシアゲートの捜査に尽力した。

*11:Joseph Robinette Biden, Jr.。アメリカ合衆国大統領民主党上院議員として頭角を顕し、オバマ大統領の副大統領として活躍。2020年の大統領選挙でトランプを破り大統領就任。

*12:George Herbert Walker Bush。アメリカ合衆国第41代大統領。共和党下院議員として頭角を顕し、国連大使・CIA長官・副大統領などとして活躍。レーガンから政権を引き継ぎ大統領就任。パナマ侵攻・冷戦終結湾岸戦争勝利などの功績を挙げた。

*13:Michael Richard Pence。アメリカ合衆国第48代副大統領。父エドワード、母ナンシー=ジェーン。インディアナ州知事として活躍し、ドナルド政権の副大統領に就任。北朝鮮との関係悪化や、コロナ対策の失敗などで悪評を流した

*14:Henri Philippe Benoni Omer Joseph Pétain。フランス国初代主席。陸軍元帥。第一次世界大戦でヴェルダンの戦いを勝利に導くなどの大功を挙げ、ヴェルダンの英雄と称えられた。第二次世界大戦では降伏間近に首相に就任し、続くヴィシー政権でも傀儡の国家主席に祭り上げられた。ヴィシー政権崩壊後ドイツに亡命するも敗戦と共に逮捕され流刑先で客死。

*15:Paul Reynaud。フランス共和国第109代首相。中道右派として戦間期の政界で活躍し、各種大臣などの要職を歴任。第二次世界大戦でフランスの敗色が濃くなる中、ダラディエの後を襲い首相就任。徹底抗戦を唱えるも休戦派の圧力に屈し辞職。

『トンデモ超変態系』

痛いニュース(ノ∀`) : 【画像】 捕虜になったロシア軍幹部の持ち物、殺して奪った略奪品じゃないのかと話題に - ライブドアブログ
諸君、占領されるとはこういうことだ。そう考えると米兵ってほんと心の底から紳士だったんですね。


 新年度早々からの六連勤は心と体にこたえる。

心に君を繋いで朝日が指す道標

 同性愛・肛門性愛・露出症・苦痛愛好・幼児性愛・ボンテージ・浣腸愛好・死体性愛・感覚剝奪・食人・汚言症・獣姦・処刑・人形愛好・服装倒錯・糞食etc世に溢れる変態性愛のカタログがここに出来。


 唐沢俊一激賞のブレンダ・ラヴ著の変態性愛を網羅した大事典。前世紀末という出版時期を考えると奇書中の奇書で好事家必見というべき完成度と資料性なのですが、インターネットが普及して、どんなマイナー性癖も実演してる人を画像や下手したら動画付きで無料で閲覧できるようになってしまった現代となったら、正直ふ~んという感じ。挿入されている図版も写真も大分質が悪く、文章も学術書のパロディ風の硬質な文体なので「実用性」も皆無という訳で、時代の進歩に伴い完全に役割を終えた一冊ではないでしょうか。

もうこの先会うことはないそれを変えたくて書く物語

 LGBTQの権利を声高に叫ぶなら、ペドフィリアネクロフィリアにも人権を!いつの日かこの本にあげられた程度の性癖は尊重される多様性に満ちた世の中になってもらいたいものです。


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『偶然の聖地』

 年度跨ぎで気が抜けたか、この週末は一日家でYouTube三昧という贅沢な休日の過ごし方をしてしまいました。要反省。


競馬成績・・・R4収支-32470

  • ダービー卿チャレンジT・・・本命インテンスライト-500
  • コーラルS・・・本命ボンディマンシュ-100

去り行く日々は人に問うそれでいいのかと君は問う

 幻の山イシュクト山。それに魅入られたバックパッカー達と、世界の不具合をデバッグせんとする世界医達。彼らの奇妙な旅はどこへとたどり着くのか


 これぞ宮内悠介といった韜晦的な作品。本文は正直しっちゃかめっちゃかで物語としての体をなんとかギリギリ保ててるかなあってレベルなんですが、この本の真骨頂は欄外の註にこそあり。過去の豊富なバックパッカー経験に裏打ちされた豊富な知識や小ネタを読むだけでとても幸せな気分になれます。注釈を飛ばして読む方も多いようですが、この本に限っては間違いなくそちらが本体なのできちんと隅から隅までなめるように読みましょう。という訳で、正統的な文学作品期待すると間違いなく肩透かしを食らいますが、欄外註まで含めた一つの「本」という名の芸術作品だと思えば最高の作品でしょう。間違いなく人は選びますが、少しでも興味を持たれた方は是非ご一読を。

僕がこの世に生まれて来た事も偶然じゃないと

 岩波とか新古典集成とか読んでると、本文より註の方が面白いっていうか、註がないと何が何やらってのは慣れてるんですが、今回ほどそれに感謝したことはありません。ホント本って色んな楽しみ方があるんだなあと再確認させられた素敵な体験でした。


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『燃え続けた20世紀 戦争の世界史~それは大英帝国の凋落から始まった』

ウィル・スミスの件ほど意見が真っ二つに別れる話題もないよな:哲学ニュースnwk
「奥さんの代わりに報復って時点で配偶者を自分の庇護対象=格下扱いしている」って指摘には目から鱗でした。確かに男女同権ってのは、批判や皮肉や侮蔑も男性同様に自分で受け止めて自分で処理しなきゃいけないってことなんですよね。勉強になりました。


 大人の男が拗ねると実にみっともないなあと。反面教師にしなくちゃ。くわばらくわばら。

静かに燃える世界始まりはここから

 第一次世界大戦・ウィルソン・ワイマール共和国・ムッソリーニ大英帝国の没落・ロシア革命スターリンヒトラーフランコ第二次世界大戦チェンバレン・ドゴール・チャーチルetc数多のイベントと役者たちに彩られた戦争の世紀の真実がここに。


 過去の人生のバイブルを読み返そうシリーズ。半ニート時代の一番鬱々としてた時期に近所のセレクトブックショップで見かけて何故か惹かれて新刊で買った一冊。骨太な歴史観に非常に感動して、食費を削って全3巻セットの残りの2冊も急いで買った覚えがあります。とは言え、今となっては確かに面白いけど当時は何をどうしてあそこまで感動したんだろうとちょっと首をかしげる程度。まあ順調に感性が鈍麻してるだけなんでしょうけど。
 内容は第一次世界大戦から第二次世界大戦まで。出来事ごと人物ごとのの列伝体でそれぞれを深掘りしておりマイナーなエピソードもありメジャーなエピソードの別角度もありと懐かしさ補正抜きにしても読みごたえは抜群。ヒトラー無双になりがちなこの時代史に、ウィルソンやチェンバレンら世界平和の実現に向けて蟷螂の斧をかざした理想主義者たちの奮戦と蹉跌って視点を取り入れてるのが新鮮。まあ一番熱くてカッコいいのはバトル・オブ・ブリテンにおける覚悟完了済みのチャーチル率いるジョンブルの皆さんなんですけど。

夜空が終わりを告げるとき

 まさか両度の世界大戦における地政学が現代を生きる我々にとっての実学になってしまう日が来ようとは。世界ってのは何が起きるのか分かりませんね。当ブログはロシアのウクライナ侵攻が一刻も早く過去の出来事となり、数多ある傾国の愚行エピソードとして語られるようになることを祈っております。その時は全身全霊で指さして嗤ってやる。


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『母の待つ里』

痛いニュース(ノ∀`) : ウィル・スミスのビンタに米メディアが批判「最高に異常で醜い。ジョークだろ?空気読め」 - ライブドアブログ
流石ポリコレ先進国。つーかこんな程度の民度だからわざわざポリコレなんてもんが必要とされるんですね。よくわかった。


 女性の社会進出推進派の皆さんへ。ぜひ一度医療福祉業界をご体験ください。責任者としてふるまう訓練のされてない女性に権力を持たせることの意味と結果がこれでもかと堪能できますよ。

かあさんのいるあの空の下はるかな北をめざせ

 ユナイテッドカード・プレミアクラブの新サービス、ユナイテッド・ホームタウン・サービス。ふるさとを喪失した現代人に理想の「故郷」と「老母」を提供するこの奇矯なサービスはいかな顛末を迎えるのか。


 よくぞこの荒唐無稽な設定を力技の感動物語に仕立てたなあと。設定と展開が雑で売り方が下品なのはいつもの浅田文学のお約束なんですが、今回は特にそれが顕著。早々に仕掛けは割れるとは言え、帯の惹句で全面的にネタバレしちゃああかんでしょう。第一章位何が起きてるんだ?の手探り感で読みたかったなあと。あと、完全に東京人目線なので「いつか故郷に錦を」が現実的な人生目標で、近い将来の老親の介護がリアルな課題な上京組からすると、「ふるさとの喪失」なんて甘っちょろい感傷に全く共感も感情移入もできないのがなんだかなあ。ついでに言うと、「物語の約束事を踏み越えて客がホストの人生に土足で踏み込む」って横紙破りが作中ではなぜだか美談にされているのがとっても違和感。やってることはオタクがアイドルにリアルに告白してるのと変わらんぞと。とどめに鬼の首を取ったようにオペレーターがAIの自動音声だったって言い出すのも作者の老耄を感じてオールドファンとしては別の意味で涙が。そして一番の問題は、それらの巨大で膨大な問題点があってなお、普通に面白い感動巨編なこと。美しすぎる文章力の暴力で問題解決するスタイルは褒めていいんだかけなすべきなんだかの判断に迷います。

さあ出発だ今陽が昇る希望の光両手につかみ

 過剰な都会下げの田舎賛美に東京人の傲慢を感じるのはきっと田舎者の僻みなんでしょう。首都圏出身者に共通する不思議な余裕は羨ましくもあり疎ましくもあり。自分のアンビバレンツな感情の処理に戸惑います。


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『政界大再編~鍵を握る9人』

【悲報】「オタクはすぐに軍師やプロデューサーになりたがるけど、一番大事な人心掌握や根回しができないんじゃね?」という疑問 | やらおん!
オタクだろうが意識高い系だろうがヤンエグだろうが、自分の手を汚そうともしない奴は基本的に唾棄すべきクズです。


 『有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】』に触発されてスターダムの両国大会「LECクリンぱっ!Presents STARDOM WORLD CLIMAX 2022 ~The Top~」を観戦。感想は以下箇条書き。

  • オタク系コンテンツの宿命か、客層はお察し。飲食禁止の席でにおいの強いホットスナック食い出す池沼とか、真っ暗な会場でずっとスマホで野球中継見てる非常識とか。
  • 最近のプロレスの流行りなんでしょうが、もう少し台本を隠す努力を・・・。序盤の予定調和な考え考えの技の応酬はちょっと醒めます。後半余力なくなってヘロヘロになってからは盛り上がりますが。
  • ドロップキックやリフト系の投げ技はプロレスの華。その分関節技の攻防はそこそこ退屈。
  • 男子だと浮きまくるキラキラ衣装が女子だとまったく違和感なく調和してていいなあ
  • 入場曲がどれも名曲ぞろい。サントラ出てないのかなあ
  • 雰囲気や展開無視して挿入されるコミカルムーブは誰得なんだろう
  • 試合後涙ぐむ後輩を抱き寄せる先輩ムーブは女子の専売特許ですね
  • 試合が白熱してくると皆さん首とか腰とか膝とか古傷の痛むところに手を当てながらの戦いになるのが痛々しくて・・・
  • 第6試合:スターライト・キッドの「無理してヒールやってる」感が出色。
  • 第7試合:元アイスリボン御一行が格下扱いでボコられる姿に国際軍団味を感じて切なかったです。外様は大変だなあ
  • セミファイナル:ベストバウト。きれいな世代交代劇。過去のいきさつを知らない自分でもうるっと来ました
  • メインイベント:セミファイナルとKAIRI復帰戦が名試合過ぎて正直だいぶ退屈。順番逆だったらこれもかなりの名勝負に思えたんでしょうが
  • まとめ:有田哲平激賞の理由がよく分かった。これは今後も追っかけたくなるなあ


競馬成績・・・R4収支-31870

  • 高松宮記念・・・本命グレナディアガーズ-1900
  • 日経賞・・・本命アサマノイタズラ-1460
  • フラワーC・・・本命シンティレーション+50
  • 毎日杯・・・本命ドゥラドーレス-670
  • マーチS・・・本命オメガレインボー-17200
  • 六甲S・・・本命ファルコニア+40
  • 名古屋城S・・・本命グロリアムンディ-80
  • 名鉄杯・・・本命ヴァニラアイス-100

俺だってやれると自分に言い聞かした

 時は2008年、長きにわたった自民党一強体制に揺らぎが見え、政権交代の声も高らかに叫ばれ始めた時代。政界再編のキーマンたる小沢一郎麻生太郎与謝野馨平沼赳夫太田昭宏小池百合子二階俊博中川秀直渡辺喜美の9人の物語。


 麻生政権後半の自民党ほぼ完全に死に体モードの時期に書かれた今後の展望。小沢失脚前で、「総選挙では自民民主ともに過半数取れずガラガラポンの政界大再編が起こるに違いない。その時のキーマンとなるのは・・・」ってのが本作のテーマ。作者が小沢信者の麻生アンチなのだけはしっかり伝わってきます。15年後の現在でも「健在」なのは麻生・太田・小池・二階の4人で打率5割は高いのか低いのか。とりあえず、小池は自己プロデュースが天才的だったんだなあってのと、二階は昔っから玄人筋の評価高かったんだなあってのが、今回の目から鱗。今となっては完全に時代遅れのお話ですが、あの時代の下馬評はどうだったんだってのを後知恵でニマニマ眺めるのはなかなか上等な酒の肴ですよ。

弱かった自分に嫌気が差すあの時とは違った自分に出会う

 民主党が総選挙で勝ち過ぎず、健全な二大政党制がはぐくまれた世界線。死んだ子の齢を数えるのもアレですが、やっぱりどう考えてもそっちの方が日本の未来は明るかったよなあと改めて。某プーチンさんもそうですが、調子に乗ったら権力の座から滑り落ちる可能性があるって緊張感は大事だよなあ。


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メジロドーベル

痛いニュース(ノ∀`) : ロシア、日本を「敵対国」に認定 「日本はウクライナより格段に攻めやすい」 - ライブドアブログ
電撃作戦が手詰まりになったので二正面作戦に方針転換って完全にヒゲの伍長と同じ思考回路に陥ってますね。なんにせよやはりロシアは不倶戴天の怨敵だ。


 四十路の身に久しぶりの六連勤はこたえる。

だけど決めた走っていかなきゃ理想を描いたあのゴールへ

ウマ娘

メジロドーベル
 卑屈なクールビューティー。人目が苦手で、とくに男性の前では極度に緊張してしまう。メジロ家という社交必須の環境に生まれながら、ずっと奥まったところで暮らしてきた、孤立の令嬢である。打ち解けた相手に対しては、そこまでドライではないという噂もあるが…。
cv.久保田ひかり*1


 誰が呼んだかどぼめじろう先生。自己評価が低く男性恐怖症で人見知りで内気なあがり症の美少女っていうどこの少女漫画の主人公だっていう設定に、育成開始前は正直そんな魅力を感じてませんでしたが、その内実はメジロの栄光を一身に背負い新たな偶像たらんと自身を追い込む求道的で熱血なアスリートの鑑。正直他のどの子よりも現代風スポ魂してた気がする。キャラ造形としては個人的には少女漫画の作者って設定が地味に好み。中国馬名からの再翻訳由来のどぼめじろうのペンネームともども二次創作の妄想がはかどります。

原作

メジロドーベル
 平成六(1994)年~。品種:サラブレッド、性別:牝、毛色:鹿毛。父メジロライアン*2、母メジロビューティー*3、母の父パーソロン*4。生国:日本(北海道伊達市)、生産者:メジロ牧場。馬主:メジロ商事株式会社、調教師:大久保洋吉*5美浦
 日本の競走馬、繁殖牝馬。'96中央競馬でデビュー。主な勝ち鞍は'96阪神3歳牝馬ステークス、'97優駿牝馬オークス)と秋華賞、'98・'99エリザベス女王杯など。それぞれの年にJRA賞最優秀3歳牝馬、最優秀4歳牝馬、最優秀5歳以上牝馬に選ばれた。吉田豊*6が全戦に騎乗し、通算21戦10勝。4年連続で年度表彰を受けた史上初の馬であり、中央GI競走5勝は2009年まで牝馬による最多勝利記録であった。(wikipediaより修整引用)


 女帝や女傑になれなかった最強牝馬ウオッカ以前は牝馬最多勝を誇ったGⅠ5勝を含む10勝のうち7勝*7牝馬限定戦という、男性恐怖症のキャラ付けも納得な戦績。ウマ娘以前の思い出としはウイニング競馬の解説の大久保先生の管理馬だったのでしょっちゅう思い出話に出てきてたのが印象的。地味に長生きで現在も存命中で離乳した当歳馬の保母さんやってる姿がたまにYouTubeなんかで流れてきてほっこりさせられます。

馬名の由来

メジロ牧場
 かつて北海道虻田郡洞爺湖町にあった競走馬の生産牧場である。日本屈指のオーナーブリーダーであり、史上初の牝馬三冠馬メジロラモーヌ*8、GI競走5勝を挙げたメジロドーベルなど数々の名馬を生産した。勝負服の柄は「白、緑一本輪、袖緑縦縞」。
 1967建設会社・北野組社長で馬主の北野豊吉*9が、北海道伊達市の高橋農場から敷地の一部を割譲され、伊達市メジロ牧場を開場。牧場名は北野の自宅所在地である東京都豊島区の地名「目白」に由来する。開業当初から数々の重賞優勝馬を輩出し、1982年にメジロティターン*10天皇賞(秋)に優勝し、八大競走初優勝。以降もメジロライアンメジロドーベルなどの名馬を生産している。しかし2000年代に入ると次第に成績は低迷。2006を最後に重賞勝利から遠ざかり、成績不振により競走馬の賞金を基にした経営が成り立たなくなったことから、'11.5.20牧場を解散、同時に馬主業からも撤退した。1971洞爺湖町に分場を開設。2003本場がこちらに移され、伊達市の旧本場は育成・休養に使用されていた。 (wikipediaより修整引用)

ドーベルマン
 ドイツ原産の犬種である。ドーベルマン・ピンシャー、ドーベルマン・ピンシェルとも呼ばれる。
 19世紀末、ドイツのテューリンゲン州に住んでいたブリーダー、カール・フリードリヒ・ルイス・ドーベルマン*11によって警備犬としてジャーマン・シェパード・ドッグとジャーマン・ピンシャー、ロットワイラーマンチェスター・テリアとの交配により生み出された。カール・フリードリヒ・ルイス・ドーベルマンは税金徴収官を仕事としていたため普段より現金を持ち歩くことが多く、優秀な警備犬の必要性を感じ、この犬を生み出したとされる。(wikipediaより修整引用)


 ご存じメジロの冠名に同年生まれの牝馬共通テーマの犬種名からドーベルマンが名前の由来。ブルテリア・ボクサー・キャバリア・ダルメシアン・ハスキーなんかの強そうな犬種の中でもやっぱり最強は断トツでドーベルマンだったんですね。と昔ドーベルマンにとびかかられてマジで死ぬかと思った身としては地味に納得です。

ちょっとずつちょっとずつ前に進まなくちゃ変わっていけないから

 自己肯定感の低い子が実は芯では誰より強靭で灼熱の魂を持ち、幸運な出会いに導かれその才能を開花させていくってやっぱりなにより燃える展開ですね。まあ完全に何も成し遂げられてないクソヲタクのワナビーなだけな気もしますが。


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たまに帰ってくる今日の一行知識

ドーベルマンは本来垂れ耳

カッコ悪いからって幼犬の時に切除しちゃうみたいですね。やっぱり血統書付きの犬はなんだかもにょるなあ

*1:アーツビジョン所属。代表作:服部光希(『一日にして成らず』)、クロエ(『サウザンドメモリーズ』)、Intrepid(『艦隊これくしょん -艦これ-』)他。

*2:生涯成績:19戦7勝、獲得賞金4億9204万400円。父アンバーシャダイ、母メジロチエイサー、母の父メジロサンマン。主な勝鞍:宝塚記念(1991)。主な産駒:メジロブライトウインブレイズメジロロンザン

*3:生涯成績:6戦1勝。父パーソロン、母メジロナガサキ、母の父ネヴァービート。主な勝鞍:スイートピー賞(1985)。主な産駒:メジロキルデア・メジロコルセアメジロメンカール。

*4:生涯成績:14戦2勝、獲得賞金13,251ポンド。父Milesian、母Paleo、母の父Pharis。主な勝鞍ナショナルS('62)・イボアハンデキャップ。主な産駒:シンボリルドルフサクラショウリメジロアサマ

*5:通算成績:8921戦878勝。主な管理馬:ショウナンカンプリージェントブラフショウナンパントル。代表作:『ウイニング競馬』(解説者)他。

*6:'21成績:447戦17勝。通算成績:17000戦1262勝。主な勝鞍:優駿牝馬(1997・2007)・マイルチャンピオンシップ('08)・スプリンターズS(1998)。

*7:サフラン賞・阪神3歳牝馬オークス秋華賞・府中牝馬エリ女×2

*8:生涯成績:12戦9勝、獲得賞金:3億1192万100円。父モガミ、母メジロヒリュウ、母の父ネヴェアービート。主な勝鞍:優駿牝馬(1986)・桜花賞('86)・エリザベス女王杯('86)。主な産駒:メジログリーンメジロテンオー・メジロディザイヤー

*9:北野建設初代社長。メジロ牧場を開場し、オーナーブリーダーとしてメジロ時代を築いた。主な所有馬:メジロアサマメジロカーラ・メジロタイヨウ。

*10:生涯成績:27戦7勝、獲得賞金:1億7550万8000円。父メジロアサマ、母シェリル、母の父スノッブ。主な勝鞍:天皇賞(1982秋)。主な産駒:メジロマックイーン・アトミックサンダー・メジロマーシャス

*11:アポルダ・ニーダーロースラー地区収税吏。野犬捕獲員としても活躍し、護衛犬に最適な犬種としてドーベルマンの開発に成功した。