脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『政界大再編~鍵を握る9人』

【悲報】「オタクはすぐに軍師やプロデューサーになりたがるけど、一番大事な人心掌握や根回しができないんじゃね?」という疑問 | やらおん!
オタクだろうが意識高い系だろうがヤンエグだろうが、自分の手を汚そうともしない奴は基本的に唾棄すべきクズです。


 『有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】』に触発されてスターダムの両国大会「LECクリンぱっ!Presents STARDOM WORLD CLIMAX 2022 ~The Top~」を観戦。感想は以下箇条書き。

  • オタク系コンテンツの宿命か、客層はお察し。飲食禁止の席でにおいの強いホットスナック食い出す池沼とか、真っ暗な会場でずっとスマホで野球中継見てる非常識とか。
  • 最近のプロレスの流行りなんでしょうが、もう少し台本を隠す努力を・・・。序盤の予定調和な考え考えの技の応酬はちょっと醒めます。後半余力なくなってヘロヘロになってからは盛り上がりますが。
  • ドロップキックやリフト系の投げ技はプロレスの華。その分関節技の攻防はそこそこ退屈。
  • 男子だと浮きまくるキラキラ衣装が女子だとまったく違和感なく調和してていいなあ
  • 入場曲がどれも名曲ぞろい。サントラ出てないのかなあ
  • 雰囲気や展開無視して挿入されるコミカルムーブは誰得なんだろう
  • 試合後涙ぐむ後輩を抱き寄せる先輩ムーブは女子の専売特許ですね
  • 試合が白熱してくると皆さん首とか腰とか膝とか古傷の痛むところに手を当てながらの戦いになるのが痛々しくて・・・
  • 第6試合:スターライト・キッドの「無理してヒールやってる」感が出色。
  • 第7試合:元アイスリボン御一行が格下扱いでボコられる姿に国際軍団味を感じて切なかったです。外様は大変だなあ
  • セミファイナル:ベストバウト。きれいな世代交代劇。過去のいきさつを知らない自分でもうるっと来ました
  • メインイベント:セミファイナルとKAIRI復帰戦が名試合過ぎて正直だいぶ退屈。順番逆だったらこれもかなりの名勝負に思えたんでしょうが
  • まとめ:有田哲平激賞の理由がよく分かった。これは今後も追っかけたくなるなあ


競馬成績・・・R4収支-31870

  • 高松宮記念・・・本命グレナディアガーズ-1900
  • 日経賞・・・本命アサマノイタズラ-1460
  • フラワーC・・・本命シンティレーション+50
  • 毎日杯・・・本命ドゥラドーレス-670
  • マーチS・・・本命オメガレインボー-17200
  • 六甲S・・・本命ファルコニア+40
  • 名古屋城S・・・本命グロリアムンディ-80
  • 名鉄杯・・・本命ヴァニラアイス-100

俺だってやれると自分に言い聞かした

 時は2008年、長きにわたった自民党一強体制に揺らぎが見え、政権交代の声も高らかに叫ばれ始めた時代。政界再編のキーマンたる小沢一郎麻生太郎与謝野馨平沼赳夫太田昭宏小池百合子二階俊博中川秀直渡辺喜美の9人の物語。


 麻生政権後半の自民党ほぼ完全に死に体モードの時期に書かれた今後の展望。小沢失脚前で、「総選挙では自民民主ともに過半数取れずガラガラポンの政界大再編が起こるに違いない。その時のキーマンとなるのは・・・」ってのが本作のテーマ。作者が小沢信者の麻生アンチなのだけはしっかり伝わってきます。15年後の現在でも「健在」なのは麻生・太田・小池・二階の4人で打率5割は高いのか低いのか。とりあえず、小池は自己プロデュースが天才的だったんだなあってのと、二階は昔っから玄人筋の評価高かったんだなあってのが、今回の目から鱗。今となっては完全に時代遅れのお話ですが、あの時代の下馬評はどうだったんだってのを後知恵でニマニマ眺めるのはなかなか上等な酒の肴ですよ。

弱かった自分に嫌気が差すあの時とは違った自分に出会う

 民主党が総選挙で勝ち過ぎず、健全な二大政党制がはぐくまれた世界線。死んだ子の齢を数えるのもアレですが、やっぱりどう考えてもそっちの方が日本の未来は明るかったよなあと改めて。某プーチンさんもそうですが、調子に乗ったら権力の座から滑り落ちる可能性があるって緊張感は大事だよなあ。


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