脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『港区史~通史編 原始・古代・中世』

【#Colabo】Colaboと仁藤夢乃さんを支える会の中の人(元暴力団幹部)の覚醒剤使用がバレた経緯がヤバすぎると話題に…女性が無理やり覚醒剤を打たれていた:ハムスター速報
まんま『闇金ウシジマくん』の世界観展開しないで欲しいんですけど。あれフィクションだからこそ笑えるんですよ。


 忘年会がないとなんだか師走感がでてきませんね。

港区は美わしき平和のわがまちよ

港区
 東京都23特別区の一。面積:20k㎡、人口:170,660人*1
 1947.3.15赤坂・芝・麻布3区が合併、成立。山手台地の赤坂台・麻布台・高輪台東京湾岸の低地を占める。山手と下町の接点。海岸沿いは港湾用地で倉庫街、低地の大半は商業用地で千代田区寄りに業務街が発達。台地は第二次大戦前に高級住宅地として知られ、戦後はマンション建設が目だつ。北端に大宮御所・迎賓館(旧赤坂離宮)。赤坂地区東部には、料亭・キャバレー・ナイトクラブなどが集中。現在、各地区で建物の高層化が急進。(『コンサイス日本地名事典 第3版』より引用)


 港区立郷土歴史館に行った時のお土産を読了。内容は『○○史』の名に恥じないバリバリの学術書なのですが、私が現役の時分の函装が当然だった頃に比べると、ソフトカバーになって写真や図表もふんだんに挿入されるなどリーダビリティーが圧倒的に向上していて感動。内容はまあ良くも悪くも硬派で当たり障りのない堅実極まりないもので、専門から外れる原始・古代はちと難渋しましたが、白眉と言っていいのが中世。あの複雑怪奇な永享の乱から続く関東のドロドロの動乱を比較的わかりやすく解説してくれてて目から鱗。これから佳境を迎える『新九郎、奔る』の予習にどうぞ。

丘辺より電波さやけくひろごるや世界の涯に

 とりあえず一冊だけ買ったんですけど、面白かったので続きも買おうかなあと。こうやって硬骨な学術書を読めるのは落ちこぼれたとはいえ、体系だった学問を修めた故。高等教育の醍醐味はこうやって教養を広げれることにあるんでしょうね。一切合切全く生業には役立ちませんが。


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*1:R4.10.1現在、261,876人