【朗報】新作『スーパーロボット大戦30』10月28日発売!リーク通り、グリッドマン・ナイツマなどが新規参戦! ナラティブ、ガンソード、レイアース、マジェプリなども! これは完全復活ですわ | やらおん!
待ちに待った2年半ぶりの新作。こんだけ待たせたからにはXやTのような手抜き作じゃないですよね。信じてますよ。
退屈は敵だ!が身上ではありますが、こうも色々一気に動き出すとさすがにしんどいなあ。カバンに本だけ詰め込んでどっか韜晦したいものです。
涼しい顔で他人事のようにあなたと話しましょう
ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち
「しみのんみなさまのいこいのばとなるギャラリーが、ごがつにオープンするのです。うえのかいにはカフェやパソコンきょうしつもはいります。それまでごめいわくをおかけするのです」by妖精
全編を通底するドロッとした湿度の高い暴力描写が実に秀逸で『2010年代SF傑作選』この短編を読んで一目惚れ。ついにこの本を買うに至りました。感想は初読の時と変わらず実に中毒性の高い読後感。ただ冷静に読むと尻切れトンボ感半端ないなこれ。間違いなくわざとでしょうけど。
はじまりと終わりの世界樹
バグダッド占領と独裁者処刑は、合衆国の覇権拡大という神に与えられた自明の宿命の一環だった。神命なのだから、人間の承認は必要ない。そうやって建国以来、この国は独断専行に慣れていたんだ。
白人至上主義、混血、スラム、アメリカの独善的覇権主義などに疑義を呈する社会派作品になるんでしょうが、これを「部外者」の日本人が書いてしまっていいのかとちょっともやもや。文化盗用が悪とされる理由が少しだけわかった気がします。
The Show Must Go On !
「もちろん!創造の源泉となるのは怒り、憎しみ、嫉妬、劣等感から自己顕示欲まで、ありとあらゆる旧人類的感情。だから人類は、創造性を失いつつあるんでしょ」by人気アマチュア作家
キャラクタライズされた亜人たちによるエンターテインメントとしての戦争。実に救いのない、それでいて実に魅力的な物語となっています。
The Show Must Go On, and...
「今この世界に何が起きているのか、正しく見極められるのは僕らの年代だけなんだよ。上の世代は変化についていけず、下の年代は変化に流されるままだ」byランギ・アテア
↑の続編。相変わらずの尻切れトンボな終わり方をよく発展させたと思うべきか半端な結末がついて中途半端になったというべきか。
... "STORY" Never Ends !
「彼女の意志が目覚めてしまったら、俺たちにできることは何もない―そう言い伝えられている」byオブセルバドール
最後の最後に全部をひっくり返しつつも見事にまとめる力技の大団円。やはりこの人の神髄は陰惨な暴力描写にこそ。
ホントの私は見せられないカッコつけちゃってごめんなさい
アンソロで知った作家さんの単独作を改めて読む。本読みにとっての至福の体験です。浅田次郎が短編の必要性を力説してたのはこういうところにも理由があるんでしょうね。今後も入口になってくれる良質なアンソロジーが続々と上梓されることを期待します。
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