『天冥の標Ⅰ～メニー・メニー・シープ』

京都市営地下鉄の壁に描かれたキャラが北九州のフェミ市議に難癖つけられるｗｗｗｗｗｗｗｗ:ハムスター速報
数年前から京都に行く度いつか怒られるんじゃないかと部外者ながらに冷や冷やしてましたが、ついに。地味にアニメ文化の盛んな京都らしいいいデザインだと思うんだけどなあ。

　友もすなるインスタといふものを我もしてみむとてするなり。という訳で、今更ながらInstagram始めてみました。奇特な方はぜひフォローを。

競馬成績・・・R2収支-33920

札幌記念・・・本命ノームコア+2650
北九州記念・・・本命ジョーカナチャン-100
佐世保S・・・本命ジュランビル+240
札幌日刊スポーツ杯・・・本命ゴースト+20
日本海S・・・本命ノチェブランカ-100
NST賞・・・本命レッドアネラ-200

聖剣ⅢToM

岸辺の洞窟。主人公の職業：ワルキューレ

天冥の標Ⅰ　メニー・メニー・シープ（上）

作者:小川一水
発売日: 2013/01/25
メディア: Kindle版

天冥の標Ⅰ　メニー・メニー・シープ（下）

作者:小川一水
発売日: 2013/01/25
メディア: Kindle版

なぜ興味を示すか何故しがみつくのか

　着陸に失敗し技術レベルが大幅に後退した中で発展せざるを得なかった植民惑星メニー・メニー・シープ。そこに暮らす医師カドムは謎の疫病に治療に駆り出されて・・・

　先日完結して日本SF大賞も受賞した大長編をようやく読んでみることに。歯抜けで何冊か持ってはいたんですけど積読だったんですよねぇ。
　そんな第1巻は正直かなりスローペースな立ち上がり。絶対に打ち切られないことを確信してる大御所の新連載のごときゆったりとした立ち上がりで正直上巻は大分退屈。ところが下巻に入ると上巻で丁寧に撒かれた伏線と同じく丁寧に描写された魅力的なキャラクターたちが一気に動き始めて狂瀾怒濤のジェットコースターのような展開。そしてそんな精緻で美しい物語を大長編のプロローグとしてあっさり使い捨てる大贅沢。一つの物語として読むには上述の理由でかなり風呂敷の畳み方が意図的に雑なので、少しならず難はありますが、全十巻と宣言された物語の序章として読めば、この一大巨編は何処へ向かうのかと期待を掻き立ててくれます。という訳で能書きはこのくらいにしてさっさと続きを読むぞ