なろう初心者「ステータスオープンと言うと空中にステータスが表示されるなんてまともじゃない」 作者「はぁ・・・」 | やらおん!
手塚治虫や宮崎駿が危惧した、マンガしか読んだことのない漫画家、アニメしか見たことのないアニメーターの行きついた先がこれ。
気が付けば今年も早残り二か月。毎年言ってる気がしますが、今年は殊の外短かった気がするなあ。
競馬成績・・・H30収支-38150
- JBCスプリント・・・本命マテラスカイ+2680
- JBCクラシック・・・本命ケイティブレイヴ-920
- JBCレディスクラシック・・・本命クイーンマンボ-2100
- アルゼンチン共和国杯・・・本命ムイトオブリガード+380
- みちのくS・・・本命アマルフィコースト+50
DQⅥ進捗
- フォーン城到着。主人公の職業:踊り子「おひねり」
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
- 発売日: 2017/11/30
- メディア: 単行本
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鏡に映る横顔に面影を重ねて
定年の日に倒れ、植物状態となった竹脇正一。彼が死の床で見る人生の走馬燈はどのような景色を描くのか・・・
泣きの浅田の到達点の一つ。個人的には氏の感動ものはどうも好きになれなかったのですが、齢を経て丸くなったのか円熟味を増したその語り口は、嫌味も角もないただただ美しい物語を紡ぎます。正直どんな感想も陳腐になってしまう気がするので是非ご一読をとだけ。老若男女貴賤上下にかかわらず誰かしらどこかしら琴線に触れる箇所があるはずです。
褒めてばかりもあれなので、最後に言わずもがなの一臭し。どんどん完璧超人化する主人公にどこに向かうのか迷走する中盤部分と浅田文学の欠点も濃縮還元。隣のベッドの病人カッちゃんの物語が始まったときにはどうしてくれようかと。とは言え氏の作品にしてはかなり綺麗に風呂敷畳まれてる部類に入りますのでご安心して物語の流れに身を委ねてください。あと、戦後70年弱の東京の追体験が隠れたテーマですので、私のようなお上りさんにとってはちょっと疎外感が禁じえなかったり。まあそんなこんなを差し置いてもまごうことなき感動巨編なので、涙ぐんでも大丈夫な場所とシチュエーションで読みましょう。私は満員電車の中で読んで大分恥をかきました。
届くことのない指先一人にぎりしめている
お上りさんで困るのは、同世代の東京出身者と体験の共有がほぼできないこと。昔はこうだったのあるある話されてもこっちはテレビの向こうの出来事でしかないのでちょっぴりおいてけぼり。同郷会が盛況を呈する理由がなんだかわかった気がする。
- アーティスト: 林原めぐみ,MEGUMI,たかはしごう
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2002/03/27
- メディア: CD
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