脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『金瓶梅4〜情炎の果てに』

痛いニュース(ノ∀`) : 【速報】 東京五輪大会組織委、エンブレム提訴のベルギーデザイナー側を非難する声明を発表 - ライブドアブログ
国賊どもめ、恥を知れ。


 一日目の反省*1を活かして3日目は自転車でコミケ参戦。片道1時間強の程よいサイクリングになりました。到着後の地獄のような混雑に碌に買い物せずそそくさと逃げ帰りましたが。『それが声優』の新刊買えたからいいもん。

艦これ進捗

金瓶梅〈4〉情炎の果てに (ちくま文庫)

金瓶梅〈4〉情炎の果てに (ちくま文庫)

麗しきうまれたままの芸術

金瓶梅
 明代の長編口語小説。全100回。作者は蘭陵笑笑生とあるのみで不明。『水滸伝』の豪傑武松*2が嫂の潘金蓮*3と密通した西門慶*4らを倒す一段を敷衍したもの。
 西門慶を主人公とし、彼が官吏と結託、非法を尽くして巨万の富を作り、放蕩生活に身を持ち崩した挙句、一家離散する顚末を描いている。商人の生態描写や、性欲描写が極めて写実的であり、天下第一の淫書と呼ばれて、清代には禁書となったが、その表現は精彩の妙を極める。テキストに2種あり、最も普及しているのは第一奇書と呼ばれる張竹坡評本、他は『金瓶梅詞話』で、現存最古の刊本である。(『新編東洋史辞典』より引用)

長きに亘った金瓶梅の物語も遂に終幕、悪逆非道の限りを尽くしてきた西門慶潘金蓮も惨めな最期を遂げめでたしめでたしのハッピーエンド。なんですが、問題はあとがき。訳者が見事に全訳とか逐語訳を放棄して半分翻案のつもりで訳したとゲロってます。どおりで原文知らなくても分かる酷い訳がゴロゴロしてたわけだ。戸田奈津子といいこいつといい独自性を出そうとする翻訳者は総じて糞です。

甘噛みせめぎ合い契り愛

 足かけ3年に亘って読んできた長編小説の最終巻の感想がこれってのは我ながら如何なものかと思いますが、本音なんだからしょうがない。ゴミみたいな翻訳者は外国語の学習意欲を掻き立ててくれます。きっと読子さんも早い段階で同じ様な経験したんだろうなあ。

PCゲーム「裸執事」主題歌&EDマキシシングル 「裸執事/緋螺旋」(歌:金瓶梅/阿部大樹)

PCゲーム「裸執事」主題歌&EDマキシシングル 「裸執事/緋螺旋」(歌:金瓶梅/阿部大樹)

帰って来た今日の一行知識

原本の『金瓶梅』には10回以上の宴会の詳細が書かれている章がある
それ以外にも微に入り細を穿つ描写(特に食事シーン)が『金瓶梅』の真骨頂なんですが、あまりの冗長さに英訳の際に約4分の1に抄訳されて、以降はそれが原本のような扱いを受けている模様。数百年後には『ONE PIECE』や『グィン・サーガ』なんかも同じ扱い受けるんでしょうかね。

*1:帰りのゆりかもめ鬼混

*2:天傷星。梁山泊第十四位。「行者」の渾名を持つ好漢。拳法と二振りの戎刀を得物に活躍。不倫の果てに兄武大を毒殺した義姉の潘金蓮西門慶を誅殺し流罪。護送中に事件に巻き込まれ逃亡し梁山泊に参加。方臘討伐で片腕を喪い引退。

*3:西門慶第五夫人。夫武大に愛想を尽かし、西門慶と密通し夫を暗殺。西門慶に嫁ぎ放蕩と愛欲の限りを尽くすも、義弟の武松に誅殺された。

*4:山東提刑所典獄。河北省清河県の人。不正と賄賂で財をなし、色事に放蕩を尽くすも、媚薬の過剰摂取により死去。