脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

日向冬樹と寺田貴信と佐橋俊彦について

痛いニュース(ノ∀`) : 「ドッジボールは暴力」に賛否 「野蛮なスポーツなので禁止するべき」という意見も - ライブドアブログ
我が小学校ではコートを描くことすら省略した「ごほんぶつけ」なる遊びが流行してました。ボールを拾ってから五歩しか歩いてはダメで、五回当てられたら「はりつけ」で集中砲火。今から考えると完全にイジメの温床ですね。


 帰省のシワ寄せくらった9連勤も中日を越えて本気で朝が起きれなくなってきました。ああもう年だなあ。


艦これ進捗

  • 南西諸島海域沖ノ島沖攻略中。第一艦隊旗艦:大井改二。

タップ踏むことも禁じられ

日向冬樹+主人公

2009-10-21

日向冬樹
 吉崎観音*1作の漫画『ケロロ軍曹』およびその関連作品に登場する架空の人物。アニメ版の声優は初代*2川上とも子*3→2代目*4桑島法子*5。なお劇場版第4作までは、川上が声を担当していた。
 ケロロ*6の居候している日向家の長男で、彼のパートナー。夏美*7という姉がいる。この作品における準主人公的な存在で、ケロロから没収したケロボールの管理をしている。小学4年生のときに四鷹小学校*8へ転校という形で入り、その後吉祥学園中等部へ入学し、現在は同校の1年B組である。部活動はオカルトクラブに所属している*9。なお、原作では当初小学6年生だったが、アニメでは初めから中学1年生である。一人称は「僕」。(wikipediaより修整引用)
初登場:第壱話「ケロロぐんそーであります。」(漫画)、第1話「我が輩がケロロ軍曹 であります」(アニメ)

主人公
1、主人の敬称。
2、小説・脚本などの中心人物。ヒーロー。
(『広辞苑 第三版』より引用)

 角川の誇る名作子供アニメ『ケロロ軍曹』の主人公。オバQでいうところの正太郎くんのポジションなのですが、多少もとい致命的に不器用ながらも純朴な美少女たちに想いを寄せられる様は我ら大きなお友達連の感情移入を妨げます。更に本編でも姉の夏実の怪物的な存在感に押され今一つ影の薄さは否めません。原作しっかり読むまでは『ケロロ軍曹』の主人公は夏美だとばかり思ってました。
 まあそんな瑣末な大問題を除けば、ちょっと天然気味で内気ながら素直で心優しく好奇心も旺盛、普段はちょっと頼りないけど勿論決めるべきときはしっかり決めるとジュブナイル系少年漫画の主人公の資格十分。藤子不二雄系の正統派主人公の現代版の完成形と言っても過言ではないでしょう。
 なお、中一にして論文執筆に取り組むほどの入れ込み様のオカルト趣味は最早趣味というよりライフワークの域。更に、マンガや怪談の腕前を見るに、その観察力と文才は将来の大成を予感させるに十分。十数年後、宇宙人の存在が周知のものとなったあの世界で冬樹の描くケロン星人とのファーストコンタクトの物語。ぶっちぎりのベストセラーとなったそのお話の主人公は、地ケロ友好の架け橋宇宙外交官日向冬樹と救宙の英雄ケロロ大元帥の若かりし頃。なんてのはいい最終回ではないでしょうか。

ケロロ 携帯ストラップ&クリーナー 日向冬樹

ケロロ 携帯ストラップ&クリーナー 日向冬樹

  • 発売日: 2014/05/31
  • メディア: おもちゃ&ホビー

寺田貴信

2012-04-16
2007-02-08

寺田貴信
 昭和四十四(1969)年〜。『スーパーロボット大戦』シリーズのプロデューサー。京都府出身。B型。関西学院大学社会学部卒。B.B.スタジオSR開発課SR戦略推進室リーダー。
 ネット上では『スーパーロボット大戦シリーズ』のプロデューサーとして有名でファンからはよく寺田Pという名前で親しまれている。かつては「寺田大将軍」の名でTVに出演する等の広報活動を行っていたことがある。幼少期の頃から『マジンガーZ』、『超電磁ロボ コン・バトラーV』、『合身戦隊メカンダーロボ』等をみて育ちロボット・特撮マニアであった。学生時代は周りにロボットアニメ好きがおらず隠れオタクとして過ごしていたらしい。『機動戦士Zガンダム』、『伝説巨神イデオン』は「自分たちの世代は青春時代にこの2作品を見ているか見ていないかでその後の人生観が変わってくると思う」というコメントを残すほどのファンである。また、『メガゾーン23』も大変思い入れが強い作品らしく『スーパーロボット大戦D』に参戦した際には、その思いをラジオ*10で語っていた。『スーパーロボット大戦α』シリーズではシナリオに大きく関わった。また『OG』、『ディバイン・ウォーズ』でも一部のシナリオを担当した。
しかし、シナリオを書くことに関して「(プレイヤーが思っているほど)楽しくない」と語った事がある。『スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE』の収録現場には監修のためほぼ毎回訪れ、『スパロボ』関係の事で杉田智和*11が事実と違うことを発言した場合ツッコミを入れている事がある。途中からは「神様」とパーソナリティ4人に呼ばれるようになっていたりする。『第4次スーパーロボット大戦S』以降のシリーズで主人公の誕生日・血液型を設定できる作品では、寺田と同じ11月11日生まれのB型にすると強力な精神コマンドを持つキャラになるのがお馴染みとなっている。(ニコニコ大百科より修整引用)

 みんな大好きスパロボのプロデューサー。本格参戦は『新スーパーロボット大戦』からかな。ウィンキー時代のニュータイプに非ずんば人に非ずの、キャラゲーにあるまじき、贔屓やリセット前提のクソゲームバランスを改革し、皆が楽しめるヌルゲーに「昇華」させた功労者。正直ウィンキー時代のスパロボは一切楽しめてませんでした。
 αでのオリキャラ大暴れで大分評判の悪い氏ですが、個人的にはエアロゲイターとか新地球皇国とかの絶望感ありながらも一人ずつ潰していけばなんとか手の届きそうな「帝国」の設定とか、字余りしまくりで厨二まっちぐらな頭の悪い(褒め言葉)な歌詞とかは大好物なので、是非これからも自重せずに突っ走ってもらいたいものです。

佐橋俊彦

2010-09-12
2009-12-09
2007-01-22

佐橋俊彦
 昭和三十四(1959)年〜。東京都出身。師:小林秀雄*12黛敏郎*13東京芸術大学音楽学部作曲科卒業('86)
 1988CBSソニー主催のニューアーティスト・オーディションで最優秀アーティスト賞及びクリスティン・リード賞を受賞。同時期から東京ディズニーランド内におけるキャッスルショーやスターライトファンタジーなどの音楽を担当し、作・編曲家として活動を始める。'91-'94NHK『紅白歌合戦』オープニング曲を作曲、'94広島で開催されたアジア大会オープニングイベントの音楽を担当した。'99郵政省簡易保険局・NHK制定の「みんなの体操」を作曲。主に映画やテレビドラマ、アニメの劇伴音楽を多く作曲し、映画では森田芳光*14監督『(ハル)』『刑法第39条』、菅原弘志*15監督『that'sカンニング』『マグニチュード』『ドリームメーカー』、滝田洋二郎*16監督『お受験』、松浦雅子*17監督『プラトニック・セックス』があり、テレビドラマでは、NHK朝の連続テレビ小説ちりとてちん』や『小市民ケーン』『救命病棟24時』『明日があるさ』『ワンダフルライフ』『花嫁のパパ』『スワンの馬鹿』、アニメでは『NG騎士ラムネ&40』『GS美神』『THE ビッグオー』『HUNTER×HUNTER』『フルメタル・パニック!』『りぜるまいん』『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』など数々の人気作品の音楽を担当。特撮では『ウルトラマンパワード』『ウルトラマンガイア』『ウルトラマンメビウス』で「ウルトラマン」シリーズ、『激走戦隊カーレンジャー』『星獣戦隊ギンガマン』で「スーパー戦隊」シリーズ、『仮面ライダークウガ』『仮面ライダーアギト』『仮面ライダー響鬼』『仮面ライダー電王』で「仮面ライダー」シリーズと、3大シリーズ全てを手がけている。クラシックからロックまで多様な音楽性で、作品の劇的さや愉快さ、切なさを高める手腕に定評がある。また『夢から醒めた夢』『李香蘭』など劇団四季ミュージカルの編曲も手がける。(『日本の作曲家 近現代音楽人名事典』より引用)

 2000年代前半に田中公平菅野よう子と並んでアニメミュージックの三巨頭の一人だったお方。良くも悪くも個性大爆発だった残りの二名と比べて非常にスタンダードな万人受けのする曲を書いてくれていた気がします。田中氏の「勇者王誕生」とか菅野女史の「創聖のアクエリオン」とかの確実に後世に語り継がれる強烈な名曲こそ残していませんが、その時代の一人者だったのは間違いないでしょう。最近は一般映画に軸足を移したようでアニメでトンとお見かけしなくなったのが残念な限りです。

鹿男あをによし オリジナルサウンドトラック

鹿男あをによし オリジナルサウンドトラック

  • アーティスト:TVサントラ
  • 発売日: 2008/03/05
  • メディア: CD

目の前の太った黒猫が言うの

帰って来た今日の一行知識

『F完結編』以前の「スーパーロボット大戦」シリーズはわざと戦闘アニメーションON/OFF機能を実装していなかった
「折角作ったのに見てもらえないのはむかつく」からとのこと。あの棒立ちとリセット前提の糞ゲームバランスでよくぬかせたもんだ。この旧弊を排除しただけでも寺田Pを称賛してあまりあります。

*1:代表作:『アーケードゲーマーふぶき』・『護衛神エイト』(漫画)、『七人のナナ』(キャラデザ)他。

*2:第230話まで

*3:代表作:天上ウテナ(『少女革命ウテナ』)、進藤ヒカル(『ヒカルの碁』)、神尾観鈴(『AIR』)他。

*4:第232話以降

*5:青二プロダクション所属。代表作:明堂院いつき(『ハートキャッチプリキュア!』)、珊瑚(『犬夜叉』)、雪村千鶴(『薄桜鬼』)他。

*6:ガマ星雲第58番惑星宇宙侵攻軍特殊先行工作部隊隊長。OR-6(軍曹)。「隊長の素質」を持って生まれ、赫々たる武勲と共にケロロ小隊々長に就任。先行部隊として地球に乗り込むも作戦開始早々に日向家の捕虜となり、本隊に半ば見捨てられた形で地球に取り残される。現在はガンプラや日向家の愛情に魅せられ、マイペースな侵略ライフを満喫中。

*7:吉祥学園中等部2年A組。母日向秋。文武両道眉目秀麗才色兼備の才女。学校でもファンクラブが出来る程の人気者。ケロロ達の「飼い主」として、対地球侵略の最前線を守っている。

*8:原作1巻では「市立」だが、18巻では「私立」の小学校とされている

*9:原作では当初漫画研究部に所属していたが、これを退部し西澤桃華と共に非公認ながらもオカルトクラブを自主的に設置した

*10:サンライズラヂオ

*11:アトミックモンキー所属。代表作:坂田銀時(『銀魂』)、キョン(『涼宮ハルヒの憂鬱』)、ジョセフ=ジョースター(『ジョジョの奇妙な冒険』)(声優)他。

*12:代表作:「落葉松」、「まっかな秋」、「白い雲」(作曲)他

*13:代表作:『黒部の太陽』、『赤線地帯』、『豚と軍艦』(音楽)他。

*14:代表作:『家族ゲーム』、『それから』、『失楽園』他

*15:代表作:『ぼくらの七日間戦争』、『早咲きの花』、『ほたるの星』他。

*16:代表作:『おくりびと』、『僕らはみんな生きている』、『天地明察』他。

*17:代表作:『人でなしの恋』、『デボラがライバル』、『MAYU〜ココロの星』他。