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これでは、周りの冷たい目に耐えながら毎日のように従業員食のご飯を勝手に超特盛にしてる私はどんな罪に問われるのでしょうか。
遂に禁断の会社泊に手を出してしまいました。しかも厄介なことに思った以上に寝心地いいでやんの。上司には内緒にしとこう。
SRWZ進捗
- スペシャルモード第8話「天翅の記憶」クリア。トップエース:ランド=トラビス@ガンレオン。
極道放浪記〈1〉殺られてたまるか! (幻冬舎アウトロー文庫)
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1998/08
- メディア: 文庫
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痛かったオモイデもいつかは変わって行くよ
詐欺にサルベージ屋にインテリ企業舎弟にとアウトロー街道をひた走る若き日の浅田次郎の半自伝的小説モドキエッセイ。お上品な文壇な大家となってしまった今となっては中々みれない氏のダークサイドを是非ご堪能あれ。
今に時めく浅田次郎のデビュー作。『週刊大衆』だの『週刊実話』だののおっさん向け実話系雑誌の埋め記事のような安っぽいアウトロー話が中心ですが、後に花開く浅田節の片鱗がそこかしこに見られ、多少荒削りで下品ながらも立派にブンガクやってます。浅田次郎のいつもの癖で、全般的に登場人物は皆非常にカッコいいスーパーマンに造形されているので、インテリヤクザという職業の魅力にうっかりやられてしまいそうになります。道に迷ってる最中の就職難民達は絶対に読まないようにしましょう。
題材が題材なので、偏見さえなければ非常にとっつきやすく、浅田次郎の入門編に丁度いいんでないでしょうか。感動ものの短編や大河ロマンだけが浅田次郎ではありません。ピカレスクロマンこそが浅田文学の真骨頂だと信じます。
お伽噺のようにうまくはいかないけど
誰が言ったのだったか、「浅田次郎ほど罪深い人間はそうはいない」という言葉が忘れられません。四十代で作家デビュー後、今では作品の過半は映像化されるほどの大作家に、なんて嘘みたいな大器晩成の成功譚。何人の小説家志望の夢追い人が彼の奇跡に幻惑され引き際を誤ってしまったことでしょう。考えるだに哀れを誘います。創作系芸術系の分野で二十台前半で飛び抜けれなかった人間は、政治力以外の要素でその世界で食っていけるようになるのはほぼ不可能だと断言しても過言ではないでしょう。努力なんて下らないものに報いてくれるほど、創作の神様は甘くありません。挫折を認める勇気こそが真の勇気だと思います。夢を諦めないなんて楽な言い訳に逃げないようにしましょう。二十台半ばを半ニートで過ごしてしまったろくでなしが得たたった一つの結論です。
ここはグリーン・ウッド/那州雪絵VOCAL BEST COLLECTION
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