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なんだか凄い盛り上がり。俺も一枚噛んでみようかな。
祝『第2次スーパーロボットZ 再世篇』クリア。クリアまで1か月は早いのか遅いのか。とまれ、携帯機とは思えないボリュームを堪能いたしました。以下感想箇条書き
- 次元獣の猛威が去って雑魚敵戦が大分スムーズに。底力+バリア持ちの雑魚ってのはもう嫌だ。
- SP回復復活で集中不屈使いたい放題に。その分後半の雲霞の如き敵の数は乾いた笑いしか・・・精神コマンド乱発前提のバランス取りはやめましょう
- 『グレンラガン』の原作再現が第三部だけだったのは残念。その分第三次に期待か。ついでにトップをねらえ!2も参戦して欲しいなあ。
- インサラウム組がもう完全に主人公を食う勢い。実に王道な成長と団結の物語してくれてます。一方でギャグに逃げたクロウと何しに出てきたんだかな旧作組は要反省。今後への絡みもあるんでしょうが、やっぱりラスボスはユーサーと戦いたかったなあ。
- マリリンたん、はあはあ
SRWZⅡ再世篇進捗
- 2周目第7話「対決!悲しみの青きドナウ!」ドナウα1と決戦中。トップエース:赤木駿介@ダイガード。
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/03
- メディア: 単行本
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The World will find you after all
ある嵐の夜にふと出会った少女に招かれた屋敷で行われる降霊会。死者とのありうべからざる交流は男の心の澱を溶かせるのか。
浅田次郎の新刊。今回は、幼少期を東京オリンピックに向けての滅び変わりゆく古き良き東京で、青春期を学園紛争の喧騒に過ごした最後の江戸っ子の矜持を背負う団塊の世代、という作者本人に近いパーソナリティーの主人公の回顧録。ホントにエッセイなんかで語られる浅田次郎のアイデンティティーがそのまま具現化したようなお方です。
そんな彼が、降霊会で昔の古傷を抉り出されるといったのが今回の筋立て。中編の世界人物設定が思いのほか受けが良かったので急遽同じ設定でもう一本書いてみましたって感じで、前半の高度経済成長期編と後半のノンポリ高等遊民の怠惰な火遊び編とに一本の物語としての連続性がないのが残念と言えば残念。まあ、浅田先生に構成力は期待するだけ野暮なんで、これでもかと美しい物語を堪能いたしましょう。誰も「悪人」はいないのにちょっとした歯車のかけ違いであれよあれよと綺麗な悲劇に一直線な展開は見事。浅田氏にしては珍しく一切救いのないラストなので、「悲劇」を読むんだという覚悟を決めて向かい合いましょう。
Among the diagrams Consistency would be found
浅田氏なんかは典型的なお方だと思いますが、地方出身者からすると、東京人のマジョリティーの誇りとでもいうべき、まっすぐな衒いのないプライドの高さには辟易とさせられながらも何処か羨ましくて仕方のない部分があります。「どうせ俺は地方の傍流だし」の言い訳のできない逃げ場のない環境。そこから世界はどんな風に見えてんでしょうか。都会人ってのは難儀な人種なんでしょうね。
- アーティスト: the HIATUS
- 出版社/メーカー: フォーライフミュージックエンタテインメント
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- メディア: CD
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帰って来た今日の一行知識
中世の降霊術師はほとんどが聖職者だった
田舎の聖職者はほとんど正規教育を受けない徒弟制で職能を受け継いでいたので、途中で混じりこんだ異端がそのまま無批判に承継されてしまったようです。職人芸もいいですけどやっぱり高等教育も大事ですね。