『君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい』

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ついに禁断の封印が解かれたか・・・なんて冗談はさておき、今朝方の地震は第六感にびりびりくる感じの揺れ方だったもんなー

　先日の大雪、南国出身の多いうちの会社はちょっぴり恐慌気味。そんな中、鳥取出身の理事長が水を得た魚のように活き活きしてたのがとても印象的でした。とりあえず、東京人はスタッドレスタイヤという文明の利器を早く導入すべきだと思う。

魔装機神Ⅱ

• 第27話「要塞攻略」北部シュトデニアス軍と交戦中。トップエース：マサキ＝アンドー@サイバスター。

君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい

君が居た情景に偽物なくて

　直木賞候補者から直木賞選考委員への雄飛。その１５年間を綴った珠玉のエッセイ集。あなたも優しく美しい嘘に溺れてみませんか？

　みんな大好き浅田次郎の最新エッセイ集なのですが、収録作品は90年代後半から2000年代後半にかけてのかなりのスパンで、かつ収録雑誌も広範に亘っており、内容的なまとまりはほとんどありません。正直散逸してても全くおかしくないレベルの書捨てエッセイまで丹念に収集されており、担当編集のたしかな愛と腕が感じさせられます。驚かされるのはそんな殴り書きでもおかしくないような木端な掌編も一切手を抜かずきっちりとしたいつもの端正な文章に仕上げられている点。短編の浅田の二つ名は伊達ではありません。話題も多岐に亘っており、器用貧乏な不器用人という難儀な作者の性格がにじみ出ています。安心の浅田クオリティ、長旅のお供にどうぞ。

僕が居る情景は偽物だらけ

　一度は文筆屋を志した者の端くれとして、浅田次郎の美文は何度読んでも嫉妬いたします。これが、明らかな狂い咲きを予感させる天才の所業とかなら、まだ諦めや言い訳もつくのですが、数十年の練磨の末に完成されたホンモノの実力の産物なのだから自己欺瞞すらできません。珠にあらざるを惧れて己を磨くのを怠った後悔を、三十路を過ぎて頓に感じるようになりました。願わくは後進の有為の士が私の様な愚かな後悔に沈まぬことを。

機械の花ラボラトリ(DVD付)

帰ってきた今日の一行知識

日記文化は歴史・量ともに日本が世界最高峰
1000年前の平安時代の日記が残っていて、現代でも文化人でもない一般人が日記を書く習慣があるなんてのは、我が邦だけの誇るべき文化とのこと。よく考えたら、俺でもこんな半日記風のブログかいてるもんなー。