脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『ふだん着のヨーロッパ〜生活・民族・社会』

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時給ベースだと感覚的に京都が広島より1割高くて、東京は京都より2割高い位でしょうか。初めて東京来たときブックオフのバイト募集の時給が900円スタートだったのは目を疑いました。そら実家暮らしのフリーターも増えるさ。


 用もないのに定時退社すると地味に時間を持て余すようになってきました。これ以上の社畜化が進行する前に早く誰か友達か彼女作ろうっと。


魔装機神Ⅱ進捗

  • 第28話「偽りの和平」ヴォルクルス教団と交戦中。トップエース:マサキ=アンドー@サイバスター

ふだん着のヨーロッパ史―生活・民俗・社会

ふだん着のヨーロッパ史―生活・民俗・社会

心に嘘つかなきゃいけない時代だけど

 服を見ればその国の文化が分かる!古の民族衣装から今に繋がるモード事情まで服飾史から見たヨーロッパ文化通史を総ざらえ。西洋かぶれの洒落ものを気取るなら必読の一冊。


 西洋文化史はどうも読んでて頭に入ってこない。ルネッサンス以降の近代史はまだこっちにも知識と共感があるのですが、中世以前特に古代になるともう何がなんやら。服飾から民族史を概観するという試みは非常に興味深いものがありますが、いかんせんヨーロッパ全土をローマ以前から産業革命期までを薄めのハードカバー一冊で一気にカバーしようってのがもう正気の沙汰でなし。また、作者も習作と認めている通りに、覚書からちょっと出た程度の完成度にとどまっているのも残念。もう少し、時間と紙幅をかけた同種の研究を腰を入れて読みたいものです。

今はまだ居場所が見つからないけれど

 「服は内面を表す鏡。だからきちんとした格好をしなさい」とは、小さな頃から母より口を酸っぱくして言われ続けたお叱言、未だにいつもぴしっと爽やか好青年風とはいきませんが、最低限人に不快感を与えるような奇抜な格好だけはすまいと心がけています。「服装の乱れは心の乱れ」なんてどこかの生活指導教官みたいなことは言いたくありませんが、身に纏ってるものがそっくりそのまま自分の折り紙になっていることだけは忘れないようにしたいものです。

素顔で笑っていたい

素顔で笑っていたい

帰って来た今日の一行知識

ハイヒールは元々道端に落ちている汚物を踏まないようにする為の靴
下水道未完備で石畳な中近世ヨーロッパ都市において道は糞尿に埋め尽くされているものだったようで、それを少しでも避けようとした苦心の産物があのハイヒール。その後、下水設備の普及に伴い街中ではそんな必要もなくなった為、ハイヒールはスラムで着飾る必要のある女性=娼婦の象徴となった模様です。