脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

対D○7−5(浅井引退試合)

 有終の美。長かった2006年シーズンも泣いても笑って今日で最後。
 カープの先発はダグラス。初回いきなり一死満塁のピンチを迎えますが、皇族を断ち切って無失点での立ち上がり。一方の中日の先発はは梵や吉村と熾烈な新人王争い真っ最中の佐藤充。ポンポンと二死をとるも、同期の引退に意気軒昂な前田が先制ソロで幸先のいいスタート。
 試合が動いたのは三回。病み上がりのダグラスの後を任された長谷川が大自爆。牽制暴投にパスボールの一人相撲であっさり逆転。しかし、今日のカープは一味違います。裏の攻撃で、東出出塁、梵犠打、前田二塁打の最高の形で同点。
 このまま行ける様なチームなら、五位何ぞに甘んじはしません。続く四回も梵の失策でだしたランナーを帰してあっさり逆転。しかし、この醜態も続く五回のお膳立てに過ぎません。怒涛の六連打で五点を奪取。勝利を決定付けます。
 試合の趨勢が決まれば気になるのは、浅井と黒田の出番。まずは浅井。七回無死一塁の場面で満を持しての登場。感極まって泣きながらも見事にセンター前にはじき返し、自身の選手生活に幕を閉じます。一方の黒田は九回ツーアウトで登場したのはいいのですが、浅井・川相の引退の影響もあってか、完全なお別れ会ムード*1正直勘弁してください。外野の悲喜こもごもはとまれ、見事な三振でゲームセット。 
 終わりよければ全ての気分にさせてくれるような見事な試合でした。来年も是非僕等を楽しませてください。
 
 今日のトピック:浅井最終打席H。川相シーズン最終打席H。新井滑り込み100打点。荒木同じく3割。カープチーム防御率3点台死守。観客動員ぎり100万人*2。黒田初セーブ。新井兄弟競演。
 惜しかった記録:前田サイクル安打(シングル1、二塁打2、HR1)。新井3割(.299。後ヒット一本*3)。川相ショート守備機会なし。
勝広池 S黒田  先制前田 同点前田 決勝逆転新井

*1:キャッチャーまで黒田お気に入りの倉に替えてのマウンドとか、本気で洒落になりません

*2:1,009,481人。今日の入場者数が16,451人。本気でぎりぎり。

*3:最終打席は復活の中里のストレートに全くタイミングが合わず綺麗な三振。全く粗いさんらしい最終打席でした。