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風よ渦巻け！血よ滾れ
ブログってこんなに締め切りに追われて泣きながら書くもんでしたっけ、とまれ漸く追いついた。頑張って書いたので５日と７日のも読んだって下さいまし。苦労が報われます。てなわけで、以下ネタバレ注意
- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 1997/08
- メディア: 新書
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熱気噴き出しやってくる
ええかげん疲れたんで、頭使わんで済む奴を。いわずと知れた『炎の転校生』、最近映画化もされた『逆境ナイン』、意外なとこでは『機動武闘伝Ｇガンダム』キャラクターの元デザイン*1なんかをやってる島本和彦の名言集です。無駄に熱い彼の名言に理屈など通用しないので、脊椎反射で感想を垂れ流したいと思います。
- 女にもてる男は大きく３種類に分けられる！ひとつは斬らなければならない奴！！ぶった斬る値うちもない奴！！斬っても斬っても斬り足りぬやつだあ！！！ （「炎のニンジャマン」より）説明不要。この台詞に共感できる人は魂の同胞に認定します。ほんとあいつとかこいつとか死ねばいいのに。
- 人生ビデオをためるヒマはあっても見るヒマなどなしっ（「ワンダービット」より）我が家に来る人はみんなこう聞いてきます。「これみんな読んでるんですか？」僕はそんなヒマ人に見えてるんでしょうか？不思議です。
- （悪書追放運動家に子供にどんな本を買い与えるべきかを問われて）俺たちが感動したマンガを買ってやりゃあいいのよ！！（同上）親の本棚で子は育つ。残念ながら父は下戸で酒を酌み交わすことは出来ませんが、同じ本を読むことが出来るのをいい孝行だと勝手に自己満足してます。妹よ、映画の方は任せた。
- 若いうちは増長もよしっ！！（「逆境ナイン」より）増長できるほどの何かを成し遂げて見たいものです。
あれは誰だ 誰だ俺だ
どうですか。血の温度は何度か上がりましたか？男の子だったら当然燃えますよね。世界そのものが去勢されてしまったかのごとくに大人しいこんな時代に肩肘張って男でありつづけようと思えば、たまには熱血を補給しなければやってはいけません。その一助になれれば幸いです。「女は生まれた時から女だが、男は俺は男だと叫びつづけて始めて男になれる」とは、浅田次郎の至言ですが、最近の教育はそれを忘れているのではないでしょうか。女らしさなんて男の都合のいい妄想より、男の見栄こそが、歪んだジェンダーフリー教育の真の被害者に思えて成りません。
