黒田が強力阪神打線を濱中の一点に抑えるが、今日も今日とて打線は沈黙。憐れ黒田は見ごろしかと思いきや、九回に二本の犠飛で逆転。諸問題は好転の兆しを見せないが、粘り勝てた今日の一勝は大きい。今日のヒーロー、今岡・岡田。
勝黒田 Ｓベイル 同点前田 決勝勝越点嶋
雑感
黒田大明神さまさま。とは言え打線は、巨人阪神と同じ球技をやってるとは思えないほどの沈黙っぷり。実績と底力のある前田はともかく、新井梵は見ていて痛々しいものがあります。両選手のファンですが、早く二軍に落として楽にしてあげてほしいです。
さて意思堅牢なブラウン監督も流石に見かねたかこの一週間は大分打順に試行錯誤が見られました。素人なりにまとめると、黒田先発時は梵倉山崎の自動三アウトの守備優先。ワンチャンスにかけて守り勝つ布陣で、その他はボンクラ下げて、東出石原投入して少しでも上位打線の負担を軽くといった戦術のようです。今週は残念ながら結果は出なかったようですが、来週には多少なりとも効果が出て欲しいです。
最後に、三村達川山本でどうにもできなかった投手陣を一夜にして立て直したブラウン監督の手腕には端倪すべからざるものがあることは認めますが、カープの魅力は劇的な泥沼の殴り合いの馬鹿試合にあると信じて疑わない新参者は、最近の胃の痛くなるような我慢比べにはそろそろ嫌気がさしてきました。嗚呼、去年の今頃は楽しかったなあ。
