斎藤知事「日本維新の会が辞職要求しているが、応じません。反省スべきところは反省していますんで、続けまーす」 : はちま起稿
鉄面皮と鈍感力こそが政治家にとって一番大事な素質なのは知っていますがそれにしたってまあ。
最近ちょっとなまってるなあと思っていたら超ド級のトラブル出来。さあ面白くなってきた!と思ってしまうのは我ながら悪い癖です。
バカにするやつは嫌いだ見下されるのも嫌いだ
オンライン福男
「普段から推しが出るライブや舞台とかのチケット戦争に勝っているので自信はありました。嬉しいです」by五月雨ガエル
関西の年始の風物詩福男レースがオンラインでアバター使って行われるようになったらの壮大な物語。細かなディティールや個性的な参加者たちのキャラクターが実に楽しんで書いてるなあと。それでいて、バカバカしくも金にならないおふざけに全身全霊を傾ける参加者たちの姿は、これぞアマチュアイズムの極致というべき荘厳さ。なんで俺は福男テーマの出オチ小説でこんなにも泣いてるんだろうか。
クランツマンの秘仏
「対象における信仰の総量が質量を決定づける」byヨアキム=クランツマン
日本SF界隈で一瞬だけプチブームを起こしてすぐに自壊した異常論文のパイオニア。後のフォロアーとは違い一編の物語としての完成度が見事。
絶滅の作法
「もう少し、ちゃんと生活しないとな」by佐藤
なんらかの理由で滅んでしまった地球を遺伝子と各種記録から再現してアバターで探索するワールドに仕立て上げたよ。な小説。ポストアポカリプスものはあんま好きくないです。
火星環境下における宗教性原虫の適応と分布
その多くは無害な思考形態のものだが、一部に死や闘争といった概念を中間宿主とする好死性の種がおり、これに寄生されることで重篤な宗教性原虫感染症が引き起こされる。しかし、一部に危険な宗教性原虫が存在しようとも人類の誕生から共生関係を築いてきた宗教性原虫を根絶することは難しい。
宗教を寄生虫に見立ててパロディしたお話というか論文というか。ちょっと思想性の臭みが鼻につくかなと。
イメージとか強制するな
ヴァーチャルな最新文化に地下アイドルに民俗学にと凄まじいふり幅が魅力の作家さん。この短篇集だけでも「クランツマンの秘仏」と「姫日記」が同じ作者だとは信じられません。柴田勝家氏にはこのまま節操なく多ジャンルの傑作をものにしていってもらいたいものです。
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