脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

イクノディクタス

【公式発表】「らんま1/2」新アニメ制作決定!!! 続報は7月17日・・・絶対声優変わるよな | やらおん!
『魔法騎士レイアース』、新作アニメ制作決定 : ああ言えばForYou
自分らの世代が続々と決定権持つ立場になって来てるんだなあとしみじみ。Xのトレンドにも上がってましたがこの勢いでついでにスレイヤーズもリメイクを。


 仕事場で道に落ちてたカミキリムシを拾って助けてあげた。ちょうど明日俺誕生日だし恩返しに帰ってこないかなぁ(現実逃避)

鉄の意志は決して揺るがない

ウマ娘

イクノディクタス
 真面目できっちりしている秘書タイプのウマ娘・・・と思いきや、意外とノリがよかったりする。常に冷静で、体調も含め管理することが上手。そんな彼女の目標は、「徹底して自分を管理し、できるだけ長く走ること」。情熱の理由は走れなかった過去から来ているようで・・・。
cv.田澤茉純*1


 チームカノープスオリジナルメンバーの一人が満を持して登場!冷静な話口調とクールビューティーを感じさせる風貌から、個性派ぞろいのチームをまとめる良識派のリーダーかと思いきや、その内実は果てしなくノリのいいおちゃめなはっちゃけ姐さん。ターボの暴走やマチタンの天然に全乗っかりで事態をエスカレーションさせてく姿は天晴というか、ネイチャの苦労が偲ばれるというか。つーかまあ後述の無茶な出走歴誇る奴が脳筋じゃない訳ないですよね。育成シナリオで個人的に好きなのは、シニア期のオールカマーで第2期のあの感動の名レースを再現しつつちゃっかり勝ちは自分がもぎ取って行くところ。いい意味での空気の読めなさが最高です。

原作

イクノディクタス
 昭和六十二(1987)~平成三十一(2019)年。品種:サラブレッド、性別:牝、毛色:栗毛。父ディクタス、母ダイナランディング*2、母の父ノーザンテースト*3。生国:日本(北海道浦河町)、生産者:高田栄治*4、馬主:勝野憲明*5、調教師:福島信晴*6栗東)。
 日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍に1991年の京阪杯、1992年の金鯱賞小倉記念オールカマー。主戦騎手は村本善之*7。現役時代は中央競馬で51戦ものレースに出走し、引退まで一度も故障せずに走り続け、「鉄の女」と呼ばれた。 (wikipediaより修整引用)


 「鉄の女」の異名を持つバカみたいなレース間隔で走って怪我しなかった馬がいたってことくらいは聞いたことがあった気がする。改めて戦績を見直すと、さあどっから突っ込もうかと頭を抱えるレベル。まあ一番有名な同年の安田記念宝塚記念にどっちも出てどっちも2着なんていう無茶苦茶なローテと結果は置いとくにしても、好調と不調期が明確に分かれてる割に好調期でも平気で大敗するし、そもそも得意条件が謎っていう馬券師泣かせ。なんでこの子1000mと3200mとどっちにも出てんの?年間平均10戦を5年間コンスタントにメインレースでまくってるって事は自分の昔の競馬との向き合い方、「メインレースだけ真面目に予想して全部やる」だと滅茶苦茶よく見てファンになってただろうなあと。早い段階から重賞をコンスタントに勝つけどGⅠは惜敗続きで長くけがもなく活躍といまでいうディープボンドの様な戦績は、現役時代をしっかり見ておきたかった1頭です。

馬名の由来

ディクタス
 西暦1967~平成元(1989)年。品種:サラブレッド、性別:牡、毛色:栗毛。父Sanctus*8、母Doronic*9、母の父Worden*10。生国:フランス、生産者:F.R.ワッティヌ。馬主:R.ド・モニイバジョル、調教師:J.M.ソリアーノ(フランス)。
 フランス生産の競走馬、種牡馬である。競走馬としては1971年にG1競走のジャック・ル・マロワ賞に優勝、種牡馬としては日本に輸入されてすぐに1984年にファーストシーズンサイヤーチャンピオンになると、3歳チャンピオンのサッカーボーイ*11をはじめ多くの活躍馬を出した。1969年より主にフランスで競走生活を送り、引退後の1972年よりフランスで種牡馬となり、'80日本へ輸出された。以後フランスに残した産駒からザラテア*12、パリカラキ*13、日本ではスクラムダイナ*14サッカーボーイといったGI優勝馬を輩出した。 (wikipediaより修整引用)


 父より神託を意味するその名を受け継いで、イクノはこれ何が元ネタだ?いくら調べても出てきませんでした。つーか、陣営周りが全体的に弱小よりのマイナーな方々ばかりな所為かほとんど談話や取材残ってねーでやんの。一応近親の同馬主の馬にエミノディクタスってのがいるんで多分女性の名前由来なんだろうなあとは思うんですが、母親妻娘昔の女etcさあどれだ。

人生という長いレース走りきるために

 無事是名馬とはよく言いますが、社会人になってそれを強く思います。いわゆる成功者と呼ばれる方々には馬鹿も下種も人望のない奴もゴロゴロいますが、体と心が強靭でない方には世襲以外で出会ったためしがありません。成功の為には無限回の試行を行う為の体力と精神力が不可欠なんですねと、バッドコンディション「なまけ癖」が常時付与状態のアホたれは指をくわえてうらやむのでした。


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*1:東京俳優生活協同組合所属。代表作:浜口あやめ(『アイドルマスター シンデレラガールズ』)、五稜郭シオン(『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』)、西園寺リカ(『山田くんと七人の魔女』)他。

*2:生涯成績:8戦1勝。父ノーザンテースト、母ナイスランディング、母の父First Landing。主な産駒:エミノディクタス・ダンツチーター・ビッグヒーロー。

*3:生涯成績:20戦5勝、獲得賞金:73万8125フラン+1743ポンド。父Northern Dancer、母Lady Victoria、母の父Victoria Park。主な勝鞍:フォレ賞(1974)。主な産駒:ダイナガリバーアンバーシャダイギャロップダイナ

*4:主な生産馬:ソラノキャンパス・エミノディクタス・ハルーダ。

*5:主な所有馬:ダンデイアボロ・エミノディクタス・ダンディスピリット。

*6:通算成績:5812戦363勝。主な管理馬:ミスタートウジンナルシスノワールアンバルブライベン

*7:高野友和厩舎所属調教助手。通算成績:8737戦972勝。主な勝鞍:有馬記念(1987)・天皇賞('80春)・菊花賞('86)。

*8:生涯成績:15戦6勝、獲得賞金:144万8559フラン。 父Fine Top、母Sanelta、母の父Tourment。パリ大賞典(1963)・ジョッケクルブ賞('63)。主な産駒:サンシー・ゲイサン・Stratege。

*9:父Worden、母Dulzetta、母の父Bozzetto。

*10:Wild Risk、母Sans Tares、母の父Sind。

*11:生涯成績:11戦6勝、獲得賞金:2億1993万2000円。父ディクタス、母ダイナサッシュ、母の父ノーザンテースト。主な勝鞍:マイルチャンピオンシップ(1988)・阪神3歳S('87)。主な産駒:ヒシミラクルナリタトップロードティコティコタック

*12:Zalataia。生涯成績:23戦7勝。父ディクタス、母Tapioquerie、母の父Tapioca。主な勝鞍:オークトリー招待S(1983)。

*13:Palikaraki。主な勝鞍:アーリントンH。

*14:生涯成績:6戦3勝、獲得賞金:9914万3300円。父ディクタス、母シャダイギャラント、母の父ボールドアンドエイブル。主な勝鞍:朝日杯3歳S(1984)。主な産駒:ケニーキーラー・ロンリーボーイ・ショウハイムテキ。