STORMBRINGERとシンナーと山崎晃嗣について

痛いニュース(ﾉ∀`) : 【上海万博】 岡本真夜、盗作された「そのままの君でいて」の楽曲使用を許諾 - ライブドアブログ
中国は韓国とは別ベクトルで斜め上を行ってくれます。まさかこう来るとは。中国人は敵に回したらあきません。

　昼飯抜きという実に横着なダイエットの結果、約三月で10kg近く痩せました。のですが、腹回りは思ったほどへっこまず、代わりにちっちゃくなったのは、生半可な女性よりは豊満だった胸。痩せるときは胸からの俗説は真実だったようです。女性陣は迂闊に不必要な痩身術に手を出さないようにお願いします。

SRWZ進捗

• スペシャルモード2周目第33話「星が輝く時」ゼラバイアと交戦中。トップエース：セツコ＝オハラ@バルゴラ・グローリー。

時ははやくすぎる光る星は消える

熱い勇気を込めて

STORMBRINGER - 脱積読宣言

STORMBRINGER
唄：JAM Project、作詞曲：影山ヒロノブ*1、編曲：TRY FORCE。
WOWOWアニメ『鋼鉄神ジーグ』オープニング主題歌
初出：『STORMBRINGER』(2007.4.25)
収録音源：『STORMBRINGER』、『鋼鉄神ジーグ オリジナルサウンドトラック』、『JAM Project BEST COLLECTION Ⅴ　BigBang』
歌詞はこちら

　JAM PROJECTの「STORMBRINGER」の一番のサビのラストフレーズ。「DRAGON」の系譜を引く和風ロックテイストに、久しぶりの復活の水木アニキの叫びが映える名曲。荘厳といいたくなるような貫禄は、伝説を継いだ新たなる勇者の威容を讃えるにぴったり。是非貴方も一緒に吼えましょう。

STORM BRINGER

シンナー

闇を引き裂く稲妻が 俺の叫びだ雄たけびだ - 脱積読宣言

シンナー　thinner
　塗料を薄める為に用いる有機系の混合溶剤。狭義にはラッカーシンナーを指す。主として酢酸エステル類、アルコール類、トルエンなどを含み、塗装後は蒸発してなくなる。（『日本国語大辞典　第二版』より引用）

　二昔前のヤンキーの必須装備。大麻や覚醒剤に合成麻薬の入手が簡便になった昨今ではよほどの田舎の高校生か相当の能無ししか、手を出して無いんではないでしょうか。個人的にはシンナーの匂いは大好きで、幼少時マジックとかペンキをよく嗅いでいたのですが、脳味噌溶けるぞと親父に脅かされてしぶしぶ諦めたのを思い出します。脳味噌を冒し、歯茎を萎縮させ、骨まで脆くする禁断の快楽、頭脳容姿体力を全てを投げ打ってまで耽溺したくなるほどの魅力がそこにはあるのでしょうか。死ぬ間際にでも一度体験してみたいものです。まあそこまでの覚悟なら、半端せずにコカか阿片にいけよとは思わんでも無いですが。

薬物(ドラッグ)の害がわかる本―シンナー・覚せい剤・アルコール・タバコ

山崎晃嗣

輝く未来へと COUNT DOWN - 脱積読宣言

山崎晃嗣
　大正十二(1923)〜昭和二十四('49)年。学生金融会社「光クラブ事件」の主人公。千葉県木更津市生まれ。
　1943東大法学部に入学したが、学徒出陣して終戦時は陸軍主計少尉。東大に復学し、'48.9学生仲間と金融会社「光クラブ」を設立、月1割3分の配当で投資家を募り、月2割1分から3割の前払い高利で中小企業主などに貸し付けて利ザヤを稼ぎ、急成長したが、'49.7物価統制令と銀行法違反で検挙され、信用を失墜。300万円支払いを翌日に控えた'49.11.24青酸カリによる服毒自殺を遂げた。遺書には「私の合理主義からは、契約は完全履行を強制されていると解すべきだ。私はマキャベリズムにのがれるよりは、新たに事情変更の原則の要因をつくり出すことにした。契約は人間と人間との間を拘束するもので、死人という物体には適用されぬ。…私は物体にかえることによって、理論的統一を完うする」と書かれており、アプレゲール青年の事件として大きな話題を呼んだ。山崎をモデルにした三島由紀夫*2の小説「青の時代」がある。（『現代日本朝日人名事典』より引用）

　藤村操と双璧を成すタナトスの権化にして、インテリアウトローのはしり。になるのかな。三島由紀夫の「青の時代」のモデルとして著名。東大生の虚業家って共通点で、ライブドアのホリエモンが彼になぞらえられていたのが記憶に新しいです。
　三島の描く川崎誠の姿や、徹底的に偽悪趣味の日記や遺書から、演劇的な道化と見られがちな山崎ですが、個人的には、合理主義という化け物に取り付かれた哀れな一偏執狂だったのではないのかと思います。異常に詳細を極める行動予定表や、最後の一瞬まで自身の死の様子を記録に残そうとした狂気染みた執念はその思いを強くさせます。何より、彼が真面目な法学生だった時分に、体系立てようとした裁判の量刑の完全なる数値化の野望は既知を外れた人間の姿そのものです。激動の戦後に激しい光芒を残したアプレゲールの英雄を貶める気はありませんが、妄執に追われながらも一大事業を成し遂げようとした哀れな敗北者の姿の方が、あの醜くも美しい時代の象徴としては正しい気がします。

真説 光クラブ事件 ―東大生はなぜヤミ金融屋になったのか―

なんのために生まれてなにをして生きるのか

　半世紀前の山崎晃嗣に代表されるアプレゲール、四半世紀前のシンナーに代表されるヤンキー、そして現代ニコニコ動画に代表されるヲタク。いつの時代も良識者からは鼻をつままれながらも、新たな時代を切り拓くのはそういった既成の権威を嘲弄するアウトローたちです。振り返れば、私もそういった時代の魁となれるような雰囲気は皆無のまま青春も終わりを告げようとしています。三十路も近くになって今更そんな若気の至りに手を出せるほどの蛮勇は持ち合わせてはおりませんが、せめていくつになっても、熱き勇気を込めてと滾れるほどの何かをその胸に抱いていたいものです。願わくはこのブログがそれでありますことを。

アンパンマンのマーチ

帰ってきた今日の一行知識

鋼鉄ジーグのおもちゃはマジンガーZの超合金より売れた
物騒な主題歌だけが売りじゃあなかったんですね。いつか自分に男の子ができた時に買ったげるロボット玩具は何になるんでしょうか。一緒に燃えれる奴だといいな。

*1:SOLID VOX代表取締役。JAM Projectリーダー。代表作：「CHA-LA HEAD-CHA-LA」、「鳥人戦隊ジェットマン」、「EVER LAST」（歌手）他。

*2:代表作：「潮騒」・「金閣寺」（小説）、「サド侯爵夫人」（戯曲）他。