『敗因の研究』

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この人の真価はラストの捨て台詞と5/18の試合結果を見れば分かります。

　最近会う人毎に「太った？」と訊かれてる気がしますが、気のせいです、多分。

敗因の研究

考えていたよりもゴールはまだ遠いけど

　勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。小錦が千代の富士が野村監督が原田雅彦が喫した敗北。その理由を知りたい、敗北の意味を知るために。

　日経新聞の名物コラム「敗因の研究」の書籍化。良くも悪くも新聞のコラムな読後感が印象的。内容がないのに何かを得た気になる構成力と一切後を引かない読後感は絶品です。全体的に分量が絶対的に少ないので、「研究」の名とは裏腹にダイジェスト紹介記事になっているので、読み応えには欠けます。気になった人物団体は後で自力で調べましょう。我々にはwikipedia師匠やGoogle大先生がついています。

辛い時は助けてねちょっと休んだらほらね歩きだす

　研究と銘打ってる割にほとんどの項目で結論が重圧に潰されただの慢心に溺れただのの精神論に堕してしまっているのが、日本人の宿痾をかんじさせます。結局先の敗戦に何も学べて無いんですね。
　結論：ルポとドキュメンタリーはメイドインホワイトに限る。

負けないで、負けないで・・・

林原めぐみ 負けないで、負けないで・・・ by いるい - ニコニコ動画