【炎上】着物イベントのポスターが物議 「死に装束」指摘も...制作元は「ファッションに決まりない」:暇つぶしニュース
これは流石に物識らずにもほどがある。みんなもっと教養を大事にしようよう。
笑えないけど絶妙に笑える碌でもないトラブルシリーズ、まだまだ行っくよ~。
という訳で、今回は夜道を車で走ってて信号も横断歩道もない交差点を右折したら、当たり屋に特攻されたの巻。流石に前に飛び出す勇気はなかったのか、歩行者の目前を横切ろうとしたところいきなり速度を上げて自動車の右後方にダイブ。嬉しそうに「気を付けてもらわないとこまるよ~」って駆け寄って来たところを、上下ワークマンのチンピラスタイルの自分が怒色満面でお出迎えしたところ、いきなりトーンダウン。逃げ腰でナンバー撮っとくからなの捨て台詞吐いてくれてるのを遮って、「どうせ今から通報するから大丈夫だよ」と優しく声をかけたところ遁走。その後は、お忙しい警察の方の手を煩わせて小一時間の現場検証に付き合う羽目に。
ホント真面目に今度のGWにでもどっかお払いに行こうっと。
もう一度会える気がして約束の場所へ行く
我らが日本と国境を接し利害関係を異にする、世界に冠たる超大国ロシア。その皇太子が外遊の途中に日本に立ち寄ることに。放蕩の我が儘皇子の悪名高いニコライの機嫌を損ねずに無事お帰りいただけるのか。おもてなしの国日本の絶対にしくじれない接待が今始まる。
安定安心の吉村文学、今回読んだのは大津事件に題を取った『ニコライ遭難』。上の惹句の願いむなしく、警護の警察官によるテロで、皇太子にそこそこ重傷を負わせるっていう最悪の想定の斜め上を行く大惨事に遭遇した松方首相を筆頭とする首脳陣はいかに対処したのかのドタバタ喜劇。前半のニコライ皇太子のお気楽ご気楽日本周遊記パートに、中盤の事件発生直後から始まる政府首脳はおろか明治天皇までを巻き込んだドタバタスライディング土下座パートに、司法の独立を守らんと独り敢然と立ち向かう児玉惟謙無双パートにと一粒で三度美味しいお得な構成。特に白眉は最後の児玉惟謙の大活躍。国際政治を介さぬ青臭い理想論を掲げる書生かと思いきや、松方・西郷らの強面の恫喝に屈せず、寝技も根回しも存分に奮って自身の意志を貫き通すその姿はまさに大英傑。特に全てが終わって捨て台詞を吐いて帰ろうとする西郷従道に対して言い放った「およそ社会で法律ほど堅苦しいものはありません。(中略)法律理論のやむを得ないことで、どうぞご理解ください。(中略)ロシアが野心を露骨にして軍事行動に出れば、戦争を避けることはできないでしょう。その折は、私も司法官の一帯を組織し、閣下らの指揮のもとに戦います。その時は、堅苦しい法律は持ち出しません」の啖呵にはもう痺れました。という訳で、安定安心の吉村作品ですが、その中でもなかなかに華やかで読みやすい一冊だと思います。是非ご一読を。