脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

『死の峠~元抑留者が見つめた無条件降伏の真実』

【石川】熱中症で92歳男性が重症に…エアコン31度に設定:ハムスター速報
戦前生まれの高齢者のエアコン軽視は異常。夏が介護施設の繁忙期なの半分くらいこれが原因です


 お盆なのに首都圏大渋滞。コロナのバカ(泣)


聖剣伝説3 TRIALS OF MANA進捗

  • 聖都ウェンデル到着。主人公の職業:アマゾネス。


雪と風のシベリアは寒いじゃろうつらかったじゃろうと命の限り抱きしめて

 国境の町ハイラルで暮らす平凡な一家に降りかかる突然の悲劇、昭和二十年八月九日ソ連満洲侵攻。愛する家族と引き離され収容所生活を余儀なくされた男の九年間の苦闘の物語。


 「半分自費出版に近いマイナー出版社刊」「本人の遺したノートを家族が再編集」と地雷臭しかしないカタログスペックですが、読んでみるとあにはからんやかなりの名著。抑制をきかせつつも抑えきれない怒りと愚痴と苦痛がかなり読者の胸を打ちます。内容はよくあるシベリア抑留体験記ですが、この作者の面白いのは不思議と前途への絶望や死への恐怖が感じられないところ。客観的で理性的で心の強い人だったんだろうなあと勝手に想像。なろう系主人公ばりにロシア人の想像を超える労働能率と精度を見せつけてたりするのがちょっと笑えます。旧軍時代の階級を笠に着て搾取やいじめを率先する元将官や、平気で仲間を売り飛ばして共産主義に転向するアカの犬あたりへの怒りと舌鋒が鋭いのは極限状態では同胞の敵は同胞を地で行っていて少し考えさせられます。以上ドマイナーですが、読むべき価値のある一冊だと思います。少なくとも間違いなくミーハーとか後追いとかは言われませんよ。

とどかぬ願いと知りながらもしやもしやにもしやもしやに

 結論:負ける戦争はやるもんじゃない。この悲劇を二度と繰り返さないためにも憲法九条改憲を。

特選・歌カラベスト3 岸壁の母/九段の母/百年桜

特選・歌カラベスト3 岸壁の母/九段の母/百年桜


岸壁の母 - 二葉百合子

帰ってきた今日の一行知識

シベリア抑留が長引いたのは日本共産党の工作の所為

分かってるだけでも徳田要請事件とか色々やらかしてますよね。やっぱりあいつらは日本人の敵だ